セビージャでクリスマスを | いいなぁ日本  ~今度は北アイルランドから発信中~

セビージャでクリスマスを



今年は家族が3人になる
2人の最後のクリスマスだからと夫がセビージャに行こうと提案

久々に泊りがけの旅行
それもホテルで!!
家事、洗濯一切なし!!いやっほぉーそりゃ~どこにでも行きますよ!!(*^▽^*)
って気分ですが

私は妊婦だから無理は禁物だよなぁ
でも、大丈夫かな?との葛藤の末


バスで!!

んでもって6時間かけて!!

セビージャに向かうことになりました。



バスでは揺れが気になったのでひたすら寝る!
知らん振り作戦です……(-。-;)


インフォメーションメトロメンデスアルバロから
朝に出て行って昼に着き
途中15分の休憩有

着いたらまたもやホテルに入って昼寝(ホント良く寝れるよって感じ)

起きた頃には日も暮れて…
ご飯をあさりに出かけたのである


でも、ココはスペイン!キリスト教カトリックの国
24日の夜は家族で夕食
空いてる店は少なかった…(iДi)
というかここって観光地ですか?と聞きたくなるほど
歩いている人 ……ちら…ほら……


重要ヨーロッパでのクリスマスを考えている人はご注意を!!
24日の夜は家族で夕食・25日の昼も家族で家ランチ



それでも頑張って練り歩いていると
アイリッシュパブを見つけ
ハンバーガーとシチューを食べました。
24日ディナー

こらこら!!!
ヽ(`Д´)ノ{食いかけうつすな!!




くいかけ

ってお前のか~~!!!!

スペイン歩きのネナさん のように食べる前を写すことが出来ない私…
写さなきゃと思ったときは、すでに空っぽの皿が残されてる…

食べ物ブログは絶対できないな…( ̄_ ̄ i)


上の写真は
ガツいてる途中でSTOPパーかけられ
食いたいから早くしろ!と急かされた夫が泣きながら撮影カメラ



下の写真は
記念だからとSTOPパーかけて撮影してるそばから
食い始めるガツガツ卑しい私の図




食べ物に卑しい私が皆さんにも分かったところで(-。-;)


イスラム教とキリスト教の歴史が色濃く残るここセビージャ
食べるところを探している最中も
綺麗な建物た~~~くさん見ました。


一番好きな場所は?と聞かれたら
カテドラル!


が、そこはやっぱり私
一癖縄にはいかない

カテドラルの中の



コロンブスの墓!!
(コロンブスが中に眠っているかは謎)



さぁさぁ!!

 
でた~クラッカー

   語り屋の登場!!



っ 語りや~~!!やったー


この胸のあつ~~い想いを語っちゃうと長くなりますよぉ~~



危険!危険~
チュウイホ!ちゅういほ~
非難して下さい~~!!}(ノ◇≦。)




注:ここからは長くなっても、胸のうちを聞きたいという寛大な方のみどうぞ手



4人の王様がコロンブスの棺を担いでいるこの銅像
コロンブス3

昔、スペインは4つの国に分かれていて
その国々の4人の王がアメリカ大陸を発見したコロンブスに感謝したということでこの形




4人の王が着ている服にも紋章やら意味深そうで
私の興味をひいたのだ恋の矢


そしてそして、夫が盗み聞きをした結果

この王の一人にご注目!!

コロンブス5
キリスト教の象徴十字架を掲げコロンブスの棺を担ぐ王


コロンブス
その十字架の下をつーっと辿って見ると
小さな玉があるのが見えるでしょうか?


その小さな玉を拡大したものがコチラ↓
コロンブス2
そう、日本で言うザクロです。
ザクロはスペイン語で”グラナダ”と言います


スペインは昔キリスト教でした。
それは以前トレドの旅でお話しましたが、記事はコチラ

そこにイスラム教がやって来てイスラム支配となりました。
※もちろん戦争、争いだけではなく
イスラムとキリスト教徒が仲良く暮らしていた時期も長くあります。
むしろ共存していた時の方が長いくらいです


イスラム支配下になったスペインを
北の方から順々にキリスト教が取り戻していきました。


北より南の方がアラブ系の建物が多いスペイン
それは南に行くほどイスラム支配が長かった証なのです。


そして追い詰められたイスラム教はセゴビア等を後にして
最後の砦のグラナダへ向かいました。
とうとうグラナダもキリスト教が取り戻し
そして、今となっても
スペインはキリスト教の国となったのです。


そう、その象徴が
この銅像でも分かるように

十字架はキリスト教の象徴

ザクロはグラナダを意味

キリスト教がイスラム教を制圧したという銅像だったのです。



~ぁ~っビール


ぁ~大いに語って満足~!


歴史って面白い
って肌で感じて初めて思う





学校ではぜ~~~んぜん面白くなかったのに……ね!



コロンブス4