お食い初めの鯛のご依頼。私なりの魚うんちく少し。 | 晴晴食堂 ~Harebare Diner~

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フードコーディネーターさくらこまちの簡単レシピ。
料理、日々のこと、時々猫ズたち。のんびり綴っていきます。

毎日毎日寒いですねー
お元気ですか^^

わたしはとーーーっても元気でしたが、仕事が忙しかったもので
ブログに遊びに来られませんでした  泣


そして今から恐怖の青色申告の資料作り

この時期、フリーランスの人たちは頭を悩ませますよねぇww
始めれば進むのですが、手をつけるまでに時間がかかる。。

周りのフリーランスの方々も毎年同じこと言っております 笑

今年も早めに済ませて、すっきりした気持ちで飲みに行こうーー



さて。
先日Sちゃんからご依頼いただいた、お食い初め料理のケータリングの一品をご紹介。

鯛の姿焼きです^^






1キロちょっとほどの天然鯛。

このころ、日本列島天候が荒れまくっていたので、おそらく海も大しけ。。
普段も良い値段がするのに、さらに上がらなくて良かったー!

他には筑前煮、お赤飯。
そしてSちゃんに日頃の感謝をこめて、ニューヨークチーズケーキも1ホールプレゼントしました。
今回は酸味を強めに入れてみたので、甘いものが苦手な方でも食べられるんじゃないかなー^^


ご家族での様子も送ってきてくれて、りこたんの歴史の1ページに私の料理を使って下さってとっても嬉しかったです。
ありがとうーー






唐津くんち唐津くんち唐津くんち唐津くんち唐津くんち

ちょっとだけ。
鯛のうんちく。

【旬】
旬はもちろん冬場。
産卵に備えて蓄えます。
そう、今くらいの2月くらいが一番美味しい季節です^^

とはいえ日本列島長いので、旬を追うなら暖かい地域から寒い地域へ追いかけていくと、旬に近いと思われます。


よく聞く『桜鯛』。
3月くらいからかな。
産卵前で卵を大きく育ててるころ、見た目も赤っぽくなっているので桜鯛と言われてます。

このころ、鯛がいちばん採れる時期。
ご商売的には(安く仕入れられるために)旬ですが、味はやっぱり2月あたりが最高ですね^^

やっぱり赤ちゃんに栄養取られてしまうので、身の脂も取られてしまう。

さらに産卵後は麦わら鯛なんて言われて、この時期が一番美味しくないです。


【養殖と天然】

天然じゃないと!!
とは、わたしは思いません。
時期もありますが脂を求めるには養殖ですし、引き締まった身を求めるなら天然。

調理法に合った方を買うといいですね^^
値段も全く違います。。
養殖はお財布にとっても優しいけれど、天然は。。
おののく


そして最後にびっくり!!
鯛は途中で性転換するのです


クマノミもそうなんですよねー。ニモってば^^


魚。
もともと魚屋の娘であり、魚修業をして、会社を作った父の背中を見てきたわたし。
魚の匂いがつくのが嫌いだったので、仕事を手伝ってもちっとも触りたくなかったのですが、現在は実家に帰ると、自ら飲食店の魚の下処理を手伝います。

綺麗にさばけると気持ちがスッキリ♪

大量の魚を相手にするので、わたしのスピードなんてww
やっぱり父はすごいなーといつもいつも誇りに思うのです