ナチュラルに恋して…んの?
テーマ:上京後こう見えてわたし、といういい方は何となくいやらしいのですが、エコだのオーガニックだの天然素材だのっていうシンプルライフ路線に、しばしばハマりがちな人間です。
MILK&Jane&エミキュの巣窟と化したクローゼットの中に、たまに「 陶芸家?」と思うような麻の服が混じっていたり、冷え取り靴下4枚セットが潜んでいたりします。
ポリエステルの服ばっかり着ているくせに布ナプキンを使用しているとか(紙と併用です)、家にあるレシピ本が半分くらい自然食系だとか(ほとんど作ってねーけど)、最近ですと、精製水すら使っていないという植物エキスオンリーのピュアな(笑)化粧品ラインを使い始めたりとか…。
「クレヨンハウス」や「ガイア」」に行くと妙にテンションが上がるし、も、もしやわたしの正体ってば、コアな自然派無添加乙女だったのか?? そうだったのか~~~!?
しかし、翻って己の普段の姿を見てみれば、服装はご覧のとおり若干不自然、主食はポテトチップスと卵かけごはん、部屋は服と本で埋まった物置状態という、シンプル&ナチュラルライフとは対極すぎる生活態度。超不規則系の仕事で、さらにそれを悪化させているありさまです(あっ、仕事のせいにした)。
別に、ギャップをさらしてモテようとしているのではありません。
だいたい、このテのカミングアウト(?)は気恥ずかしいものです。何故って、「正しい(正しそうな)こと」には、しばしば気恥ずかしさが伴うものだからです。わたしのようなイジましい人間には、そういうのは重くて受け止めきれません。
昔、成り行きでとあるスピリチュアルなイベントに参加した際、あまりにポジティブでラブ&ピースでロハスでウォーミングな空気に、心が消化不良を起こしそうになったことを思い出します。いや、とてもいい体験ではありましたが、なにぶんわたしの側の受け入れ土壌がなく、居場所がなさすぎてちょっと苦しかったです…。まだまだこういう世界は敷居が高くて、修行(何の?)が必要だなと身にしみたものでした。
体や心によい(とされる)ものごとを積極的に行う、取り入れるのに、わざわざそんなふうに構えなくてもいいじゃん! と思いますよね?
でもちょっと、あくまでも自分に関していえば、安直な逃避だなあと、さては外壁だけ取り繕おうという浅い魂胆だな?と、薄々、疑いの気持ちがあるんですよね。
自分の心情を顧みるに、こんないいものを食べて、こんないいものを体に取り入れて、こんなにいいことを実践している自分は正しい!正しいことをしているんだお! と安心したいのかな、という気がします。そして、正しいことをしているからには、今抱えている問題もすべてうまくいくはずだ…という結論ね。心の芯がブレているときに、こういう系統のものにすがりたくなる傾向があるようです。ま、けっこういつもブレてますが(苦笑)。
でも、冷静になってみれば、玄米を食べるとか、半身浴するとか、オイルマッサージするとか以上に、他にやることあるだろう! と。そっちはあくまでもサブなのに、過剰に金と時間を割いて、血眼になって体にいい食品や化粧品を探している場合ではない! 体にいいものを取り入れることは、生きるための便宜であって目的ではないのだから!
たぶんですね、このへんの“目的”のブレがきつくなってきたときに、自然派にぐーっとハマるんですよ、わたしの場合。問題のすり替えを行っているというんでしょうかね。
って、そんなヒネくれなくてもいいんだけど、なんかこういう路線にハマるときって、ちょっと宗教にハマる感じに似ている気がして(経験があるわけじゃないけど)、ハマりそうなときは適度にブレーキかけつつ、心の状態をチェックしないとなー、と思う次第です。
いつもケーキばっかり食べている(ex:MILKの服を着る)と疲れるから、時々は和食も食べよう(ex:homspanの服を着る)、というくらいの気分が、ちょうどいいのかもしれません。
実際、自然食系ショップに行くとミーハーな興奮が湧き起こって来ますしね。ここでしか手に入らなそう感にそそられるのか、よくぞこんなにマニアックな商品ばかり! という感動なのか定かではありませんが、小さな工場でコツコツ作っていそうな素朴な石けんなんか見ると、萌えに近い感情を抱きます(笑)。趣味としては面白い分野ではありますよね。一度、自然派コスメしか置いていない、広~~~いフロアに行ってみたいわ! ハアハア…。
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