ひよこ食堂店主、ひよこです。
もうすぐひな祭り、ひと手間かけた助六寿司でお祝いはいかがでしょうか。
太巻きは、板のりに代わってカステラのようなふっくらとした厚焼き卵で、色とりどりの具を巻き巻きします。
定番のかんぴょうは、酢飯に合うよう茶色く甘めに煮ます。
●本日の食材
□ 太巻き3本分、かんぴょう巻き6本分
・かんぴょう… 40~50g
・米… 2.5合
・きゅうり… 1/2本
・かにかまぼこ… 9本
・板のり… 6枚
・桜でんぶ… 適量
調味料
[かんぴょう用]
・だし汁… 600ml
・ザラメ糖… 大さじ9
・醤油… 大さじ5
[卵焼き用]
・卵… 3個
・はんぺん… 50~60g
・酒… 大さじ1
・みりん… 大さじ1
・砂糖… 大さじ1
・塩… 少々
[合わせ酢用]
・酢… 75ml
・砂糖… 大さじ2
・塩… 小さじ1
●つくりかた
① かんぴょうは、さっと洗いよくもみ込みやわらかくして、水に20分ほどつけて戻し水けを絞ります
② 鍋にだし汁・ザラメ糖・醤油を入れひと煮立ちさせ、①を入れ落としぶたをして弱火で1時間煮ます
※ 甘さ加減はお好みで、ザラメ糖に代わり上白糖などお好みのものをお使いください。
③ 卵・はんぺんは、フードプロセッサーで混ぜ合わせこして泡を取り除き、酒・みりん・砂糖・塩を加え混ぜ合わせます
④ 卵焼き器に薄くサラダ油を引き熱し、弱火にしてお玉2杯分の③を流し入れ、ふたをしてとろ火で蒸し焼きにします
⑤ 表面が固まったらはじを竹串で取り、両手でゆっくりはがして反対に返しさっと焼き、お皿に返して取り出し粗熱を取ります
⑥ お米は水を少なめにして、あれば昆布を入れ炊きます
⑦ 酢・砂糖・塩を混ぜ合わせ、炊き立ての⑥に回し入れ、切るように混ぜ合わせます
⑧ きゅうりは、卵焼きの幅に合わせて切り、縦半分に切ります
⑨ かにかまぼこは、2本を重ね合わせ、1組は半分に切ります
⑩ ②は汁けを絞り、板のりの幅・卵焼きの幅に合わせて切ります
⑪ 板のりは、5~6cm切り落とします
⑫ ⑤に上1cmを残して酢飯を均等に広げ、中央よりやや下あたりに⑧・⑨・⑩・桜でんぶをのせ、ひと巻きして具を固定し最後まで巻き4等分に切ります
⑬ ⑪に上1cmを残して酢飯を均等に広げ、中央よりやや下あたりに⑩をのせ、ひと巻きして具を固定し最後まで巻き5等分に切って完成!
●ひよこのポイント
かんぴょうは、繊維がやわらかいものであればもみ込みたっぷりの水につけ、つまんで爪の跡が残る程度に戻します。
硬いものであれば塩をもみ込み、たっぷりのお湯でつまんで爪の跡が残る程度に茹でます。
まな板を洗濯板のようにして斜めにおき、かんぴょうをこすりつけもみ込みます。
煮汁が残る程度にじっくり煮たかんぴょうは、そのままおき粗熱を取り味をしみ込ませます。
太巻きは、卵焼きの端を切り一緒に巻きました。
おいなりさんは、こちら「ゆずいなり」を参考に~