☆本家はコチラ→放浪乙女~フーライ嬢野ぎくちゃんの世界一周モバイル放浪記~ のろりと更新中!ひっそりとロシア編が終わりましたのであります(苦笑)。(最終更新日:1/13)


『決定版 女ひとり旅本』 もどうぞよろしくですっ\(^o^)/

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2012年02月08日

ナチュラルに恋して…んの?

テーマ:上京後

こう見えてわたし、といういい方は何となくいやらしいのですが、エコだのオーガニックだの天然素材だのっていうシンプルライフ路線に、しばしばハマりがちな人間です。
MILK&Jane&エミキュの巣窟と化したクローゼットの中に、たまに「 陶芸家?」と思うような麻の服が混じっていたり、冷え取り靴下4枚セットが潜んでいたりします。
ポリエステルの服ばっかり着ているくせに布ナプキンを使用しているとか(紙と併用です)、家にあるレシピ本が半分くらい自然食系だとか(ほとんど作ってねーけど)、最近ですと、精製水すら使っていないという植物エキスオンリーのピュアな(笑)化粧品ラインを使い始めたりとか…。
「クレヨンハウス」や「ガイア」」に行くと妙にテンションが上がるし、も、もしやわたしの正体ってば、コアな自然派無添加乙女だったのか?? そうだったのか~~~!?


しかし、翻って己の普段の姿を見てみれば、服装はご覧のとおり若干不自然、主食はポテトチップスと卵かけごはん、部屋は服と本で埋まった物置状態という、シンプル&ナチュラルライフとは対極すぎる生活態度。超不規則系の仕事で、さらにそれを悪化させているありさまです(あっ、仕事のせいにした)。
別に、ギャップをさらしてモテようとしているのではありません。
だいたい、このテのカミングアウト(?)は気恥ずかしいものです。何故って、「正しい(正しそうな)こと」には、しばしば気恥ずかしさが伴うものだからです。わたしのようなイジましい人間には、そういうのは重くて受け止めきれません。
昔、成り行きでとあるスピリチュアルなイベントに参加した際、あまりにポジティブでラブ&ピースでロハスでウォーミングな空気に、心が消化不良を起こしそうになったことを思い出します。いや、とてもいい体験ではありましたが、なにぶんわたしの側の受け入れ土壌がなく、居場所がなさすぎてちょっと苦しかったです…。まだまだこういう世界は敷居が高くて、修行(何の?)が必要だなと身にしみたものでした。


体や心によい(とされる)ものごとを積極的に行う、取り入れるのに、わざわざそんなふうに構えなくてもいいじゃん! と思いますよね?
でもちょっと、あくまでも自分に関していえば、安直な逃避だなあと、さては外壁だけ取り繕おうという浅い魂胆だな?と、薄々、疑いの気持ちがあるんですよね。
自分の心情を顧みるに、こんないいものを食べて、こんないいものを体に取り入れて、こんなにいいことを実践している自分は正しい!正しいことをしているんだお! と安心したいのかな、という気がします。そして、正しいことをしているからには、今抱えている問題もすべてうまくいくはずだ…という結論ね。心の芯がブレているときに、こういう系統のものにすがりたくなる傾向があるようです。ま、けっこういつもブレてますが(苦笑)。
でも、冷静になってみれば、玄米を食べるとか、半身浴するとか、オイルマッサージするとか以上に、他にやることあるだろう! と。そっちはあくまでもサブなのに、過剰に金と時間を割いて、血眼になって体にいい食品や化粧品を探している場合ではない! 体にいいものを取り入れることは、生きるための便宜であって目的ではないのだから!
たぶんですね、このへんの“目的”のブレがきつくなってきたときに、自然派にぐーっとハマるんですよ、わたしの場合。問題のすり替えを行っているというんでしょうかね。


って、そんなヒネくれなくてもいいんだけど、なんかこういう路線にハマるときって、ちょっと宗教にハマる感じに似ている気がして(経験があるわけじゃないけど)、ハマりそうなときは適度にブレーキかけつつ、心の状態をチェックしないとなー、と思う次第です。
いつもケーキばっかり食べている(ex:MILKの服を着る)と疲れるから、時々は和食も食べよう(ex:homspanの服を着る)、というくらいの気分が、ちょうどいいのかもしれません。
実際、自然食系ショップに行くとミーハーな興奮が湧き起こって来ますしね。ここでしか手に入らなそう感にそそられるのか、よくぞこんなにマニアックな商品ばかり! という感動なのか定かではありませんが、小さな工場でコツコツ作っていそうな素朴な石けんなんか見ると、萌えに近い感情を抱きます(笑)。趣味としては面白い分野ではありますよね。一度、自然派コスメしか置いていない、広~~~いフロアに行ってみたいわ! ハアハア…。

2012年01月27日

「旅人の恩返し」第4昼に出ます☆

テーマ:

旅人チャリティイベント「旅人の恩返し」に、またも、しつこく、図々しく出演させていただくことになりました。
前回の同イベントは、「旅行人」休刊イベントということで、かなり豪華な内容になっていましたが、今回はお前かよ!という感じでたいへん恐縮です。


内容は、夏の「女一人旅」イベントの第2弾で、ちょうどひなまつりの日っつーことで、テーマが「かわいい」となっております。
こ・れ・は…得意ジャンルどんぴしゃキタコレ(・∀・)と弾けたのもつかの間、よく考えたら旅先ではあまり真面目にかわいいものを追求しておらず、肝心なものは写真に残していないことに気づき(アレとかコレとか)、うーんネタが出せるのであろうかと早くも不安を感じております。
しかも、出演者がなんかかわいいものを放出するらしい! 家にあるかわいいものと云ったら、MILKとエミキュとJaneのお洋服しかないけど、企画趣旨にぜんぜん合ってないよね!
実家に帰って旅のいろいろなもん漁ってこないと…っていつ帰るんだお!? 分かっていれば、お正月にやっときゃよかったぜ~(T_T)


…とこのように、相変わらず不安でいっぱいではありますが、大丈夫、わたしはできる子です(泣)。
当日までには、栗東の坂路で追い切りやって、きっちり馬体を仕上げてくるから!(絶叫)


以下、告知文でございます。女子イベントと銘打ってますが、男子も大歓迎でっす! だって、前回の売れ行きを考えると、とても女子だけで席が埋まるとは…モゴモゴ。
そおいや東北ボランティア報告はどなたがされるんでしょう? 女子大生?
わたしは9月から行ってないしな…(すみません;)。


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旅人の恩返し 第4昼
「ひなまつりスペシャル企画 女一人旅☆かわいいがいっぱい!」


3月3日、女子の特別な1日・おひな祭りにお届けするのは
「かわいい」がいっぱいの旅イベント。


ディープな旅人たちが、世界で見つけた「かわいい」を
写真や実物でプレゼンする「世界かわいいもの選手権」を開催!

アジアや中南米の民族衣装、中東やアフリカの謎のお菓子、
旅先のおいしい食べものの数々を力説します。


会場では民族衣装や雑貨の展示&一部販売、
ひなあられ代わりに、エスニックなちょっぴりおやつもご用意。
出演者が放出する「かわいいもの」が当たる抽選会も実施予定☆
東北ボランティア報告もありの盛りだくさんです。

女子旅気分満載のおひなまつりを一緒に過ごしませんか?


チケットと飲食の売り上げに応じたロフトからのペイバックを全額、
「旅人の恩返し」は責任を持って日本赤十字に寄付いたします。
楽しい旅の話を肴にみんなで大いに食べて飲むことが、
確実に誰かの笑顔につながります。


今後も被災者のみなさんがサポートを必要としなくなるまで
「旅人の恩返し」は定期的に継続するつもりです。
日常生活の中で等身大の自分たちができることを、
微力ながらも一緒に長く続けていきましょう!


