最近、疲れたなあと感じることが多くなった。体力には自信があり、普通の人の3倍は活動できるぐらいの自信があったのだが、このごろ身体が重いのだ。
理由を考えたら、思い当たることがあった。
震災後、ニュースに原発や、放射能関係のニュースに敏感になった。テレビや新聞、ネットの最新ニュースはどうしても気になってしまう。地震が起これば、実家は大丈夫か。福島第一原発のあたりは揺れていないかと気になってしまう。
そういうニュースを気にしながら、通常の仕事をする。
家に帰ってきたも、放射能関連の番組をやっているとみてしまうし、ネットも四六時中、チェックしている。
そんなことを繰り返してきたために、疲れがたまってしまったようだ。今までの生活以外に、福島や放射能、原発についてつねに気にしている。二重生活という感じだ。
かといって、放っておけないし。(ある意味、日々の仕事より、重大な問題が多すぎる)
今朝のNHK、あさいちはいわき特集でした。
有働キャスター以下、出演者全員がスパリゾートにわざわざ来てくれて、現地からいわきの良さをアピールするお手伝いをしてくれました。
NHKはありがたいですね。
夜のNHKニュースも、クローズアップ現代も、片時も被災地のことを忘れていない番組作り。本当にありがたいです。
多くの民間放送が、原発や財界の圧力を受けているのではないかと邪推したくなるような番組の作りをしているように感じる中、NHKだけは、原発問題について公平な視点で報じていますし、エネルギー問題についても、公正に国民の気持ちを代弁してくれているように感じるのは、私だけでしょうか。
この↓記事によると、原発事故の影響で電気代を払えなくなった農家への電力供給を、東電が停止するそうで。
ひどい話です。
仕事が一段落したので、やっと実家に帰ってきた。放射能の影響が懸念されるため、今年の夏休みの帰省は、家内と子ども達は同伴せず、私1人になった。
立て続けに野球部の仲間と会って、母校の話をした。夏の予選で1回戦負けしていたため、現場もOBもショックを受けていないか、心配だったのだ。
いろいろと話すことができてよかった。
結論を言えば、こういうことだ。
母校野球部が置かれている状況は厳しい。 もともと県内屈指の進学校だったのが、男女共学になって男子生徒数が下がった。絶対数が少ない上に、テストのハードルが上がった。運動神経がよくて、勉強もできて、野球が好きで、という中学三年生は、それほど多くない。
県内の男子校も女子校も共学になり、女子校だった高校に男子野球部ができた。そのため、県内の野球部数も増え、競争が激しくなった。
私立の強豪が全国から選手を集め始め、太刀打ちするのが難しくなった。
景気が悪くなって、親御さんのお財布が厳しくなったため、厳しい部活の練習を敬遠する親御さんが増えた。浪人するのも大変だ。 就職が厳しくなったため、親御さんも生徒も、勉強をしっかりしなければという気持ちが強いようだ。 さて、こんな環境で、地方の公立進学校が甲子園に出るというのは、奇跡に近いのだと思う。
さらに震災である。いわき市は、津波、原発、風評被害の三重苦だ。普通に生活するのでさえ苦しい時なのだ。
この環境で、外の人間が「市民を元気づけるために、ぜひ甲子園に出て欲しい」と応援してくれるのは有り難いが、それができなかったからといって非難されたら現場は可愛そうだ。
母校は40年近く前に、炭鉱の閉山で町が沈んでいる時に、夏の甲子園で準優勝して、故郷の人々を元気づけた。それは、言ってみれば奇跡的なことで、困難だったからこそ全国的な野球ファンの後押しを受けたと思う。
奇跡的だったからこそ価値があったのだと思うし、感動もあったのだと思う。だが、「状況からして起こすのが難しい奇跡」というのは、そう簡単には起こせないのだ。
そこで結論だが。こうである。
任された人間が、自分の思うようなチームづくりをし、選手育成をする。現場が一番、実情を知っているし、活路をどう見いだすかということを真剣に考えている。周囲は、それを信じるしかない。信じられないなら、その任された人間に替わる別の候補者を連れてくるしかない。(今の責任者は、県内の超弱小高校だった2校を強くして、そのうち1校からはプロで15年も活躍する選手を出しているのである。この人以上の適任はなかなかいないと思うが)
任された人間に必要なのは開き直りだ。「クビを切られたらいつでも去る。でも、クビを切られるまでは、全力で自分が思い描くチームを造る」と。そういう開き直りが無ければ、中途半端なチームしかできないのではないだろうか。中途半端なチームには、奇跡など起こせるはずがない。
結局、人生なんてもんは、非難されようが、悪者になろうが、バカにされようが、自分が信じる道を真っ直ぐに突き進むしかないのだ。
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