サウジ アバヤのトレンド | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

サウジアラビアは女性に対して多くの制限があることで有名である。
そのうちの1つが黒く長いドレスのアバヤというもの。
これはイスラムの女性は肌を露出してはならないところから、
アバヤを着用を義務つけている。
外国人もアバヤの着用を義務付けているほどだ。
西洋の女性が肌を露出しすぎて
目のやり場に時々困ることがあったが、
それに比べたら、個人的にはこのアバヤに対して全然不快感はなかった。
一昔、神田うのがドバイからハネムーンで帰ってきたときに、
着て帰ってきたものがアバヤであるが、
あれはちょっと、こちらのカッコいい着こなしからはかけ離れている。
(うのちゃん御免なさい!)

アラブのほとんどの女性はこのアバヤを着ている。
一見、女性の権利を侵害しているような感じを受けるが、
実際はどうなのだろう?と最近思う。
結構、みんな好んで着ているような印象を受ける。

アバヤは種類がいろいろあり、値段もピンからキリまで。
3000円くらいからウン十万以上のものもある。
正直、こんなにアラブの女性がおしゃれなことを知らなかったほどである。

スタンダードなアバヤのイメージはこちら





この女性たちは信仰心がアツイ系のアラブの女性。
目以外は決して露出しない。
夫は彼女たちのことを忍者と呼んでいた。(失礼な夫である・・)
アバヤ全体の割合としては2割程度の存在だと思う。

もうひとつ上のランクもある。

信仰心がアツイ系は目も黒い布で覆われている。
時々前か後ろか分からないので、
よく子供たちが怖がっていた人達である。
しかし、見た目が怖いが皆良い人であるので誤解のないように!
全体の1割程度存在していて、見かける機会は少なかった。

次はゴージャス系
正直この手の女性のほうが多かったように思う。



最後の写真が一番わかりやすい。
頭の後頭部の上を何かで盛り上げている。
みんなこんな感じで着こなす。
とても美しく、顔が小さく見える。
動きも優雅で、たいてい、ブランド物のサングラスをかけている。
手にはブランド物のハンドバック、手には豪華な宝石。
靴も多分高価なものだろう。
見えるところは全て高価なものという印象を受けた。
女性が侵害されているような印象は受けず、逆に
夫が妻を大切にしている印象さえ受けた。
多分、このゴージャス系アバヤを着ているのは富裕層だと思われる。
全体の4割近く存在している。

次は一般的なもの。
ゴージャス系のアバヤと同じくらいの割合だったように思う。



最後の写真がわかりやすいが、
真っ黒だが少し飾りがあったりする。
もちろん真っ黒でデザインがないものもある。

全体に共通することだが、シルエットはダボっとしていて
アバヤの裾が床を引きずるのが特徴。
東南アジアのほうのアバヤは細身であるが
サウジ近辺はこのダボっと裾引きずる系が主流のようである。

アバヤは着慣れると楽チンでいい!
下には何を着てもいいので服を選ばない!
しかし、長い裾のものを着慣れない私は、
裾を踏み倒し、こけそうに何度もなるなどの難点もあった。
また、小さな子供をつれて優雅には歩けない私には
夫が買ってくれたゴージャス系アバヤは邪魔になり、
結局機能性の高い、真っ黒一般系アバヤを買いなおし、
裾を短く切ってもらうのである。

夫よ・・・すまぬ・・・



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