人知れず微笑まん-精神科医はいらない5

日本の医師の水準は、先進国にあらず

日本は全体的に精神・神経科の医師の水準が先進国とはいえず、
知識・技術ともにひくいです。

その水準の医師が「患者の権利」をいいたてて「人権派」をきどっている。
きわめて悪質ですね。
人権派医師に腕がわるいのが多いのは、なんででしょうかねぇ。
彼らは患者さんの幸福の追求を侵害しているのです。
治るものを治せないなんて、人権侵害の極致でしょう。

人権派医師には注意してください。
患者さんの人生をまるごと見ないで、
病気という部分のみ診る日本の医学教育しかうけていないのに、
それに気付かない彼らの実情を知っておいてください。
病気だけを診ているのでは、
患者さんの背後にある要因に目がとどかない。
そんな医師の精神療法などは、うけても意味がありません

私のウツ事情についてご報告を(ドクターショッピング)
みごとに完治してくれた名医を、
彼の転勤によって失ってはじめての再発を見ることになった。

次の医師が治せない医師だったのだ。
当然のことながら、ウツ発症時は仕事がまったくできない。
なのに、三ヵ月半、半年、一年と、長期にわたって無意味な治療を漫然と続けていたのである。

「ウツ病を治せない医師がいる!」
驚愕とともに悟ったとき、すでに一年という歳月が流れていた。
この歳月は、仕事もできず、有効な治療に恵まれず、無為にすごす日々だったのだ。

働かなければ生活できない独り身なのに、無能な医師によって、一年間という歳月が浪費された。
この事実は骨身にしみた。

この経験から、わたしはドクターショッピングに走ることを覚えたのである。
わたしのケースは、投薬で治る性質のものだという自信があったから、
精神病の薬についても勉強をはじめた。

また、再発をくりかえすごとに、
私のウツ状態はさらに、より深くなっていくことに気づく幸運も得た。

これは、前回効いた薬が今回も効くとはかぎらない
という知識を得たことに通じるから。

治療期間を医師の腕に左右されるのは、わたしは、もうごめんなのである。
わたしの現在の主治医は、わたしの破天荒な発想を理解してくれる医師である。
これでだいたい治療を開始して約二ヵ月後には治癒をみるようになった。