子供の頃から、

 

「自分は汚れている」という感覚があった。

 

 

 

いつからこの感覚を持つようになったのか

 

はっきりとは覚えていないが、

 

 

 

覚えているのは

 

幼稚園入るか入らないかくらいの頃。

 

2、3才くらいだと思う。

 

 

 

その頃、すでにこの感覚はあった。

 


 

 

お父さんが、日常的に

 

私の口にチュー(キス)をしていた。

 

 

 

 

 

私は小さいながらも

 

それが父の愛情表現だとわかっていたので、

 

わたしは父のチューを受け入れた。

 

 

 

 

父が会社に行く

 

「行ってきます」のときとか、

 

帰ってきて抱っこされた時など。

 

 

 

 

 

父の口は油っぽくて、

 

気持ち悪くて、

 

私はチューをするのが嫌だった。

 

 

 

酔った時はお酒くさくて、一層いやだった。

 

タバコを吸うと、さらに臭くなった。

 

 

 

 

父はダイドーの缶コーヒーを好んで飲んでいて

 

タバコと、ダイドーの缶コーヒーの混ざり合った味の時は

 

なおさら嫌だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

父にチューをせがまれて

 

チューをしたあと、

 

私の身体の中に父のエキスが入った気がしたので

 

父の見ていないところで口を拭った。

 

 

 

 

でも、それではもうすでに遅くて、

 

父のエキスは、私の身体の中を全身にめぐって

 

口をいくら必死に拭っても

 

もう間に合わないのだった。

 

 

 

 

慣れというのは怖いものだ。

 

 

わたしにとっては

 

父は逆らってはいけない存在だった。

 

 

過去の記事↓

お父さんに言ってはいけないと思っていたこと

 

 

 

チューをするとお父さんが喜ぶのを知っていて

 

気をつかって仕方なくいやいやながらも

 

父が帰ってくると

 

わたしは自らチューをしたのだった。

 

 

 

 

父が、近所の人とお酒を飲んだり

 

親戚が集まった時、

 

酔ってみんなの前で、

 

チューをさせられることもあった。

 

 

 

大人たちは、それを

 

「子供の可愛らしいしぐさ」として

 

笑って見ていた。

 

 

 

だれも、助けてはくれなかった。

 

 

 

 

 

 

 

もう少し大きくなって

 

小学生くらいか?

 

 

「はじめてのキスは、ファーストキスと言って、好きな人とするものよ。」

 

 

そんなのを聞いた時、

 

「わたしは、お父さんとチューをしてしまったから

 

ファーストキスはもう、ない。」

 

と、思った。

 

 

 

もう、私の身体の中には、

 

あの頃の、

 

父のエキスが全身に巡っている。

 

 

 

「自分は汚れている」という感覚が、もう、すでにあった。

 

 

 

 

 

 

そして、


幼稚園年長くらい。5~6才のころ。

 



秋の終わりかけの、

肌寒くなった今くらいの季節。



「寒いからズボンを履いていきなさい」っていう

 

母の忠告を無視して

スカートを履いて

 

お友達と遊びに出掛けてしまって。

 

 

 


「道がわからないから教えて」って。

 

 

 

車から降りてきた知らない男の人に

 

声をかけられ、


ぐいっと抱き上げられて、

 

パンツに手を入れられた出来事があった。



前にブログに書いた↓
■言えなかった秘密を打ち明けた。




そのまま車に連れ込まれそうになったけど、

キャア!ってわたしが声を上げたから、

男の人は慌てて逃げて、

ビューンと車は去っていった。


とてもこわかった。


けど、それよりも、

お母さんにバレるのがこわかった。


友達が、大人に告げ口するんじゃないか、

こわかった。



お母さんがあんなに

「ズボンを履いていきなさい!」って言ったのに、


私がわがままを言ってスカートを履いたから、

こんなことになったんだ。





そのまま、

このことは誰にも言ってはいけないこととして、

胸の奥にしまった。



股に何かを入れられたのではないか、

怖くて怖くて、

その日は遅くまで寝られなかった。



それから、お風呂でお尻を

ゴシゴシ何度も洗った。


「お尻になにかつけられたんじゃないか??」

こっそり、鏡で確認したりもした。

よくわからない。


よくわからないけど、

わたしは、もう、ふつうとは、ちがう。




この時から、

わたしはスカートを履くのが怖くなったし、


「周りの清潔な子と違って、

 わたしのおまたは、もう、汚れてる」

 

 

そう思った。

 

 

 

 

「ショウガ」に毒消し作用があると知ったわたしは、

 

紅生姜が弁当などに入っていると、

 

積極的に無理して食べた。

 

 

 

知らない男の人に触られた

 

あの毒をちょっとでも消せるのではないか、と思ったから。

 

 

 

 

もっと大きくなって

 

小学2、3年の頃か?

