台湾から、気功(中国武術)の陳老師がいらしてる。
昨日はレッスン日。
楽し過ぎて、2時間半アッという間に過ぎた。
一見、普通のおじさんのように見えるが←失礼
この柔田門気功の奥義を直接受け継いでいるのは、陳老師ただひとり。
陳老師は三歳から道場に通っていて、毎日練習をかかさず、
朝晩の瞑想も現在まで続けている、気功大好きな方。
気功以外、まったく興味がなく、気功=人生とおっしゃる。
気功は、「品格」と「自然体」がとても大事だそうだ。
老師はまったく力を入れていなくても、
軽く腕を乗せられただけで、ズッシリとても重い。
一瞬腕が下がるくらい。
そして、わたしが力で押してもビクともしない。
でも、腕はまったく力が入っていないの~!!
押したまま、別の腕で老師の腕を触ってみても、ふにゃふにゃ。
普通は、押されると反射的に力が入ってしまうもの。
スゴイ!! どうなってるんだ!
で、わたしが力をいれればいれるほど、わたしの力を利用して
簡単にバランスを崩され、飛ばされてしまう。
わたしが飛んだ写真はないから、別の方でどーぞww
と、こんな感じ。
力はいらない。いかにリラックスするか。
力を抜くといっても、ダラーっとするのでなく、緩める感じ。
中国語でいうと、放松(fàng sōng)という。
この放松が、とても重要。
力が抜けたとき リラックスしたときに
気の流れがよくなり、最大限のパワーが発揮される。
いや~よくわかるけど、この力を抜くっていうのが難しいんだよね~
意識した途端、力がはいってしまうしね。
男性より、力のない女性の方が上達すると老師が言っていた。
そんなつもりはなくても、この気功をひたすら練習していたら
いつの間にか強くなっていた... なんてことも。
う~ん、それもいいかもしれない!
まっ、それを使うことはないだろうけどww
太極拳も気功も、奥が深くて、本当におもしろい。
ますます大好きになった。