大湯鉄道物語 | 由布市商工会 挾間支所のブログ

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挾間・庄内・湯布院にぜひお越しください。

今、私たちの地域で、新しい地域活性化を目指した活動が始まっています

「豊後大正ロマン街道 大湯鉄道物語」

大湯鉄道(だいとうてつどう)は、大分ー湯平間に鉄道を建設することを目指し、大正二年設立された私鉄大湯鉄道株式会社が、大正四年十月三十日大分ー小野屋間で開業した鉄道です。
その後、大正11年鉄道省に買収され以後は国鉄大湯線として豊後森駅まで延長されます。昭和9年、日田ー天ヶ瀬間の開通を以って久留米まで接続し国鉄久大本線となりました。

いまから100年前、この大分川流域の地域の先人達が、地域の発展を目指して作り上げた大湯鉄道(だいとうてつどう)。現在の久大本線の基になった私鉄の物語です。
この大湯鉄道物語を掘り起こし、失われつつある地域の歴史を、次の世代に語り継いでいくこと。
この大湯鉄道物語を掘り起こし、地域が手を取り合い1市11村で私鉄大湯鉄道株式会社を設立した当時のように、いま再び地域の絆をしっかりと結び、地域一丸となって駅の100周年事業を実施すること。
そして、この大湯鉄道物語は、これからの大分川流域地域の新しいブランドとして、地域住民が等しく活用していけるようにすることを目指しています。


この活動は、決して新しいものを創るわけではありません。
大湯鉄道の物語はこの地域の絆の歴史です。
長い年月の間に、消えつつあった大湯鉄道の歴史を、この100周年を期にもう一度再評価しよう。
この100周年に、この物語を掘り起こさなければ、もう二度とこの大湯鉄道の物語に光を当てることができなくなる。
地域の民間有志で、豊後大正ロマン街道大湯鉄道物語委員会を立ち上げました。
現在は、もっと広く地域の各種団体の参画を求め、協議会の設立を目指した豊後大正ロマン街道大湯鉄道物語100周年プロジェクト推進協議会設立準備委員会として組織しています。

これから平成27年10月30日の100周年までの間には、鉄道や駅を使った様々な催しを企画中です。
そしてこの地域の誇れる歴史、新しいブランドとして大湯鉄道物語が語られるようにしたい。

地域の皆様方のご賛同ご参加、ご協力をお願い申し上げます。

豊後大正ロマン街道 大湯鉄道物語100周年プロジェクト推進協議会設立準備委員会
設立趣意書PDFファイル ←右クリックで保存してきてください、ダウンロードできます。

昭和20年代挾間町内を走る蒸気機関車
大湯鉄道株式会社 役員(創立時)
奇跡です大湯鉄道3号蒸気機関車


かつての駅
今はなき大湯鉄道大分市駅
出世駅 永興停留所
かつての大湯鉄道の櫟木停留所
賀来小中学校そば森の木停留所
大湯鉄道向之原駅の駅舎跡
大湯鉄道、平横瀬停留所
国鉄大湯線湯平停車場
大湯鉄道鬼ヶ瀬停留所付近の軌道跡
大湯鉄道 鬼瀬停留所
開業時終点の駅 小野屋停車場