今年に入ってから、日本からグリーティングカード、年賀状が毎日届きます。
その中で目を引いたのが友人の婚約のご報告。
七福神みたいな派手なカードに小さくサラリと書いてあるから、え? ええ? えええええええ?と何度も見直してしまった。
彼女は、私の友人の中で一番年上で50代ですが初婚になります。外見も中身も若くてとてもきれいで美容に気を遣っているので、私にとって恭子さん(叶姉妹の)のような人。そして性格はとても明るくて面白くてオープンな人なので、SATCのサマンサのような感じ。
彼女は10数年間におよぶ妻子ある人との大恋愛に終止符を打った後、一生独身を通すと言ってその後は社交ダンスに打ち込んでいました。
だから、え?ええ?と驚いたし、すごく嬉しかったのです。
プロになるんじゃないかという勢いで何年も続けていた社交ダンスはやめることにしたそうです。男性と至近距離で踊るダンスを婚約者の方があまり快く思っていないからだそう。
これは、私も結婚してからほとんどサルサに行かなくなったので分かります。私がやることに何も反対しないソルが、唯一あまりいい顔をしなかったのがサルサだったので。
それから、社交ダンスはお金がかかるからというのが第二の理由だそう。独身の今はお給料を全て自分のやりたいことにつぎ込めるけれど、このままだとダンス破産しそうな勢いだから結婚したらこういうわけにはいかないと。
そっか、、、、。
彼女がダンスをやめるのは残念だけど、あんなに夢中になっていたダンスをやめてもいいと思える人と出会って結婚することになり、彼女がとても幸せそうだから、素直に、心から、嬉しかった。
結婚してしばらくして落ち着いたら、何か一人でできるダンスに転向してもいいんだしね。
一方で、以前からずっと悩んでいて別居が決まった友人が2人います。
そして別居こそしていないものも、「この結婚は失敗だった」と書いてある友人がいました。 ちなみに彼女は2年半前に電撃婚したから、出会ってまだ3年もたっていない、私から見たらラブラブ新婚さん期間なのだけど。
彼女もまた明るくあっけらかーんとしているので、「今世はこれで我慢して来世に期待しているの。来世では今の旦那と出会わなくて済むように、私の周りをうろちょろしないように言い聞かせているの。」だとか。
あはは。ご主人にそういうことを言える間柄なら大丈夫かも。文句を言いながらも上手くやっていくんじゃないかと。
「日本人既婚女性の85%が夫になんらかの不満を持ってるってデータがあったから、ま、みんな一緒かな」とも書いてありました。
そ、そうなんだ、、、、、。
お恥ずかしながら、私は生まれ変わってもまた絶対にソルと出会って結婚したいと思っています。
夫に対して特に不満はないし、いままで喧嘩をしたことも一度もないし、こんなに私にピッタリ合う人はもういないと思っているし、、、。
自分がそうだと、つい大半の人もそうなのではと思ってしまいがちですが、実際10組カップルがいたら、10組それぞれなんだろうなあ。
最近はごくたまにの近況報告になってしまったけれど、おお!と喜んだり、残念に思ったり、お子さん大きくなったなあと思ったり、日本の友人の手紙やカードはいろいろ感慨深いものです。