こんにちは。原田綾子です。
アドラー心理学関連の本が多く出版されていますね。
中でも、この本がベストセラーだそうです。
- 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え/岸見 一郎
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小倉広さんのご著書は、わたしのオリジナル講座でも
課題図書として事前に読んで頂き、
前回の講座では皆さんと内容をシェアし、深めました。
（素晴らしいご本なので、改めてご紹介します）
↓
- アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉/小倉 広
- ￥1,728
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勇気づけがだんだんとメジャーになっていくのが
とても嬉しいです＾＾
ということで、
今まで（この7年、ブログに）何度も書いてきた内容ですが
久しぶりに、アドラー心理学についての
基本的な内容を書いてみようかと思います。
・・・・・・・・・
アドラー心理学では、
子どもが困った行動を続けるのは、勇気をくじかれた子であり、
「居場所」を失っている子どもだと考えます。
アドラーの弟子のドライカースは、
子どもの困った行動には４つの段階があるとしています。
今日はその第１段階め。
その目的は「周りから関心（注目）を得るため」です。
親や教師から「注目を得て」
自分の居場所を作っているのです。
普通にしていてもたいして注目を得られないので、
無視されるより怒られてでも注目を得たいという心理により
あえて困った行動をして、関心を引くわけです。
こうすれば「見てもらえる」ということを知っているのです。
例えば、授業中、授業の邪魔をしたときに、教師が注意してばかりいると
ますますその子どもの困った行動は止まないことがあります。
あ、これは、私のむか～～しの経験談ですが＾＾；
ますますひどくなるんですよね。怒れば怒るほど。
だって、そうやって自分に注意を向けてほしいから。
大学の授業や教育書、初任者研修でも
このようなことは一度も学ばなかったので
（そもそも、そのような勉強や研修はなかった。
どんな研修をしていたかは、また記事にしたいと思います。）
初任者研修や大学での授業で、
アドラー心理学の理論について取り上げれば
先生方も現場に出て大いに役立つと思うのですが・・・
子どもはそこからこう学びます。
「先生の気を引くには、困った行動をすればよいのだ。」
と。
人は注目された行動の頻度を増やしていきます。
赤ちゃん返りと同じですね。
下の子が生まれて、
今まで自分一人にあったママの関心が下の子に行ってしまった・・・
さみしいよ・・・もっと見てほしい・・・。
アドラー心理学では
第一子の失われた王座
とも言われます。
親の注目を引くために、
自分も赤ちゃん返りをするわけです。
大好きなお母さんにもっと見て欲しくて・・・。
非行に走る子どもたちも同じです。
困った行動を続けたら、
行動を叱るだけ終わりにするのではなく、
そこに、子どもの心のサイン（メッセージ）があるということです。
彼らは一生懸命親や教師にサインを送っているのです。
勇気をくじかれている子に、
ますます勇気をくじくような罰を与えていては、
事態は悪化するだけです。
（もちろんやってはいけないことをしたときは叱りますが。）
この第１段階目で、ますます勇気をくじかれた子どもは、
次の第２段階目に突入していくことになるのです。
こうしてだんだんと、事態は重くなっていくのです。
第二段階目に続く。
募集は６月半ばを予定
■勇気づけ親子塾八ヶ岳合宿
２０１４年８月８～１０日（金、土、日）
２泊３日 八千穂高原
■勇気づけ親子塾：夏休み単発講座
子ども向けお片付け教室（タイトル仮）
７月２６日（土）１０～１２：００
東武東上線ふじみ野駅そば（池袋より急行で２５分）
親子でパステルアート教室
７月末 午前中
〃
■勇気づけ親子塾後期クラス（９月～２月）
６月募集予定（募集時期決定次第ブログでお知らせします）
※その他の今後の講座予定は５月中にお知らせ致します
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