192-参09 衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正す | 国政報告 おおさか佳巨 福島県[県中]の生活

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192-参09 衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案

【発議者】藤巻健史議員(日本維新の会) 外1名

 

衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律は、今年の5月18日にすでに成立している法律ですが、さらにそれを改正する法案です。

 

衆議院の定数は475人から465人になる予定ですが、これをさらに削り、336人にする案。

そのうち小選挙区の定数は295人から289人になる予定ですが、これをさらに削り、240人にする案。比例代表の定数は180人から176人になる予定ですが、これをさらに削り、96人に改める案です。

 

与党は、次の国勢調査まで待てという考えですが、この維新案では、平成27年度の国勢調査に基づいて選挙区画定審議をなせというものです。

 

比例区の定数を現行の180人から一挙に96人にすれば、比例復活議員のほとんどすべてが撲滅されます。

 

もともとこの小選挙区比例代表並立制という方式は、政治改革のためには小選挙区制が必要だということなったものの、中小政党から自分たちが生き残れないという不満をなだめるために一時的に比例代表を入れたものでありますが、かれこれ20年も続いています。

 

中選挙区連記制のほうが望ましいと考えますが、この比例代表制が小選挙区制度の弊害を生んでいることから比例区の大幅削減は賛成します。

 

ただし、この小選挙区制度が、国民の民意を反映していないこと及び日本国民の国民性にあっていないことから制度の変更を求めます。

 

この選挙制度になってから、国民の性質が、白か黒かという方向になり、考えの逆の人間に対して理解を求めるのではなく、徹底的にけなしていく国民の体質が生まれました。白黒はっきりさせないファジー、中間というものを好む国民性からして、この小選挙区制度を排して、中選挙区連記制度を望みます。