入院時におすすめのアロマ | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


新型インフルエンザ、増加しています。国立感染症研究所感染症情報センター の資料によると、日本国内で8月25日までに入院が必要だったのは427症例。5~19歳が249名(58.3%)、基礎疾患を持つ人(妊婦3名含む)は180名(42.2%)、そのうち慢性呼吸器疾患(喘息含む)が95名(52.8%)、急性脳症と診断されたものが8名(1.9%)、人工呼吸器の使用は20名(4.7%)だったとのこと。


症状は、基本的には季節性インフルエンザと同様で、38℃以上の発熱が1~5日持続し、発熱の前後数日の間に咳や咽頭痛があるとのこと。ヨーロッパからは無症状の症例も報告されているそうです。


そして、「米国CDCが定める合併症併発に関したハイリスクグループ」としてリストされているのが、

① 5歳未満の乳幼児

② 65歳以上の高齢者

③ 下記の基礎疾患を持つ人と妊婦

 -慢性呼吸器疾患(喘息を含む)

 -心血管系疾患(高血圧は含まない)

 -腎疾患

 -肝疾患

 -血液疾患(鎌状赤血球症を含む)

 -神経・神経筋・代謝性疾患(糖尿病)

④ 免疫抑制状態にある人

⑤ 19歳未満で長期アスピリン治療をうけている人

⑥ 介護施設、慢性期療養施設に入所している人


これから寒くなるにつれて、爆発的な増加が懸念されるところですが、予防のためにも、もし感染した場合に重症化させないためにも、免疫力アップをはかりましょう。「新型インフルエンザの予防法」 「カゼ・インフルエンザ予防の芳香浴」 をご参考にどうぞ。


カゼやインフルエンザで寝込んでいるときもそうですが、入院中にもアロマオイルを上手に使って、できるだけ気持ちが和らぐようにしたいものですね。入院中に使う場合には、担当の医師や看護師だけでなく、同室の方々にも、一言お断りを入れましょう。また、早く揮発して、香りの残りにくい精油を選びましょう。


おすすめは、清拭です。精油を数滴たらしたお湯で、タオルをゆすいで、くびや胸、腕などを拭きましょう。ラベンダー、ティートリー、スィートオレンジあるいはマンダリン、ベルガモットあたりがいいですね。咳が出ているときは、ユーカリラディアータもいいかも。お好みに合わせて、単独で使ったり、組み合わせて使ったりしましょう。


精油には、抗菌、抗ウイルス、免疫強化、血流促進、消化促進、鎮痛、鎮静などの作用があります。リラックスして過ごせるように、精油を上手に使ってくださいね。今日もいい1日にしましょう。


野菜の花シリーズ。
春月の『ちょこっと健康術』-ニラ

今日は、ニラです。においからは想像つかない可憐な花ですね。