※今回は夜ではなく昼のイベントです。お間違えのないようお越しください。
※当日限定、スペシャルフード&ドリンクも登場!! どうぞおなかを空かせてお越しください。
※男子禁制というわけではありません。


【出演】
山田静(ひとり旅活性化委員会主宰・編集者)
http://www.hitoritabi.jp/

フーライ嬢野ぎくちゃん(人気サイト「放浪乙女」作者)
http://hourouotome.web.infoseek.co.jp/

片岡恭子(プロバックパッカー)
http://ameblo.jp/kiokitok/

たびいじょ(女ひとり旅を応援する女子学生団体)
http://www.tabiijyo.jp/


【日時】
3/3(土)
OPEN12:00/START13:00

【料金】
前売1200円/ 当日1500円(ともに+1drink~)

※前売は1/25(水)よりNaked Loftサイトでのウェブ予約と電話予約で開始。
※予約ウェブアドレス http://www.loft-prj.co.jp/naked/reservation/
 予約電話番号 03-3205-1556
(予約完売の場合、当日券の方は入場できない場合がございます。お早めのご予約をおすすめします。
また、予約後にやむを得ずキャンセルされる場合は、必ずご連絡下さい)
※ご入場順は、ウェブ予約→電話予約→当日券となります。
※双葉社『決定版女ひとり旅読本』を会場で購入または持参の方は100円引
※民族衣装でご来場の方は100円引


【出店】
『旅行人』
http://www.ryokojin.co.jp/

旅の本屋 のまど
http://www.nomad-books.co.jp/

※ゲスト出品による旅人バザールあり

【場所】
Naked Loft
TEL:03-3205-1556
東京都新宿区百人町1-5-1 百人町ビル1F
(職安通り沿い、ハローワーク向かい)
西武新宿駅北口徒歩1分、JR新宿駅東口徒歩10分  
http://www.loft-prj.co.jp/naked/

【関連コミュニティ】
旅人の夜 http://mixi.jp/view_community.pl?id=2486457
NAKED LOFT http://mixi.jp/view_community.pl?id=71146

2012年01月26日

2011年下半期のかわいいものBEST10(下)

テーマ:かわいいもの

部屋にクローゼットがあるのでではなく、クローゼットの中に住んでいるのではないかと思う昨今です。
そう考えると、下手に収納や居住スペースにこだわる必要もないのかもしれません。だって、クローゼットの中に住んでいたら手狭なのは当たり前だもん!(完全に開き直ってるな…)


あるファイナンシャルプランナーの方が「株券や投資信託を買うのは、その企業への応援=投資の意味もある」てなことをお話ししていました。
その観点からすると、わたしの買い物というのは、ある意味ではとても正しいのではなかろうかと余計な自信を持つ一方で、「新潮45」の殺人事件簿シリーズを読むと、借金苦(浪費、貧困)が人生をとことん転落させることをまざまざと思い知らされもするわけで…。
でも、好きな服を着られているから、仕事もなんとか続けられているって側面もあるんだよなあ(なんという浅薄さ!)。
ああ、「私は、ただ一図に金が欲しい」(by藤澤清造)ってかー(苦笑)。


【第6位】
MILK
ステンドグラス ワンピース 22,680円
furfurクロシェ       6,930円


放浪乙女えくすとら-RIMG0021


ステンドグラスがモチーフになった、MILKにしてはかなり大人っぽいデザイン。
わたしもそろそろいい大人なので(!)、スイーツ柄とかぬいぐるみ柄とかはやめてこういう方向にシフトした方がいいのかなあと思ったり、思わなかったり。
これに、ふわふわの白いクロシェをかぶると、とてもエレガントな雰囲気になって、いったい何歳までMILKが着られるのだろうか…という不安を払拭してくれます。
ただし、払拭しているのは自分だけで、ハタから見ればやっぱり貴様はMILKにふさわしくないという判断になるよーな気もします。まあでも、着続けます(笑)。


10位で収まりきらなかったけど、もったいないので(何がだ?)、MILKついでにこれも無理やり紹介。


MILK
New York ケーキワンピース
16,170円



放浪乙女えくすとら-RIMG0619


ただのボーダー柄じゃありませんよー、ケーキの断面図ですよー。
うーん、このビビッドな配色! 何故こんなにも美味しそうな服を作れるのだろうかMILKは…。
ちなみにこれは「ダークチェリーピスタチオケーキ」で、他にも「ストロベリーチーズケーキ」と「チョコクリームピーチケーキ」がありました。もう、名前だけで殺られますね…。


【第7位】
ネバアランド
天体少女ワンピース
23,100 円


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会社の女子に「きっと好きだと思って」と教えてもらったブランド(デザイナーさんがお友達だとか)。
東京のブランドなのに、何故か店舗取り扱いが大阪しかないという矛盾のため、夏ごろ関西に戻る用向きがあったついでに寄って来ました。
で、わざわざ寄ったからには買ってしまうんだよな(苦笑)。


鳩山郁子的世界観といいますか、制服を大正レトロな雰囲気に仕立てたような洋服(というより衣服と表現したい感じ)は、ありそうでなかったパターン!
ロリ系、ガーリー系ブランドはいろいろありますが、ここを突いてきたか!と目からウロコです。
これはマリンワンピなんですが、流行りのマリンスタイルではなく、あくまでも水兵リーベ僕の船なテイスト。思わずお勉強したくなる感じがいいですね(?)。


このほかにも「蜂蜜園ワンピース」「研究船ロングブラウス」「ちいさな音楽家ベレ」など、いちいち乙女心をくすぐってんじゃねえよ! と逆切れしそうになるほどかわいいネーミングのお洋服がいろいろあります。


ベレー帽はHeart Eです(音楽家ベレが欲しかったけど、完売していたのです…)。
ベレーというと秋冬、もしくは漫画家ってイメージですが、夏のベレーも案外いいなと思います。


【第8位】
玄塔(cutting Dorothy)
ワニとビンテージスワロフスキーの指輪
15,000円くらい?(記憶が曖昧;)


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自身も雑貨屋さんとなったフクゾウさんのお友達がやっている、ちょっとエッジーな西新宿のセレクトショップ「cutting Dorothy」で購入。
買い物好き=カモネギ模範生たるわたしが、初めて来た店で何も買わずに帰ることなどできはしません!


ここにしか売っていないだろうと思われる、バリバリインディーズな雰囲気の商品ラインナップに目を奪われつつ、最終的に的を絞ったのは「玄塔」という不思議な名前のアクセサリーブランド。
花や魚や爬虫類やマリア様のパーツを使った、ちょっぴりグロでキュートなアクセサリーの数々。ヨーロッパのヴィンテージパーツを使っているので、細部がいちいち本格的です。
ぜんぶ買い占めたいくらいでしたが、あいにく一点ものはお値段がアレということで、悩みに悩んでワニの指輪にしました。
虫は苦手ですが、爬虫類はときどきかわいい。モチーフとしても心惹かれることが多いです。


【第9位】
macotton(Marilu)
カンパンのブローチ
6,090円


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夏にちょっと帰省していました際に、一乗寺のかわいくて繊細な雑貨屋さん「Marilu」に行きました。
ここと、けいぶん社を詣でることが、昨今の帰省時に欠かせない儀式となっているのですが、「Marilu」は年末いつも閉まっているので(けいぶん社は安心の年中無休)、年に一度行けたら御の字という希少さです。
ところが、店主さんがわたしのことを覚えてくれていて、「昔、ビスケットの靴下を買って行かれましたよね?」と云われたときは感激しました。だってあれ、もう3年以上は前の話ですよ?


