こうじ菌とは | 時代おくれの漬物屋ブログ

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こうじ菌


塩こうじや甘酒で一躍有名になってきた菌ですが、


実はとても古くからある菌なんです。


別名「国菌」とも呼ばれ、


日本の発酵食品には欠かせない菌でもあります。


塩こうじや甘酒以外にも日本酒や醤油、味噌づくりにも


無くてはならないものなのです。


ニホンコウジカビ


その歴史は大変古く、


こうじは千年以上も前の書物にも登場しますし、


平安時代~室町時代には


こうじの専門店があったと言われています。


日本人は古くからこうじを利用して発酵食品をつくりあげてきたんですね。



また、このこうじ菌の正式名称は


アスペルギルス・オリゼーと呼ばれています。


どうしてこんな名前かというとアスペルギルスは


カトリックの聖水を振りかける道具(アスペルギルム)


に形が似ているからだそうです^^