11年程前、当館の土方歳三の佩刀の刀絵図作製の時にお世話になった方です。
刀絵図とは、刀を、長さや姿形だけでなく、
刃文（はもん）の特徴まで分かる様に和紙に写し取ったものです。
刀剣がお好きな方はこの刀絵図で刀の特徴、鍛えた刀工の技量を推し量るので、
刀の本を見ると大概刀絵図が掲載されています。
刀絵図を写し取って下さったのは代々お世話になっている刀剣研師の苅田様、
その後記念品として一般の方に頒布できる様にまで高品質印刷やパッケージなどを
担当して下さったのが生野様でした。
（刀絵図作製の様子です）
こちらが土方歳三資料館で頒布している刀絵図です。
http://toshizo.cart.fc2.com/ca2/6/p1-r-s/
外箱の「土方歳三佩刀刀絵図」の題字を御揮毫下さったのは
当家菩提寺である高幡不動尊金剛寺の川澄祐勝貫主様で、
本当に縁のある方達に良い記念品を作って頂いたと思っています。
さて、生野様ですが、現在は全国刀剣商業協同組合の理事を務められ、
また銀座で「誠友堂」という刀剣店を営んでおられます。
あれから時が流れ、
とってもエラくなってしまって近寄りがたくなってしまったかな…
と思っていたら、相変わらず気さくなお人柄で楽しくお話しさせて頂き、
刀剣界においての十一代兼定の最近の動向や、歳三の兼定についてなど、
またまた沢山御勉強させて頂きました
次号の「刀剣界」という刀剣の専門紙上にて、土方歳三資料館が紹介されます。
専門紙ですが、掲載号を資料館にも沢山お送り下さるとのことですので、
9月後半位から資料館にて頒布できると思います（無料です
）刀に興味のある方、ぜひぜひご来館の際には手に取ってみて下さいね＾＾
クリックして応援して下さればうれしいです。