Mariluはとっても小さなお店ですが、ここでしかありえないようなセレクトの妙があって、本当に素敵なお店です。店主さんが好きなものだけしか扱っていないんだろうなという徹底したこだわりが、ひしひし伝わってきます。
今はあちこちの雑誌で取り上げられている「inoui」のビスケットアクセサリーも、初めて見たのはMariluでした。

年に一度くらいしか来られないのですから、記念に何か買って帰らねばもったいないと思い、あれこれ物色したあげくに決めたのがこれ。
本物のカンパンを樹脂加工したブローチだそうです。“カンパン”と“かわいい”の融合は想像もしなかったわ!


【第10位】
MADAME ROBA
ジャルダンドゥフルール バブーシュ
8,610 円


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一時は「もう二度と来るか!」と思ったこともあるモロッコ(笑)。
最近は“雑貨のかわいい国”としてすっかり認知度が高くなり、詐欺とか痴漢とかボッタクリとかっていったい何だったの!?と、記憶が夢幻の如くです。


日本の生活雑貨界で市民権を得たバブーシュも、モロッコで買えばきっと安かったであろう、しかし壮絶なバトルが繰り広げられたであろう…などと云っても詮のないことをボヤきつつ買いました。ちょうど、トイレのスリッパがボロボロになっていたので…。
日本人とモロッコ人のデザイナーユニット?が作っていて、お花の繊細さやカラーリングなどが乙女チックで素敵なのです。
もっと安価な、バブーシュ“風”のお花付きスリッパもあるけれど、なんか妥協したなーと後々心に引っ掛かりそうで…(笑)。


今、改めて見るとモロッコの雑貨もインテリアもかなりわたしのツボに入るテイストで(華やかなのに繊細な感じというんでしょうかね)、旅していた頃にそれを感じる余裕があったらよかったのになあ…とほろ苦い後悔が湧き起こってきます。



(おまけ)
りくぜんたかっくま



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昨秋、陸前高田で購入した「I LOVE RIKUZENTAKATA」バッジを、ディ○ニーのユニベアにくっつけて、仕事用バッグにぶら下げております。
このちょっとしたカスタマイズ(?)で、見た人にしばしば「チャリティ商品ですか?」と誤解されます。本当にチャリティ商品だったらいいのですけどねー。
クマもただぶら下げているだけでは能がないので、このように小さく小さく役に立ってもらっています。震災のことを忘れないようにしたいと思っているのです。これでも。

2012年01月18日

2011年下半期のかわいいものBEST10(上)

テーマ:かわいいもの

明けましておめでとうございました、というのも憚られるほどにお久しぶりです。
本年度一発目の更新は、今さらすぎるこのコーナー。も、もう飽きたよね…;


旅とアパート更新のため、10月から年末にかけての資金繰りは、未だかつてないほど厳しい状況でした(しかし更新料って習慣はどうにかなんないのか~?)。
火の車、黒ひげ危機一発とはまさにこれ。それでも、買い物を控える、外食をやめる、飲み会を断る、服を売る(50着くらい売ったわ!)、キャッシングする、経費の申請で先に現金を入手する…などあの手この手を使って、なんとか年を越し、今に至っております。まるで小規模な中村うさぎのようですな…。


このコーナーも昨年来(勝手に)年に2回の更新となっておりますが、これまでの惨状を踏まえると、買い物じたいも年に2回、ラフォーレ原宿のバーゲンだけにしとけよな!と切に思います。
考えてみればわたしの場合、支出のほとんどが服飾と書籍代。友だちが少ない人間の交際費などたかが知れていますし、食費も大してかかっていませんし、毎月の光熱費など5000円行くかいかないかくらい。よって、服と本を買わなければ、あと1回世界一周できるくらいの貯金にはなったはず!(マジで) 電子レンジがなく、テレビは14インチのブラウン管、液晶の割れたパソコンを修理もせず使い続ける生活を送る必要もないはずなのに!
雑誌などでよくある女子の意識調査みたいな記事を読むと、みなさんの服飾費が月2万円とかなんですね…家庭持ちともなれば、自由に使えるお金が1万円もないとかかんとか。
わたしも見習わねば…!!!
勤続年数が上がれば上がるほど年収が下がるという不思議現象が起こっているここ2年(怒)、自分では以前よりも節制しているつもりでも、肝心の収入が減っているんだから、かなり努力しないと追いつかないですよね~;


【第1位】
Juliette-et-Justine
アモール ダモン ジュップ 23,100円


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会社に着て行ったら同い年の女性に「ドラマチックなスカートですね」というコメントをいただき、なるほど、確かにドラマチックだと思いました(笑)。
何しろ、ブランドHPの紹介にはこうあります。


~ラテン語の格言とポーの詩から
インスパイアされ再構成された
17世紀の絵画をプリントいたしました。~


ちなみに格言はこちら。
「時は移ろい、我々も時の移ろいの中で変わってしまう。」
“Tempora mutantur, et nos mutamur in illis.”


ド、ドラマチック……!!(笑)


Juliette et Justineのお洋服はこのように、常に大げさです。
しかし、この過剰さこそがJuliette et Justineの唯一無二性。どこのロリータブランドにも、ここまで華美かつクラシックなテイストのものはありません(多分)。
決してお安くない値段なのに、完売アイテムが続出するのも、熱烈な固定ファンがいるからでしょう。


あまりにバタくさいデザインのため、純和風もいいところのわたしの顔では着こなしきれない服多数ですが、いやそれ以前に気軽に買えるお値段でないことの方が問題ですが、年に1回くらいここの服を買えたらいいなあと思っています。


【第2位】
Jane Marple
theme angel プリントのミニスカート 22,890円→11,445円


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なんかさっきのと同じようなのが出て来た! と思った方もいらっしゃるかもしれません。買った本人であるわたくしは、そう思いました;
天使とか貴族とかロココとか、バタくさいのが好きなんだよ! 超和風の湯葉みたいな顔のくせに!


定価ではもうめっきり買わなくなった(買えなくなった、が正しい)Jane Marple。
秋にはついに、有効期限1年(短いっ!!!)のポイントカードも期限切れになり、そのうちDMも送られて来なくなりそうな昨今ですが、そのぶんバーゲンではみっちり復讐(?)を果たさせていただいてますのよ…。


いやーしかし、この天使プリントのスカートが残っているとは思わんかったな~。だってこれぞJane Marple!という感じのアイテムですもの。
最初はなかったんだけど、誰かがあきらめて戻したんでしょうね。ハイエナのわたしがそれを見逃すはずはなく、すかさず奪取しましたわよ。
おそろいのバッグもあり、それは特に争奪する必要もなく、あっさり入手できました。


飲み会で、そのカバンにワインをこぼされたときは絶望の淵に立たされましたっけ。。。
最も、「飲み会に大事なカバンなんか持ってくるな!」と云われたけどね! 大事なカバンっていうか、ウチにあるカバンはぜんぶ大事なカバンなんですっ!
帰宅して泣く泣く水に浸け置きしたら、なんとか取れたようで本当によかった…。
そんなわけで、スカートもとても気に入っているのですが生地が繊細すぎるため、またどこかでワインのしみがついたらどうしようという恐怖でなかなか着られずにいます。


