こんにちは。和久田ミカです。
「発達障害(発達症)」という言葉を耳にしたことはありますか?
私が知ったのは、ちょうど20年前のことでした。
当時教員だったので、校内研修で学び、発達に偏りがある事例をたくさん知りました。
偏り、というのは、たとえば、
・うまくコミュニケーションがとれない
・自分のことしか考えていないように見える
・がまんや、がんばりがきかないように見える
・自分を客観的に見ることができない
・こだわりが強い
一言に「偏り」といっても、その子によってちがいますが、「あれ?」と 思うような特徴を、強く持つ子どもたちです。
最近はずいぶん認知されてきて、お母さんの育て方ではなく、その子自身の特性によるものだとわかってきました。
私の幼なじみも、おそらく発達障害だったと考えられます。
・授業中に座っていられず、気になるものや人がいると歩き出してしまう。
・常に、体のどこかが動いている
・まわりとうまくコミュニケーションが取れない
・努力しているが、勉強が苦手で、ノートのマス目に字がおさまらない
・植物や虫に興味があり、とことん調べる「博士」
などなど。
私は小さい頃から仲よくしていたので、それを別に変だとは 思わなかったのですが、
中学校に入ってからは いじめにあうようになりました。
就職してからも いやがらせや、いじめにあい、引きこもっているという噂を耳にします。
その心の傷つきが「二次障害(感情の不安定さや問題行動)」を招いたようです。
今、どうしているかなあと たまに思い出します。
彼を思い出すとき いつも思うのが、もっとまわりがサポートできなかったのか、ということです。
「発達障害」という言葉ばかりが先走って、どう関わったらよいかについては あまり知られていません。
毎日の生活の中の困った場面に、どう対応すればいいでしょうか?
自尊心を傷つけず、健やかに育てるためには、何に気を付ければいいでしょうか?
そこで、子どものこころのコーチング協会で 勉強会を行うことにしました。
「すまいるママ塾 vol.1 発達障害」
です。
・元発達障害指導員の 浜田悦子さん(当協会インストラクター)
・ ベストセラー「発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ」の著者shizuさん
ともに、自閉症のお子さんをお持ちのママでもあります。
「すまいるママ塾」では、お二人がふだんから実践されている、ABA(応用行動分析)の手法を中心に、具体的なサポートについてお聞きしていきます。
発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ [ shizu ]
¥1,512
楽天
くわしくは、上原典子インストラクターのブログをご覧くださいませ。
* 協会のサポート会員メルマガ(無料)先行受付・・・10月13日(火)
* 一般募集・・・10月14日(水)
となります。
テーマは「発達障害」ですが、私は どんな子も 少しずつ偏りがあると感じています。
どんなお子さんにも応用できる方法ですので、ぜひ いらしてくださいね。