おはようございます
昨夜の「ためしてガッテン!」ごらんになりましたか?10秒ダイエットに話を持っていくまで、先週・今週とずいぶん引っ張りました。もちろん説得力のある理論展開をするためだったんでしょうけど。
ごらんにならなかった方はこちら↓でダイジェストをどうぞ
「挫折なし!失敗なし!女性の最強ダイエット」 「女性の最強ダイエット 完結編」
結論だけを簡単にご紹介しますと、
① お友だちとおしゃべりしながら、ついつい食べ過ぎる方は、お友だちとウォーキングする。
② 小腹がすくたび何かつまむクセのある方は、食べたくなったら10秒間その場でダッシュする。
というものでした。
①は要するに、ランチだの、ティータイムだのという時間をウォーキングに充てるってこと。楽しくおしゃべりできて、運動にもなって、一石二鳥でしょ?という話。集うことの好きな女性には、うってつけですね。互いに競い合えたり、励ましあえたり。
②は、瞬間的に血糖値をあげることで、小腹がすいた感覚を消すというもの。何かにびっくりしたときや、ドキドキしたとき、ストレスで緊張したときなど、空腹は感じませんね。それまで感じていた空腹感さえ忘れます。
番組の中でも説明していましたが、これは交感神経のなせるわざ。からだを臨戦態勢に持っていくために、血糖値を上げるからです。
「おなかすいた」という感覚は、血糖値が下がると生じます。そこに、10秒間その場ダッシュのようなことをすれば、からだが「え?活動しなくちゃなの?」ということになって、交感神経のスイッチがパチッと入ります。
すると、副腎髄質という場所から、アドレナリンというホルモンが出ます。アドレナリンには血糖値を上げる作用があり、空腹感が消えて、つまみ食いを予防するという図式です。
「脂肪をためない食べ方」 でご紹介したように、空腹になるとグレリンが分泌されて、成長ホルモンの分泌を促進します。成長ホルモンは代謝アップに重要なホルモンですから、空腹になること自体も、ダイエットや美容には大切なんですね(成長ホルモンについてはこちら→「寝る子は育つ、美人は夜つくられる」 )。
10秒間その場ダッシュとは、サッカー選手が交代の直前、ピッチの手前で、腕をふってモモをあげて…を繰り返している、あれ。からだを温めるためというよりは、アドレナリン分泌を促して、まさに戦う態勢のからだにするためだったんですね。
10秒間その場ダッシュができない方は、踏み台昇降でもいいと番組では紹介されていました。ちょっとだけ呼吸と心拍数が増えればいいので、風船を一気にふくらますのもいいですし、先日ご紹介した「お正月のおなかぽっこりを解消しよう!」 なんかもいいですね。
今回の番組は、確かにガッテンできました。一天一笑、今日もいい1日にしましょう。
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