【第3位】
MILK
Lady ナポレオンジャケット 27,930円


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去る秋のある日、「ファッションナイトアウト」というバブリーでスノッブなイベントに行ってきまして、アナ・ウインターや冨永愛のご尊顔も拝んできました。
趣旨からして当然なんですけど、おしゃれピープル的な人たちがわんさと集まっており、田舎者丸出しのわたしには場違いも甚だしいイベントでありました。
ただ、そんな場であっても、MILKの服を着ていると気持ちが落ちつくのです。守られている感じがするというか、これさえ着ていれば大丈夫(って何が?)だと思えるんですよねっ。
ロリータ服とは戦闘服の同義語だということを改めて納得しました。ま、MILKはロリータではないですが…。どこのハイブランドにも引けを取らないし、何を着ていても恥ずかしくない。自信を与えてくれる服。


前置きはこのくらいにして。
ミーハーなレベルのナポレオン好きであるので、ナポレオン系アイテムは、アリス柄と並んで抗えないモチーフのひとつです。
装飾的でありながらどこかストイックというアンビバレンツな魅力。いや、或いは単に制服の魅力なんでしょうか。
戦争には反対ですが、軍服は好きなのです。倒錯してます。


【第4位】
Emily Temple Cute
チョコプリントカットソーワンピース 13,440円
(おまけ)靴下屋のチョコレートソックス 1,575円


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ナポレオンもさることながら、チョコレートというのもまた全面降伏を余儀なくされるモチーフでして…(そんなのばっかり!)、12月は1枚も服を買わないぞ☆という決意をいともあっさり翻してしまいました。
だって! ここまで全面的にチョコレート柄だよ!? Q-Pot.にだって置いてないよ!? Tシャツならいざ知らず、ワンピースだよ!?(だから何!?)


おそろいのタイツはものすごい早さで完売していたので、代わりというわけでもないですが「靴下屋」で見つけたチョコレート靴下を購入しました。
今まで、マカロンやドーナツやクロワッサンなどの柄はさんざん出していたのに、何故チョコレート柄がないのか? Q-pot.に遠慮してんのか? と思っていたらようやく発売されましたよ! 靴下屋のプリントシリーズの中でも出色の出来栄えですね、これは。
エミキュのワンピースとは色みが合わないので、昔買ったMILKのチョコレートワンピに合わせよう。…と思ったらこれも微妙に合わんかった;いつ出番が来るやら。


【第5位】
Meno(古着屋)
古着のスカート 16,590円


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年末のライブで着たスカートです。誰も知らないと思いますが(笑)。
技術は最低のくせに、服装にばかり頭を使ってしまうのでバンド内でもさぞかし顰蹙を買っているであろうなと自覚しております。おりますが、つい気合いが入ってしまうのよ!


今回は、バッハの「小フーガ」で教会のミサ風にスタートすることになっていたので(ちょっと失敗したけど!)、“ルーマニアの魔女”を衣装テーマに掲げてみました。
ルーマニアには職業魔女がいるという記事をたまたま読み、その魔女がロシアのプラトークを頭からかぶっている写真を見て、おお、プラトークってこういう風に着こなせばかっこいいかも! とひらめいたわけです。誰にも共感を求められないひらめき…。


プラトークの使用は決まったとして(ちなみにこちら )、あとの服はどうしようかなーと考えていたある日、通勤中に通り過ぎたガーリー系古着屋さん「Meno」の店頭のトルソーに、これが着せられていました。「こ れ は…!!!」と雷に打たれつつも、3日間ほど逡巡したあげく、結局購入。
お店の人によると、ニューヨークの有名な古着屋で買い付けてきたものだそうです。
光の当たり具合によって、微妙に赤にも緑にも見える色が魔女っぽくてよいのです。


かくして、プラトーク+コルセット+魔女スカート+何故か首にクマのマフラー(生贄風)という謎の出で立ちでライブに出た次第です。ちょっと間違った組み合わせのような気が、今はしています…。


(下)に続く。

2011年12月20日

女だらけの世界(ゥフッ)

テーマ:

過去にたびたび、女の子が苦手だと公言してきたわたしではありますが、気がつくと、会社に入ってからずっと直属の上司は女、同僚も女なら後輩も女という、女だらけの水着大会ばりの環境で仕事をして参りました(会社の男女比率が半々にもかかわらず!)。取引先など外部で係わる人も、女性の方が多いような……。
プライベートで考えてみても、ブータンはエリさんとの女ふたり旅だったし、女子限定のホテルマジョリカなんかに泊まっちゃってるし、極めつけは、『女ひとり旅読本』というこれまた女だらけの世界に参加してるなんて! もう、女の色香でむせかりそうだーーー!(それはUSO☆)


……これはもしかして、前世からのカルマであり、今回の人生では、女が苦手という性質を克服することが課題になっているのでしょうか?
おかげで、もはやあんまり女子が苦手でもない昨今。むしろ男性に対する免疫がどんどん失われつつあり、このままいくと男性恐怖症になってもおかしくないありさまです。だって最近、男性と何をお話ししていいか分からないのです!(爆) ある種の幼児退行なのでしょうかこれは……。
あっ、でも相変わらずSATC的世界はまぶしすぎて、精神的に締め出しを喰らっている感は常々あります。かわいくておしゃれな女子たちの集いみたいなのは、まあまず呼ばれることもないけれど、苦手なままです。一度、仕事でそういう感じの女子会を“作る”ことになったときは、プレッシャーのあまり前後1週間、胃痛が止まりませんでした(なんというメンタルの弱さ)。たぶん、梨花みたいな人たちに囲まれたら、気後れのあまり、窒息します。
うーん、まあ結局のところ人間そのものが苦手なんですかね(苦笑)。


前置きが長くなりましたが、これは何の記事かというと、12/16に発売された『女ひとり旅読本』の宣伝なのです。分かりづらくてすまんね!
いやー何しろ、発売前に書いた宣伝記事には、見事に1ミリの反響もなく、せっかく書かせていただいたのにこれでは責任を果たせていないのではなかろーか、人選を誤ったということにならないだろーか……と毎日気を揉んでいるのです。
これで、Amazonのレビューに「野ぎくとかいう執筆者の原稿がクソすぎる」なんて書かれた日には、いったいどんな顔して皆さまに会えばいいのか!? ああ、こんなこと書いて言霊が現実化してしまったらどうしよう!?


はっ、宣伝なのにマイナス発言てんこ盛り。。。(いつものことだが)


見本誌が届いた日は、とても非常にすごく緊張して、1時間くらい封を開けられませんでした。
誤植が見つかったらどうしようという心配はもちろんですが、それ以上に、本当にこの言葉で、内容でよかったのだろうかと果てしなく悩むに決まっているからです。
でも、いざページをめくってみたら、他の人の原稿にうまく隠してもらって、自分のアラが目立たないぞ♪
わたしの原稿はともかく、本はかなりボリューミーで充実の内容だと思うの! 本文、マンガ、コラム、アンケートと要素満載! 雑誌的なつくりでどこからでも読めて、どこからでも楽しめる! 野ぎくの原稿で目が汚れても、女子大生たちのさわやかな文章が洗い流してくれる!(笑)前回のイベントでご一緒した片野ゆかさんやきょきーとさん(片岡恭子さん)の寄稿も読めますよ!


