先日、英語には、小さい「っ」の音がないという話をしました。英語といっても、特にアメリカ英語だと思うのですが。しかし、日本語には、この小さい「っ」がないと、意味のある単語として聞こえないということでした。
最近、ともかく、声を出すことに対しての研究がとても進んでいます。声を出すというのは、歌うためだというのが、私にとっての初めの一歩であったのですが、最近、俳優さんが発声を見直したいとか、英会話を習いたいという幅広い生徒さんが、やってくるようになりました。
歌は、置いといて。。ということです。
で、これは、メロディを歌うということではなく、歌うための発声でもなく、発音としての発声のまとめをしなければいけないなと思ったのです。
んで、うちにあるさそれらに関するまざまな(ともかく、なんだかすぐ本を買う癖があるので、結構たくさんあります)本をとりだしてきました。
そうしたら、こんな本を発見。
俳優さんのためのワークショップの作り方の本。。なんでこんなの買ったのかな?しかも、これを買ったのは、セブ島の本屋さんでした。
そうそう、外国に行くと、必ず本屋に行きます。で、ちいさな辞書と、何かのhow to本は必ず買うんです。
how to本って、著者とお国柄と考え方がよくわかるので、楽しいんです。
そのworkshopの本は、読まずに、もう6年くらいほったらかされていました。引越しの時も捨てずについてきましたが。
で、中を見てみると、
発音の練習の部分がありました。
そこで、How to avoid Glottal Attacks?タイトルのところがありました。
glottal attack
とは、声門で作るアタック音のことです。
それではちょっと意味がわかりにくいですね。
フィリピン人の癖は、母音から始まる単語を発声するとき、喉を鳴らして発声してしまうらしいんです。。その矯正の仕方も書いてありました。頭にHを入れて、はーというように発音するトレーニングでした。
へえ。。
これは、日本語にはないと思うのですが、色んな言葉の癖があるもんですね。
逆に日本語は、母音ばかりの言語なので、子音を発音するときに、力が入りすぎる傾向があるように思います。
いずれにしても、力が入ると、スムーズに音がでないので、歌う時はNGですけど。
でも、日本人のどれくらいの人が、きれいな日本語を話しているのでしょうね。大体綺麗な日本語の発声なんて、普通習わないものねえ。。
私は、綺麗な発声は、聞き取りやすい言葉の発声だと思っていますけども。。。