税制改正案の趣旨説明と野党からの撤回 | 国政報告 おおさか佳巨 福島県[県中]の生活

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2月17日の財務金融委員会では、

 

190-衆10 格差是正解消の税制法案

格差是正及び経済成長のために講ずべき税制上の措置等に関する法律案【提出者】古川元久(民主・維新・無所属クラブ=当時) 他3名

 

の法案について民進党が撤回を求め委員会で許可されました。

 

次に麻生太郎財務大臣より

193-閣06 税制改正案

所得税法等の一部を改正する等の法律案

の趣旨説明。

 

説明は以下の通りです。

 

ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する等の法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。

 

政府は、日本経済の成長力の底上げのため、就業調整を意識しなくて済む仕組みの構築、経済の好循環の促進、酒類間の税負担の公平性の回復、国際的な租税回避への効果的な対応などの観点から、国税に関し、所要の改正を一体として行うため、本法律案を提出した次第であります。

 

 以下、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。

 

 第一に、就業調整を意識しなくて済む仕組みを構築する観点から、配偶者控除及び配偶者特別控除の見直しを行うこととしております。

 

 第二に、経済の好循環を促す観点から、研究開発税制及び所得拡大促進税制の見直し、中小企業向け設備投資促進税制の拡充等を行うこととしております。

 

 第三に、酒類間の税負担の公平性を回復する等の観点から、酒税の税率構造及び酒類の定義の見直しを行うことといたしております。

 

 第四に、より効果的に国際的な租税回避に対応する観点から、外国子会社合算税制の見直しを行うこととしております。

 

 このほか、災害に関する特例の整備を行うとともに、土地の売買等に係る登録免許税の特例等について、その適用期限の延長や整理合理化等を行うことといたしております。

 

 以上が、この法律案の提案の理由及びその内容であります。

 

 何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。