山田さんブログには、制作秘話(?)がいろいろ紹介されていて、そんな苦労やアイデアがあったのか~と胸がじーんとします。
校正段階から薄々気づいていましたが……これはめちゃくちゃ編集の大変な本です。編集者のはしくれたるわたしも、この本をやれと云われたら荷が重すぎて無理です。それくらい、気の遠くなるような編集作業の賜物だと思います。
カバーに使われている赤色の話は、なるほど~!と何度もうなづいてしまいました。「女ひとり旅の、かわいいだけじゃなくて、どこか強い感じ」というのは、まさにあの赤に表象されていて、とても素敵な色だと思います。



ちゅうことで、どうぞよろしくお願いしますねホントに! Amazonでも買えます。
しかし、Amazonのランキングってすんごい変動するのね……。まるでデイトレだわ。
http://www.amazon.co.jp/%E6%B1%BA%E5%AE%9A%E7%89%88-%E5%A5%B3%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E6%97%85%E8%AA%AD%E6%9C%AC-%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E6%97%85%E6%B4%BB%E6%80%A7%E5%8C%96%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E7%B7%A8/dp/4575303720/ref=sr_1_4?ie=UTF8&qid=1322804187&sr=8-4


さらに詳しいことは、山田さんのブログをご覧ください。
年明けにはいろいろイベントもあるみたいですよ~(って、他人事みたいに…)。
http://hitoritabiyamada.seesaa.net/

2011年12月19日

マジョリカマジョルカホテルマジョリカ(早口言葉)

テーマ:かわいいもの

わたしにとって、あるブランドが好きというのは、そのブランドの世界観が好きということに尽きます。
品質や価格はそれこそ二の次で(だから家計が逼迫するわけですが)、ブランドが紡ぎだす世界への共感こそが決定打。お得か否かではなく、どれだけうっとりできるかってことが大切なのです。


普段、お肌の手入れやお化粧を頑張るという努力が著しく欠落しているわたしですが、唯一、新作が出たらすぐにでも買いに走るのが資生堂のメイクブランド「マジョリカマジョルカ」です。
MILK好きでマジョリカマジョルカ好きなど、反吐が出そうなほどにわかりやすい趣味、さらには30も半ばに差し掛かってプチプラコスメかよ!と、正しい女道(?)を歩む方々からは眉をひそめられそうではありますが、どんな一流ブランド――例えば世界観の似ていそうなジルスチュアートやアナスイであっても、マジョリカマジョルカから乗り換えることはできません。
プチプラとは思えないほど手間ひまのかかった世界観。例えばたった500円のネイルやアイシャドーにいちいち「魔術」「青いバカンス」「もっと新しい彼の爪」(なんじゃそら)などと名前がついていたり、新作のテーマが毎回おとぎ話仕立てになっていたりと、乙女のツボのど真ん中を突いて来る仕様。クールだったり、キュートだったり、セクシーだったり……は決してなく、その世界観はどこまでもドリーミー。マジョリカマジョルカは、絵本や童話の中のお姫さまに憧れる、単純で子どもっぽい乙女心を満たしてくれるのです。メイクとは変身するためのものであり、日常からのジャンプ率が高ければ高いほど楽しいですから、非現実的な世界観の方が購買意欲をそそられるのですよ。
欲をいえば、昔のようにもう少し挑戦的なカラーパレットを出してほしいなあというところです。


そんなマジョリカマジョルカが、「ホテルマジョリカ 」なるプロモーションイベントをやっているというので、先日、大枚はたいて行って参りました。
どうやらこれ、昨年から行われていたようで、知らないあたり本当にファンなのか?と自分でも疑わしいのですが、気づいてしまったからには行かずにはいられない。
簡単にいうと、ホテルのスイートルームをマジョ色に染めるという企画で、今年は秋の新作、シンデレラがモチーフの「ガラストリック」をテーマにしたお部屋が、一室だけ作られているのです。
最大4人まで泊まれますから、4人いれば1人頭1泊12000円、ちょっとした贅沢には悪くない値段です。ただし宿泊は女子限定。
女友達が(ってかそもそも友達が)少ないためこれは無理かもしれん……と一時は諦めかけましたが、なんとか応じてくれそうな乙女友達に声をかけ、3人で宿泊することになりました。云い出したのはわたしにも係わらず、手配はこの友達がすべてやってくれて、すみませんどうもありがとう;


ホテルマジョリカは、パークホテル東京最上階(34階)、東京タワーが右側に見えるスイートルームです。
ブルー&ホワイトを基調としており、昨年の赤ベースの部屋 に比べると大人しく感じますが、シャンデリアがキラキラと輝き、随所にかわいい小物やマジョマジョ特製アイテムが配置され、清楚で繊細なインテリアです。わ、わたしたちの手で触って汚したらもったいのうございますわね……。
部屋の奥には、この企画の目玉ともいうべきマジョリカマジョルカの商品コーナー(店頭にあるものと同じ)があり、好き放題メイクができます。
ゆっくり滞在に来たはずが、単なる観光客のように写真を撮りまくって、入室から1時間くらいはまったくくつろぐことができませんでした(苦笑)。ま、これが庶民のあるべき姿とでも申しましょうか……。


放浪乙女えくすとら-RIMG1786 お部屋の一部。写真ではちょっと伝わりづらいな~。つうか、写真が下手だな~(苦笑)。


放浪乙女えくすとら-RIMG1806 メイクコーナーは試し放題☆



放浪乙女えくすとら-RIMG1800 寝室。部屋着などのノベルティあり。



放浪乙女えくすとら-RIMG1789 部屋の中にパズルのピースが隠されていてそれを12時までに完成させるとサプライズが…!という楽しい計らいも。


放浪乙女えくすとら-RIMG1836 明け方もいい感じ。窓全面に貼られたウォールステッカーが圧巻。

それぞれ酒やつまみや菓子などを持ち寄って、ダラダラ食べながらダラダラ話し、せっかくメイクブースがあるんだし、というセコい理由で化粧したりネイルを塗ったり……とやっているうちに、気がついたらなんと朝8時になっていました。
18時に集合したのに、時間つぶしにDVDでも持って来ればよかったねーと云っていたのに、しかも、朝まで生テレビ的激論が熱く交わされたわけでもないのに……。ただ、乾燥なのかしゃべり過ぎか、死ぬほどたくさん茶を飲んでいましたが。
ゲストブックを見ると、「いつもとは違うメイクをして、○○のイルミネーションに行って来ました♪」なんて女の子らしいことが書いてあります。それに引きかえ、チェックインからアウトまで、部屋から一歩たりとも出なかったこのぐうたら3人女(好色五人女風に)はいったい何なのでしょうか……。でもまあ、スイートルームに泊まって外出するなんてもったいないもんね! だから旅先ではいいホテルに泊まらないのだよ!(←半分ホント)
断片的に覚えているのは、算命学、北欧ミステリー、山岸凉子、タカラヅカメイク、服のデザイナーの性別、結婚と出産(何だかんだで必ずこの話題が出るのがおなごの集い)。で、算命学をもとに、全員が2013年2月までに子どもを産むという謎の結論に至りました。さすが、明け方にもなると話がもはや意味不明です。念のため断っておきますが、わたくしにそのような予定はありません……。
でもなんか、このダラダラを楽しむのが、このテのホテルステイのいいところなんでしょうね。
これまでは「都内に宿泊なんてありえないほどもったいない金の使い方!」などと思っていましたが、少人数なら、飲み場所を次々と変えて3次会、4次会と流れるよりは、部屋を取った方がいろいろと気兼ねがないかも。たまにはこういう合宿みたいなのも楽しいですしね。


来年もこの企画があったら、またぜひ行きたいと思います。算命学に従うならば、その頃全員妊婦のはずですが……。


放浪乙女えくすとら-RIMG1824 ガラスの靴(のキャンディー)。

2011年11月29日

宣伝ですう

テーマ:

