【第50回】ハタモク×キッズドアコラボ!初の東北開催。中学生×高校生×大学生×社会人で語り合い! | ハタモク(働く目的)のブログ

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こんにちは、ハタモク代表のよらっち(與良)です。
7月8日に、子ども向け学習支援(ボランティア大学生・社会人で、受験などの学習支援をしてあげるなど)をしているNPO法人キッズドア( http://kidsdoor-fukko.net/ )とのコラボハタモクでした。

 
普段のゼミの後にハタモクを行いました!

キッズドアでは、震災後に東北復興応援に力を入れていて、今回はその一環としてのハタモクで、仙台で行ってきました。
しかも今回は、中学生約30名、高校生約5名、大学生5名、社会人3名といういままでにない人数構成。いままでハタモク中学はしたことありましたが、2時間半のロングバージョンを中学生を中心になるのは初挑戦で、ドキドキしてました。
でも、その不安は始まってすぐになくなりました。
全体ファシリテーターとしてナマちゃんが活躍してくれて、楽しい場になりました!
それでは、今回のレポートは、キッズドア東北で支援を続けてきている東北大学3年生の浜端くんに書いてもらいました!

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7月8日 ハタモクレポート
東北大学 法学部3年
浜端悠祐
 
キッズドアでは、中高生を対象とした無料の受験対策講座[タダゼミ]・[ガチゼミ]を行っています。今回は、このゼミに参加している中高生と、大学生・社会人ボランティア全員を対象に、みんなで働く目的を考える「ハタモク」というワークショップを行いました。その様子をご報告します。

 
今回お配りしたレジュメはこちら!

最初に全員でアイスブレイクを行いました。ここでみんなで親睦を深めたことで、そのあとのハタモクも打ち解けた状態で生徒とお話しすることが出来ました。

ハタモクが始まると、まず6人1グループとなり、自分の「やりたい仕事」について語り合いました。ここでは、私も正直に自分の夢をお話しすることが出来たと思います。

 
子どもと大人たちで気楽にまじめに語り合いました!


自分の保育所時代から振り返り、通信販売のテレビショーに出ることが夢だった(←?)ことから、弁護士を志した高校時代、そして大学時代に入って目を向け始めたアパレル業界と、国際的な職業に就きたいという希望・・・。どれもハタモクを通じて「自分の夢を語る」ことがなければ振り返ることもなかったと思います。
 
中高生の参加者からも、「外国が大好きなので、英語を勉強して外国に住みたい」「部活で野球部だったので、スポーツに関わる仕事がしたい」など、たくさんの夢を聞きました。

 その中でも、一人の中学三年生の女の子が言ってくれた意見が印象的でした。それは、

「自分の好きなことを仕事にしたいに決まってるじゃん!」

というものでした。
その女の子は、子どもがとても好きなので、保育士になりたいという夢をもっていました。これを話してくれたあと、他の生徒からも、

「テレビゲームが好きなのでゲームを作る会社に入りたい」

「料理が好きなので栄養士になって、食をサポートすることで人の健康を考えたい」

など、とても具体的な意見が出てきました。

 
楽しそうに話してくれる子が多かったです!


ワークショップの中では、ハタモクスタッフで社会人の與良さんも「好きなことを仕事にできるのが一番」と仰っていました。

私も、自分の「好き」が仕事になればすごく楽しく生きることが出来ると思います。そして、中高生という時期から、自分の好きなことを職業に置き換えて考えている生徒たちにもとても感心しました。

実際に参加してくれた生徒からも、

「自分の夢を正直に喋ってみて、考えが固まった」

「皆の夢を聞いて、自分ももっとしっかり将来について考えようと思った」

という意見が聞かれました。


いつもゼミ運営をしてくれる岩切さんが「ジブンガタリ」をしてくれました!

また、キッズドアとハタモクとのコラボ企画ゆえの、良い影響もありました。

なぜなら、いつも通う学校とは違うメンバーと話せたからです。恥ずかしがったり考えを隠してしまったりすることはなく、素直な自分で、正直に自分の夢について話せた生徒が多かったようです。

中学生にとっては、これから伸びる将来の選択肢を、具体的に考えていくきっかけになったのではないでしょうか。

私たち大学生も、夢を語り今までを振り返ることで、就職に対する考えを客観化出来ました。
そして今日参加した人はみんな、大事なことを再認識できたと思います。

ハタモクを通じて、ある社会人の方が仰っていた通り、

「自分が『生きる』ことが一番」

 
東京からきた鷹野さんも「ジブンガタリ」をしてくれました!

なのだと感じることができました。