素敵な歌ってなんだろ。 | 流血ピアニストは歌う!!

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オールアバウトミュージックな暴露話



no music no life

な~んとなくだったのですけど、歌を教える人だと自分を意識してから、早8年くらい経つ。

自分も当然のことながら、さまざまな先生に歌を習った経験があるわけだけど。習っていたときは、特に、こういう歌が素敵だとか、こういう風に歌いたいといものが具体的になかった。

ともかく、声がでなくて、歌うのが辛くて、でも、歌いたいし、それで、食べていきたかったから、なんとかしなきゃっていう思いだった。

私のところに、習いに来る生徒はどんな思いで、習いたいと思っているのかなあ。。

もちろん、はじめにインタビューはするけど、きっと、時とともに変化シテイルと思う。

今の私は、こういう風に聞こえると、とてもチャーミングな歌だなあというものがはっきりある。まあ、それは、私の声質にとてもよくあっているということもある。

それは、ともかく、何年もかかって、色んな歌、声質を聞いて、自分でも試行錯誤して、見つけたものなわけだけど。

それを他の人に押し付けることはありえないけど、そうやって、自分の歌っていうものを見つけられると、または、見つけようとすることって楽しいことだと思う。

私は、先ほども書いたけど、ともかく、歌を歌える状態ではないくらい声がでなかった状態だったくせに、歌いたくって歌いたくって、やっていたので、ほんとうに時間がかかった。

さきほどもいったように、自分の歌というのがみつかったのだって、ここ数年で、やっと、最近形になったなんて、本当にご苦労さまの話。

でも、わたしに習いにくる人は、私からすると、はじめから結構歌える人たちだなあって思う。うらやましいとともに、はじめからできてしまうと、それをある程度壊しつつ、自分の声と向き合う作業をしないと、ほんとの意味での素敵な自分の歌に出会えないんだろうなって思う。

結構、つらい・・・

それに、プロになりたいわけじゃないし。。って思うと、私も、ときどき躊躇しそうになる。

でも、プロとアマの違いは上手さではないと思っている。

プロは、いかなるときでも、そこそこの歌が歌える。大失敗はしない。
でも、それって、素敵な歌がどうかとは関係ない場合が多い。

アマだって、すごく、心に響く歌を歌う人がいる。

って自分に言い聞かせて、ほんとに歌うのが好きなんだろうなって思う人には、結構突っ込んだ話もしてしまう。

ほんとに素敵な歌が歌えると、
ほんとに幸せなんだもの。

せっかく、歌を歌おうって思っているなら、
あー幸せだなって感じてもらいたいなあって
思うのです。

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