12月16日(金)発売の『決定版 女ひとり旅読本』(双葉社)という書籍に、原稿を書かせていただきました。


詳しくはこちら↓

「ひとり旅活性化委員会 山田のブログ」
http://hitoritabiyamada.seesaa.net/


何を藪から棒に、いったいどのような経緯でそんな仕儀に相なったかと申しますと、7月のイベント「旅人の恩返し」でお会いした山田静さん(ひとり旅活性化委員会・主宰)に、ありがたくも「執筆に参加しませんか?」と声をかけていただいたのです。
『女ひとり旅読本』は旅に出る前に読んでいましたし、前作ではまりっぺさんも寄稿していましたし…などなどで、一方的によく知っていました。しかし、まさかわたしが執筆側に名前を連ねることになるとは思ってもみず…うれし恥ずかしとはまさに今の状態です。


お話をいただいて喜んでお請けしたものの、いざスタートすると同時に会社の仕事が急激に増えるという怪奇現象に見舞われ、一時はもはや力尽き、討ち死にするかと思いました…。
だいたい、ブログですらも月に3~4回しか更新できない人間なのに、分量的には3週間でブログを10数本書くような作業ができるのか、っつう話です。しかもブログみたいに書きっぱなし、垂れ流しというわけにも行かず、〆切当日まで、『鶴の恩返し』のおつうの如くパタパタと、機織り機ならぬパソコンと格闘し、時には「もうアカン…」とつぶやいて寝床でくたばりながら、何とかギリギリ提出できた次第です。その後の山田さんの作業量を思うと、非常に申しわけない。。。


しかし今回、こういうかたちで原稿を書かせてもらえて、とても勉強になりました。
文字数制限がなく、ダラダラ書いても誰にも怒られない(たまに叩かれるけど)ネットの文章に慣れすぎているせいか、「前置きの長さ」と「言い訳がましい冗長さ」が、わたしの文章の致命的な欠点だということを痛感いたしました。もっと構成力を身につけないといけません…。
一方で会社では、ブログなどのわたしの文章から考えると厳しすぎる、云いたいことも云えないこんな文字数じゃ~POISON♪的文字数制限のもとで文章を書くという、真逆の行為をしてもいるわけで…。会社で書く文章とネットで書く文章との乖離、そして今回のものはそのどちらでもない文章であるという点で、なかなか自己の特性を統合できず……おっと、また冗長になっているではないか(苦笑)。


執筆者は計11名。プラス、大アンケート。すべて女性の旅人です。女ひとり旅読本ですからね!
他の方の原稿については発売日まで読めませんが、プロフィールを見るとかなりバラエティに富んでいます。みなさん、どんなことを書いているんでしょう? 気になるなるなる~。わたしも一読者として、楽しみであります。
しかし…プロフィールの最終校正を読んでみて、わたしだけどうも地味というか暗いというか、「旅の楽しさ」を伝える本のはずなのに、こいつには語ってほしくないと思わせるような、くすんだ印象のプロフィールなのはどうしたことか。。。もうちょっと空気を読めって(涙)。


ま、プロフィールひとつ取ってもこのように反省があり、長年ホームページやブログを読んで下さっている方には、すでに「知ってるよその話~」なことも多いと思いますが、何はともあれ近日発売! どうぞよろしくです☆


あともう1個告知。半期に一度の坊主丸坊主ライブもやります。
これはもう目前に迫ってまして、今さら宣伝するのも遅すぎるのですが、ってかそもそも告知したところで誰が来るとも思えないのですが、いちおうバンドメンバー(笑)としての責務を果たすべく。
今回もお酒は飲み放題ってことなので、お近くの方は酒でも飲みに来がてらお立ち寄りくださいませ。
演目は古きよき時代のハードロック系を中心にあれこれ、という感じです。ちなみに、今回の衣装コンセプトは“ルーマニアの魔女”です(えっと、誰も聞いてませんよね)。


■日にち:2011年12月3日(土)


■場所:秋葉原 STUDIO REVOLE PART2
http://www.studio-revole.com/access/index.php


■入場料:1500円
※食べ放題、飲み放題&お土産付き☆


■タイムスケジュールと出演バンド:
16:30:会場オープン
17:00~17:30 u-san band
17:40~18:10 じぶりメタル
18:20~18:50 坊主丸坊主←わたくしの所属バンド
19:00~19:30 日本代表

2011年11月28日

二つの王国

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またまたご無沙汰しておりましたが…今年もおかげさまで、年1の夏休み海外旅に出ることができました。
時期的にどこが夏休みやねん! という最もなご意見はさておき、今年の行き先はブータンです。ちょうど、出発直前に王様夫婦が来日してすごいフィーバーを起こしていたようですが、その頃わたしは仕事で死んでおり、テレビもロクに見なかったのであまりそのブームには乗れておらず、残念至極です。
そもそもブータンに行くことが決定したのは今年の6月。某秘境系旅行社で働いているお友達に「今年、ブータンとかどうですか?」とおすすめされ、いいっすね~とか適当に返事していましたが、共通の友人であるエリさん(旅行ライターの松岡絵里さん)も同じくブータン行きを考えており、だったら一緒に行く? という流れになったのです。


しかし、6月末にはもう決定していたわりには直前まで金策に走るハメになり、とうとうキャッシングに加えてMILKなどの洋服も売り、なんとか旅行資金を調達したようなありさまでした…(苦笑)。
ご存じの方も多いと思いますが、ブータンは個人の自由旅行ができません。1日200ドルもの公定料金が決まっており、ガイドを必ずつける手配旅行のみ許可されています。相変わらず安い旅行専門のわたしにとって、これはずいぶんとハードルが高く…旅行自体はめちゃめちゃラクなのですが、金策の方がよほど大変というような次第でした。昨年(ロシア)の軽く2倍のコストはかかっているもの…。


と、テンションの下がることばかり書いていますが、終わってみればとても楽しく、MILKの服と、1月までキャッシング分の出費を自粛するに、充分値するよき旅となりました。
今回の旅は、メインのブータンは5日間、あとは乗り継ぎ場所のタイに4日(実質3日)という構成でした。意外とサブのタイ(ってかバンコク)の量が多いんですが、奇しくも(?)ブータンとタイという2つの王国を半々ずつ訪れることになったのは、なかなか面白い経験でした。
桃源郷のようにのどかなブータンと、エネルギッシュで死ぬほどモノがあふれているバンコク。まあ、タイも田舎の方に行けばブータン的光景が広がっているので一概に対照にするのは乱暴ですが、文明の申し子たるわたしは、ブータンの美しい農村風景に心を打たれながらも、バンコクの街の混沌にも癒されるのでした。


反対に、共通するのは王様への多大なる尊敬と仏教色の強さ。
タイやブータンの王様LOVEっぷりは、単純に微笑ましいものがあります。これが行きすぎると北の国的なことになって困りますが…。
日本の皇室も尊敬はされているだろうけれど、あんなふうにアイドル的に華々しくは扱われないもんなあ。戦争後はやっぱ皇室への素直な憧れを表明するのが難しくなっていますよね…。あとはなんだろ…やっぱ、ビジュアルも含め大人しいってのもあるのかな。おっと、これ以上はデリケートな話になりそうなのでストップしようか(汗)。
王様への尊敬と、仏教色の強さには何か関係があるのでしょうか。なんというか、どちらの国にも素直な尊敬を捧げられる対象があるという点で、共通性を感じます。


ちなみに、一時は旅行も無理では?と思ったタイ洪水の影響は、バンコク中心部ではそれほどありませんでした。
サイアムのあたりでも、建物の周囲に土嚢が積んでありましたが(ルイ・ヴィトンの前にも…)、人のにぎわいは6年前に訪れたときと変わらず、旅行者(主に欧米人)も多かったです。


