こんばんは。原田綾子です。
アドラー心理学を子育てに活かす
ということで、
子どもの困った行動には段階がある
ということについて書いています。
居場所が感じられない子どもは
困った行動を起こします。
今日は第３段階めについて。
この段階に入ると、親や教師は
子どもの困った行動に腹が立つというより
「傷つけられた」と感じるようになります。
子どもの困った行動の第３段階目は
「復讐」です。
第２段階目で親に挑戦し破れた子どもたちは、
親に復讐をしてきます。
不登校や非行などに走る子どもたちも
多くの場合、この段階にあると言えます。
子どもは「親がいちばん大切にしている価値」や
「親がいちばん困ること」を知っています。
ここまでくると、問題も複雑になってくるので
第三者の援助が必要になってきます。
子どもたちの心の叫び（サイン）だということに変わりはないので
ここでさらに勇気くじきをすると事態は悪化していきます。
困った行動をする子は勇気をくじかれた子なので
困った行動をする子には、勇気づけが必要なのです！
このように、子どもの困った行動には目的があり
相手役（親や教師）の感情によって判断できます。
＜子ども＞ ＜相手役の感情＞
第一段階 注目、関心・・・イライラする
第二段階 権力争い・・・腹が立つ
第三段階 復讐・・・傷つく
第３段階目の次はどうなるのか・・・。
次回は第４段階目（最後）について書きます。
（分担執筆で原田も執筆しています↓）
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