今月は、ある案件が佳境に差し掛かっており、中々時間とれない状況で、
ブログの更新が出来ずに、読者の皆様には申し訳なく思っています。
最低でも2日に1記事ぐらいの頻度で、記事アップを行いたいのですが、
なかなかコレが、結構むずかしい状況です! 泣
さて、気を取り直して、本日お伝えするのは....
10月18日にNintendo of America Inc. (任天堂アメリカ)が発表したプレスリリースによると、今回、米国の大手Wi-Fi事業者である米Wayport 社と、「NintendoDS(ニンテンドーDS)」 向けの無線LANサービス「Nintendo Wi-Fi Connection」 を提供するサービス契約に署名をしたそうです。
◎ プレスリリースの原文(英文)はコチラ
▼Nintendo DS
(米国ではちょっとPSPに押されている感がありますね)
米Wayport に関しては、以前に「無線LAN化が進む米国ハンバーガーショップ」 という記事を書きましたが、米国マクドナルドが複数社とWi-Fi試験サービスを行い、最終的に組むことを決めた米国大手のWi-Fi(無線LAN)事業者です。
▼米国大手Wi-Fi事業者 Wayport
今回の契約締結により、「NintendoDS(ニンテンドーDS)」 利用者は、現在、全米の6000店舗で採用されているマクドナルドのホットスポット(無線LANの接続ポイント)を利用して、米ニンテンドーが提供する「Nintendo Wi-Fi Connection」 サービスを無料で利用できるようになります。
マクドナルドでWi-FIを利用してネットワークゲーム!
アメリカの子供達がとても喜びそうですが、
サービス自体は11月14日から開始されるそうで、
「Mario Kart DS」
「Activision's Tony Hawk's American SK8Land
「Animal Crossing」
などといった、Wi-Fi対応のネットワークゲームが発売されるそうです。
面倒な設定もなく、ゲームを立ち上げればそのままWi-Fiに無料で繋がるようになるので、利用者にはとても親和性の高いサービスだと思います。
前回の記事(コチラ )でも書きましたが、最近米国ではハンバーガーショップや、カフェなどでのWi-Fi利用が急速に広まりつつあり、これらの飲食事業者がWi-Fiを、彼らの店舗への集客増加の「一つの要因」と捉えている事の表れだと思います。
また任天堂アメリカにとっても、なんとなくPSPに押されている感のある米国市場において、これらのWi-Fi事業者との提携が、後押しになることは確かでしょう。
ただ私の考えでは、今回のNintendoDSにおける、これらのWi-Fi提携はあくまで序章であり、プレスにも記載されていましたが、現在、任天堂が進めている、次世代ポータブル・ゲーム機...
Revolution
が発売されたときに、これらのWi-F環境をフルに利用した、決してゲームだけでないサービス展開を見越しての動きだと考えています。
開発コード Revolution と呼ばれている、任天堂の「隠し玉」。
まだまだ情報も少ない状況ではありますが、任天堂の発表内容だけを見ていると、なんだかゲームというよりも、インターネットにチカラを入れた、小型モバイルPCの感がありますが、PSP同様、これらの小型高性能モバイル・ゲーム機の今後の動向がとても楽しみです。
先日の記事 「スティーブ・ジョブズの本当の狙いは?」には、読者の皆さんからのたくさんのコメントを頂きありがとうございました。iPod もこれらのゲーム機とどう影響してくるのかも注目ですね。