ロシアの旅行記もまだですよね? という耳の痛いツッコミを自分で入れつつ…またぼちぼち、ホームページで旅のご報告をできればと思いますので、今宵はこの辺で。


(おまけ)
ブータンvsタイ・男根対決


<ブータン>


放浪乙女えくすとら-DSC07294 家のお守りとして壁に描かれる「ポー」(男根)。



放浪乙女えくすとら-DSC07288 これは卑猥なラクガキにしか見えません…。


<タイ>


放浪乙女えくすとら-RIMG1702 「スイソテル・ナイラートパーク・バンコク」内にある、チャオメートプティム(子宝祈願の祠)。


放浪乙女えくすとら-RIMG1693 上司と部下。

2011年11月09日

都心廃墟系散歩(下)~都会は廃墟の森

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また間が空いてしまった。。。
断続的に、続きます。


麻布から広尾まで、のんびり歩きながら移動します。
途中、蔵ふうの建物がインパクトありまくりの和食レストラン「権八」にて昼食。小泉首相とブッシュ大統領の会食が行われたことでも有名なお店ですが、価格はいたって普通でいい感じ。


☆広尾五丁目アパート

廃墟系のカテゴリーに入れたら侮辱罪で訴えられそうなほど、現役バリバリの都営住宅です。
特に廃墟っぽくはないですが、時代を感じさせる、なんともいかめしい建物です。かつての軍艦島はこうであったかと想像させるような、要塞の如き巨大集合住宅。
こんな物件が、広尾セレブタウンの一等地に鎮座ましましている姿は圧巻、爽快ですらあります。


放浪乙女えくすとら-RIMG0128  グラフィカルな美しさ。フォントもいい感じ!


エレベーターで最上階まで上ってみました。
古い団地といった風情は、レトロではありますが、別段珍しくはないかもしれません。
ただ、階段の一角に「ここで小用をしないでください!」という張り紙(手書き)があって苦笑…。
どうやら「小用問題」は、このマンションにおいて深刻になっているようでして、エレベーターには「すでに警察にも話しています」といった旨のお知らせが貼られていました。


建物の中から中庭を臨むと、アパートの巨大さに息を呑みます。
軍艦島みたい…と、行ったことがないのにそんな感想を抱きました。
それにしても、軍艦島に行きたいと云い出してもはや何年が過ぎたことだらう。MILKの服を、年間であと5枚ほどカットすれば充分行けるはずなのですが…。


放浪乙女えくすとら-RIMG0133


そして、この広尾にも、長屋のような木造住宅が立ち並ぶ一角があります。
広尾商店街と並行する、1本の狭い道がそれです。商店街から1本入るだけで、ウソのような光景が広がります。まあ、商店街も昔ながらの銭湯があったりとそれなりに庶民的ではありますが、裏手に回るとまたしても三丁目の夕日的物件の博覧会。狭い小道に出て日向ぼっこしているおじいちゃんとおばあちゃんが、キラキラとまぶしく目に映ります。


放浪乙女えくすとら-RIMG0153 パッと見、京都の路地(ろーじ)のよう。


☆九段下ビル

大トリを飾るのは、この日の大本命にして、今回のブログをアップする理由でもあるこちら!
これまで何度も自転車で通り過ぎているはずなのに、このビルが朽ち果てようとしていることに、まるで気がつきませんでした。鈍感にもほどがあります。こんな体たらくでは、廃墟好きなどと、とても名乗れたものではありません。

改めて全容を見ると往年のアールデコ調建築の美しさが偲ばれ、この都心で広い面積を持つ低層ビルという贅沢さにもなにやら胸を打たれます。
外壁を厚く覆うネットを破って、サボテンがにょきにょきと成長しているのも、微笑ましいような、やるせないような光景です。



放浪乙女えくすとら-RIMG0156 上階はネットに覆われているのでぼんやりした外観に…。


まずは、建物の裏側から入口を探ることにしました。
裏に回ると、前から見る美しさとはかけ離れた建て増しに次ぐ建て増しっぷりが露わになり、うわーよく建ってるなあと、また違った意味で感嘆します。このムチャな増築具合がまた、これ系の物件探訪の楽しみでもあるわけなんですけどね☆
裏手は駐車場が広がり、行き止まりになった道の脇には空き地もあり、一見スキだらけのようなのですが、肝心の入口は見つかりません。むむ…これは意外と手強いかも。さすがによじ登ると犯罪になるだろうしなあ…。



放浪乙女えくすとら-RIMG0181


建物の脇にある部屋は、窓に「FRAGILE」とプリントされたビニールテープが張られています。しかしながら、少し隙間が空いており、パンチラを拝むノリで覗き見してみましたら、えらく年代物の冷蔵庫が見えました。昔、旅行中にキューバの古い家屋で見たようなカッコいいデザインです。「タモリ倶楽部」で紹介された在住の画家の方の住まいでしょうか。


再び表に周り、中に入れそうな場所を探してみると、ん? 待てよ。そこのド正面のドア…。
意外とこれが開いたりして? ってそんなワケないよね~ハハハ。


カチャ


隊長! 開きました!!
そうか、曲がりなりにも現役の、普通の雑居ビル、郵便物を届ける人だっているわけで、開いていて当然っちゃ当然か…。
でも、4階まで上がると、厳しい口調で「進入禁止」「撮影禁止」の旨が書かれた張り紙がしてあります。「見つけたら通報します」とも…。張り紙の主は、1階で営業しているレストランのオーナーと画家の方でしょうか。
これでやや怯んだのですが、ここまで来て好奇心を抑えることの方が難しい…。恐る恐る歩を進めます(よいこはマネをしてはいけませんお)。


最上階には、テナントはまったく入っていないようでした。
うーん、いちおう現役とはいえ、この様子は明らかに廃墟化の一途をたどっているよなぁ。。。
小さな小学校のような廊下。むき出しになった天井。埃の積もる水道場。空いた部屋に佇む一脚の椅子は詩的ですらあるけれど、もう時計の流れを逆に回すことはできなさそうです。
誰もいない廃墟であれば思う存分探索をしたかったのですが、妙にプレッシャーを感じてそそくさと退散させていただきました。


放浪乙女えくすとら-RIMG0206 このグレー1色っぷりが、廃墟化を如実に表しているような。。。



放浪乙女えくすとら-RIMG0191 さりげなく色ガラスがはめ込まれている。

九段下ビルは、関東大震災の復興建築として1927年に竣工。同潤会アパート・復興小学校・聖橋などと並ぶ、東京復興のランドマークだったそうです。
聖橋は橋ということで今も使われているものの、同潤会アパートはすでに無く、復興小学校も次々と解体され…老いて仲間が次々と他界していく人間の心情にも重ねて、なんとも切なくなります。
S級の好立地、重みある歴史、建物としての美しさ…取り壊してしまうには惜しすぎる。
…そう感想を抱いたのもすでに半年以上前。時は容赦なく過ぎ、今回の震災にさえ耐えたにもかかわらず(倒壊しなかっただけで中は危ないのかもしれませんが)取り壊しが始まってしまうなんて、寂しい限りです。


(おまけ)
廃墟系といえば、この本がとても面白かったです。久しぶりにどす黒い観光熱が湧いて来ました。うう、またヘンなスポットに行きたいなあああ…と書いてふと、何故このような場所が好きなのか、好きというよりむしろ興奮するのか、我ながら変態なのかなあとちょっと心配になります(←今さらっ)。
『八画文化会館』→野ぎく堂Online でどうぞ♪

