こちらの続きです。怒らないこと1
怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)/アルボムッレ スマナサーラ
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読み進めると、以外とも思えるよな説にも出会います
「自分は偉い」というエゴを捨てよ。「自分はだめな人だ」という、エゴも捨てよ。
前者がエゴなのは解かりやすいですね。後者の考えに陥って、「自分なんか」と考え、悔しい、人をうらやむ、という「怒り」を持つ人も多いように思います。
怒りは、電気のように弱い力から、どんどん大きくなると、強い衝撃で、自分の心を壊し、爆発し、周りも傷つけ、体も傷つけてしまうのだそうです。
怒りにどう向き合えば良いのでしょうか?それには「笑い」が大事だと言います。
幸せだから笑うのではなく、まず、笑う。「自分は笑う人間になるんだ」と決める。
実際免疫細胞が増えるという、研究もあるのですから、笑いは、怒りから起きた炎を消してくれるようです。
わざわざ、おかしい話を見つけ出さなくても、
子供の笑顔につられて笑う、
朝の日の光に笑う。
自然の営みの日々の中におかしみを見出す。
そんな心持が怒りを消してくれるのです。
鏡を見よう
自分の笑顔を自分に向けよう。
誰もあなたに笑いかけない日でも、鏡の中の貴方がにっこりとほほ笑んでくれる。
この本は、流派は少し違いますが、何度かここでも書いているヴィパッサナの教えを説いています。
心のデトックス
執着を捨てて、心も体も循環させて、一つの感情にしがみつかない。
そして、笑いの心で、世界と宇宙をつなぐ。
それが出来たら心も体も、しなやかで、健やかで、美しくなれると思います。
今これを自分自身に言い聞かせています。
今、心が、悲しみと怒りに、流れてしまいがちなので笑顔、笑顔、と意識的に笑っています。
今日も極上の笑顔で!