こんばんは。原田綾子です。


今日はSHINE講座 9期、第一回目でした。

仲間たちと学ぶ時間は、学びも多くいいものですね。


講座のレポはまた今度・・・。

(そういえば、教育プログラム3期も先日最終回でした)



今日は、子どもの困った行動には段階がある

の第二回目。


前回は、

子どもの困った行動の第1段階目について書きました。


子どもは、家庭や学校に居場所がないと

不適切な行動(困った行動)を起こします。


自分の思うように注目が得られないと

2段階目の特徴として、反抗的、挑戦的な態度を取って

親や教師に勝とうとします。


大人に戦いを挑んでくるのです。


子どもと大人の

「力」や「優位性」をめぐる争いを仕掛けてくる子どもは


「力を得ることができれば、みんなが自分を認めてくれる

自分の居場所ができる」

と思っています。


そういう子どもは

過去に、親や教師から

力で押さえつけられた体験をしている子が多いものです。


力があることが重要と思っているので

引き下がると負けたような気がして、

引き下がれないのです。



子どもに権力争いを挑まれると

教師も

「腹が立つ」

「指導して言うことを聞かせなければならない」

と思いがちです。


そう対応すると

子どもは教師の痛いところを突いてきたり

「ひどい」「無視した」「ずるい」「ウソついた」

などと

教師が反応したくなる(原を立てたくなる)ことを言い

ますます挑戦してきます。


そこをまた教師が叱責する。

子どもが挑発的な態度をとる。

また、注意や叱責をする・・・


これを「権力争い」と言います。

・・・これを繰り返していくと

ますます関係も悪化していきます。


ますます関係が悪化すると、

子どもは次の段階に入っていくことになります。





権力争いをしかけてくる子どもの目的は

教室内に居場所を確保することです。


不適切な行動は

今まで適切な行動で居場所を確保できなかった

子どもたちの悲痛なメッセージ。


「ぼく(わたし)を助けて・・・」

そんなメッセージが隠されているのです。




そんなとき、どうしたらよいか

ポイントは以下4つになります。


1,不適切な行動には注目しない、取り合わない

2,感情的に指導せず、気持ちを冷静に伝える

3,適切な行動に注目する

4,まずは、教師が子どもを尊敬・信頼する





アドラー心理学理論に基づき

権力争いする子どもにどう対応するとよいかについては

この本に、事例を挙げながら、詳しく執筆させていただいたので

(分担執筆で私も何章か担当しています)

よかったら参考にしてみてください。



たとえば、授業中


教師「次は、○頁を開きましょう」

子ども「先生、今日の給食はカレーだっって」


こんなふうに子どもが言ったら、なんと対応したらよいか

詳しく書いています。

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学級担任のための、となっていますが

お母さん、お父さんにも役立つ内容となっています。


事態が悪化すると、第三段階に入っていきます。


続く


■関連記事

>>子どもの困った行動には段階がある:第1段階







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