2011年11月02日

都心廃墟系散歩(上)~都会は廃墟の森

テーマ:

たいっっっへんご無沙汰しておりました。
先月はたったの2回更新ですか……ホームページといい、ここといい、もうすっかり死に体になっており、このまま何事もなかったようにフェイドアウトしていてもおかしくない雰囲気です。
まあ更新したところで大した話も書かないのですが、いちおう言い訳なんかしちゃうと、内職というか課外活動というか、そんなことをやっていました。会社の方は会社の方で仕事量がわけわからんことになっており、とてもブログまで手が回らなかったのでした。
課外活動についての話はまたいずれの機会にするとして、そろそろホームページも更新したいと思います…。


さて、すんごく久々ですが廃墟のお話など。
一見、あまりにも唐突なこの展開にもいちおう理由はありまして、かの「九段下ビル」の解体がついに始まったというニュースを小耳に挟んだのですよ。
わたしはこの2月に、都心廃墟散歩と称して廃墟仲間たちとこのビルを訪問しており、ブログでアップしようと思ったら震災が起こって廃墟の話どころじゃねーし! となって放置したまま今に至っておりました。震災後は、廃墟好きなど、不謹慎罪で特高に目をつけられかねないとも限りませんし。
しかしながら、九段下ビルがいよいよ無くなると聞いては、このままお蔵入りさせるに忍びなく(って、たかだか一個人のブログの話ですが…)、ここに改めてアップする次第です。
情報が古いのは何卒ご容赦を。


建物のあるところ、廃墟は生まれる――。
今回の探訪は、正確には「廃墟」ではなく「廃墟のような」、或いは単に「レトロな」物件たちです(廃墟と云ったら怒られそうです)。
移り変わりの目まぐるしい都心で、本当の廃墟などおそらく存在しえないのでしょうが、それでも「こんな建物がまだ!」と驚嘆するような古い物件がけっこうあるものです。
ま、廃墟を抜きにしても、休日の都心を歩くなり、自転車でぶらつくなりするのはワクワクします。人気がすっかりなくなった陸の孤島のような都心部には、一種独特の荘厳さがあるような気がします。
ということで、今回はヘルメットをかぶる必要もなく、「タモリ倶楽部」的ノリでのんびりマニアック物件探訪となりました。


※今回の散歩にあたっては、こちらのサイト「東京DEEP案内 」を大いに参考にさせていただきました。具体的な住所などは載っていないので、まるで宝探しのようになりましたが、それもまた楽しかったです。


☆代々木会館

代々木に魔窟のような雑居ビルがあると聞いて。
魔窟といえば九龍城、あるいは重慶飯店を思い浮かべますが、まあ小規模なそれらと表現してもいいかもしれません。
その昔(1975年)、ドラマ『傷だらけの天使』のロケがここで行われたことで、その筋のファンの間では伝説にもなっているビルのようです。
後日、ニコニコ動画のダイジェストを観ましたところ、代々木会館屋上のペントハウスで、ショーケンがコンビーフをむさぼり食っていました。
ああ、このドラマ、DVDで全部観てみたいなあ。この、カッコ悪いけどカッコいい、でもカッコ悪い感じ最高っすな! それにしても『相棒』の水谷豊に、こんなおちゃめでかわゆい過去があったとは驚きです。


放浪乙女えくすとら-RIMG0595 確かに、重慶飯店の小型版のような面構え。


代々木会館は、代々木駅前徒歩10秒くらいのところに威風堂々たる居を構えております。
正確な住所、調べてなかったなあ…と心配する余裕すら与えぬほどわかりやすい場所にあり、だいぶ拍子抜け。
日曜日だからか、元々なのか、お店は軒並みクローズしています。1階は、うなぎ屋、パチンコ屋、不動産屋(移転済み)、大衆居酒屋…等が並んでいます。
廃墟ではないので、内部アプローチも楽勝。「2階飲食店街」という看板の下から階段が延びていますので、ちょっと上がってみましょう。
む、カビ&ホコリ臭っ…。しかし、この臭いにえも云われぬ廃な風情が凝縮されているようで、ちょっとゾクゾクします(←変態)。
地方の小料理屋のようなお店の看板が並びますが、お店にアプローチする道はありません。ということは、すでに廃業しているのでしょうか…。
3階には中国書籍を専門に扱う本屋が。しかし本日はクローズ。さらに4階へと足を進めますと…。


おわっ


放浪乙女えくすとら-RIMG0568


ホルス21…。
古代エジプトのシンボル・ホルスの目がでかでかと描かれております。こっ、怖~~~~~!
いったい、どういうことなんでしょうか…。東京の古い雑居ビルにおけるこのビジュアル、インパクトありすぎです。この壁画(?)を見た者は呪われる…という都市伝説があってもおかしくないぞこりゃ。
その目を囲んでいる鳩の絵は、何ゆえ鮮やかな赤色で描かれているのでしょうか…。鳩のヘタウマさ加減がいやに不気味です。
「さらに上に進んでください」という、廃墟マニアの悪戯書きにも見える小さな手書きの案内に従って、さらに上に上がりますが、残念ながら封鎖されていました。これを上がっていくと、ショーケンのペントハウスに行き着くのでしょうか。
改めて外観の全貌を眺めると、建物の造形といい経年劣化具合といい、確かにプチ重慶飯店のような様相です。
最初の物件としてはかなりいい衝撃を受けつつ、次なる場所へと向かいます。


放浪乙女えくすとら-RIMG0579 鳩が怖すぎる件。


☆青山霊園~西麻布


天気がよいので、青山霊園を散歩しながら西麻布方面へと向かいます。
乃木希典や小村寿太郎といった明治の有名人の墓などを発見しつつ、霊園を南へ抜けますと、出口付近に「かおたんラーメン」と看板を掲げているラーメン屋があります。
ぐるなびや食べログでも紹介されている、昔からある有名なお店ですが、なんと云っても目を引くのはその外観。都心においてはあきらかに異彩を放つバラック小屋です。
ちょうどお昼時に到着したのですが、残念ながら定休日でした。。。腹を空かせたまま先を急ぎます。


放浪乙女えくすとら-RIMG0618 香織で“かおたん”というあだ名の同級生がいたな、そういえば…。


さて、何ゆえに西麻布を目指しているのかといいますと、どうやらこのセレブタウン(貧乏人立ち入り禁止区域)に、三丁目の夕日仕様なボロ…いや、レトロな木造アパート群が残っているそうなのです。
いったいどこにそんなものが…? と不審に思うほど、周りは小奇麗なマンションや民家ばかりで閑静な住宅地といった風情。むむ、すでになきものになっているとか?
しょうがないので、「東京DEEP案内」にてカンニングすることにしました。とは云え、住所番地が書いてあるわけではなく、皆で知恵を絞り暗号を読み解くようにして探しましたら…あった、あったよおっ母さん!
本当にそこだけを時間が置き去ったかに見える、古い長屋風の家屋がマッチ箱のように並んでいます。
しかし、ここは廃墟ではなくれっきとした居住区です。物干し台には洗濯物が干され、今時これはないだろうというくらいに狭い路地に人影が現われて、一瞬ヒヨるわたしたち(苦笑)。地上げ屋に対する挑戦的な張り紙も目につき、妙に後ろめたい気持ちになります…。
無暗にウロウロすると、それこそ地上げ屋と誤解されかねないので、ここは10分程度の滞在で速やかに立ち去ることにしました。


放浪乙女えくすとら-RIMG0102 ビルの谷間に。



放浪乙女えくすとら-RIMG0112 金網と塩ビ波板の間に挟まった選挙ポスター。

(下)へ続きます

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