 

 

 

.ック.スのことを知って、

 

「処.女」という言葉を知った。

 

 

 

「わたしは、もう、処.女ではない。」と思った。

 

「あの、幼稚園の時、知らない男の人に手を入られたから。」

 

 

 

 

今となって冷静に考えれば、

 

実際に陰.部に指を入れられたのではないとは思うが、

 

 

小学生の当時はそんな知識もなかったし

 

「わたしは、処.女ではない。汚れている。」と

 

そんな感覚が、べったりと張り付いていた。

 

 

 

 

 

そして、小学低学年のころ、

 

友達の男子の家で

 

パンツの見せ合いっこをしていた。

 

 

ゲームに負けると

 

男子にパンツを見せないといけない。

 

 

その遊びは次第にエスカレートして

 

「負けるとおま.たを触られる」という遊びになった。

 

 

 

 

私は、もうその時点では

 

「自分は汚れている」という感覚を持っていたので

 

ゲームに負けておま.たを触られることも、

 

チューをされることも、

 

なんとも思わなかった。

 

 

 

ゲームに負けておま.たを触られているのを

 

まわりの男子が見て笑っていた。

 

 

 

だれも、助けてはくれなかった。

 

 

 

 

 

ああ。

 

書いていたら、次々でてくるな。

 

 

 

 

 

小学高学年になって

 

クラスの隣の席の男子に、

 

授業中、こっそりおま.たを触られることもあった。

 

 

 

 

嫌で嫌でしかたなかったが、

 

「嫌だ」とは言ってはいけないと思っていた。

 

 

「嫌だ」と言っても、

 

だれも、助けてはくれないと思っていた。

 

 

 

 

なぜか、それが当たり前と思っていて、

 

なぜか、それを受け入れてしまった。

 

 

 

 

あるとき、

 

冗談交じりに母に

 

「〇〇君に授業中おま.たを触られる」と言ったら、

 

母がそれを、深刻に捉えて、担任の先生に伝えた。

 

 

 

 

担任の先生(女)が、私に話を聞いて

 

「それは嫌だったねえ。」と言った。

 

 

「次に〇〇君に触られたら、先生にこっそり言って」と。

 

(この時の面接の様子は、それ以上詳しく覚えていない)

 

 

 

 

わたしは初めて

 

「ああ、これは『嫌だ』って言っていいことなんだ。」と思った。

 

 

 

 

次の日の授業中、

 

いつものように〇〇君が

 

わたしのおま.たを触ってきたので、

 

わたしが「キャア!」と声をあげた。

 

 

 

 

 

そしたら、

 

担任の先生が

 

ツカツカと〇〇君と私の席にやってきて、

 

 

「またやったの!?」と言って、

 

ピシャリ!と、〇〇くんの頬を平手打ちした。

 

(今ならきっと問題になるだろう)

 

 

 

先生は、たいそう憤慨して、

 

〇〇君を、こらしめた。

 

 

 

 

「このことについては、うわさにしたり、 

 

一切、話にしないように。

 

何があったのか、あやさんに聞いたりもしないように。」

 

 

先生は、クラス全員に、そう言った。

 

 

 

 

 

 

私は、その時

 

「ああ、大人って、助けてくれるんだな」って思った。

 

 

 

 

 

しばらく、クラスの子達に

 

「何があったの?(ニヤニヤ」と聞かれたりしたが

 

 

 

わたしは、言ってはいけないことのような気がして

 

「わすれちゃった」としらばっくれた。

 

 

 

 

 

先生はわたしを助けてくれたけど、

 

こんなめんどくさいことになるなら

 

黙っていたほうがよかったのかもな、と思った。

 

 

先生に言ったお母さんに対しても、

 

「余計なことしてくれたな」と

 

ちょっと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供の頃から、

 

「自分は汚れている」という感覚があった。

 

 

 

 

 

こう書き出してみると、けっこうあるな。

 

 

記憶の奥では覚えていたけれど、

 

とくに思い出すこともなく、すっかり忘れていた。

 

 

 

他にもあるかもしれない。

 

 


 

よく男性不信にならなかったな、私。(笑)

 

いや、ある部分では、

 

もしかしたら男性不信なのかもしれない。

 

 

だから、こうしているのか。

 

 

 



いろんなことが繋がるな、、、、、


認めたくないけど、納得がいく。




 

 

 

あるきっかけで、

 

今日、どどどっと思い出した。

 

 

 

それは、また今度書こう。

 

 

 

 

 

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