狂った望遠レンズで写真をとっていませんか? | 塚越友子(臨床心理士・公認心理師)オフィシャルブログ Powered by Ameba

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築地駅徒歩1分のカウンセリングルーム 東京中央カウンセリングの心理カウンセラー(臨床心理士・公認心理師)塚越友子が薬に頼らず「うつ」や心の病を治す方法♪&だれとでもうまくつきあえるようになる人付き合い上手になる方法♪を教えます♪

こんばんは
東京中央カウンセリングの塚越 友子です
薬を使わずうつを解決するために、
うつになる思考パターンを見つけようと
6回終わりました。

第1回 全か無か思考
第2回 一般化のしすぎ
第3回 ネガティブメガネ-心のフィルター
第4回 マイナス思考
第5回 結論の飛躍 心の読みすぎ
第6回 結論の飛躍 先読みの誤り 

第7回は「拡大解釈と過小評価」という
思考です。


これは、狂った望遠レンズで写真をとっているような
ものとイメージして頂けるとわかりやすいかと。

拡大解釈と過小評価は、もう本当に典型的な
パターンです。


私も過去よくはまり込んでいました。
今でも、間違ったピントを合わせて現実を
切り取ってしまうことがあります。


できあがった写真をみて、あわてて、事実に
即したピントで写真を撮り直します。


拡大解釈というのは。

失敗・恐れ・不安・不完全なことに対して
注目しすぎたときにおきます。


たとえば、コピーを5部して欲しいといわれた時に
慌てていて確認をせずに、1部足りない状態の4部の
コピーを渡してしまうという単純なミスをしたとします。


拡大解釈の思考にはまりこんでいると


「大変だ。またミスをしてしまった。
 今度のリストラ要員対象になってしまう。
 自分はもう終わりだ」

とちょっとしたミスを巨大に拡大した現実を
写真として切り取って、それを何時間でも
眺めてしまうのです。


ちょっとしたミスを、日常的に繰り返し最悪だと
感じているので、それはそれは気分も落ち込みますね。



逆に、過小評価というのは

部長から仕事でほめられたとしても、


「たまたまだ」
「部長はほめてくれたけど、こんなことは
 ちっぽけなこと」


とひきすぎて、何がうつっているかわからないような
写真をとるのです。


失敗は拡大・成果は縮小


すべてをこんな調子で切り取って写真にして
頭の中のアルバムにはりつけていたら…


気分よくすごせるわけがありませんね。



この思考くせ、薬で治りますか?


自分でカメラのピントを調節すればどうなるでしょうか。


失敗を拡大・成果を縮小するオートフォーカスレンズを

設定しなおす
マニュアルにする


そんなちょっとしたことで、人生は劇的に魔法の
ように変わります。


あなたは頭の中のアルバムにどんな写真を貼りたいですか?

どんなアルバムを眺めたいですか?


写真を撮るのはあなた。

アルバムにコレクションする写真を決めるのもあなた。



あなたが幸せな気分になる写真を撮っていきたいですね



今日も最後までおつきあいくださいまして
ありがとうございますあひる


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東京中央カウンセリング
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