やれやれ春休みが終わって、また

ハードなお勉強が始まる。

あちきもいよいよ高3、

来年は大学受験?

ちし~

きびしい~


今、パソコンのゲームに

どっぷりハマッていて

気分はお勉強どころじゃないのよね。


でも、どうしてお勉強ってこんなに

つまんないんだろ。


ま、いいか。


やってらんねえ-勉強タイヘン



やってらんねえ-0142


最近、勉強、勉強で

やってらんねえ。

ママの目を盗んでは

パソコンのゲームに

励んではいるけど、

来る日も、来る日も

勉強で

高校生活は

結構しんどい。

はやく

卒業したいような

したくないような・・・


冬休み・・でも宿題が・・

あけましておめでとう。

今は冬休みの真っ最中。

冬休みの間、ほとんどどこへも出かけない。

あたしはオタッキー?

お昼の2時ごろまで寝る。

それから起きてパソコンつけて、

ひたすらネットゲーム

宿題を思い出して少しだけがんばる。

あとはまた、ひたすら夜中の2時ごろまでネットゲーム。

ときどき、

ママがぶちきれて

おこるけど、どこ吹く風よ。

あたしはもう中学生

こどもであって、もう、こどもでない。

ビミョウなお年頃。

ヒヒ、

でも、あたしはしあわせ。

最高にしあわせ。

悩みなんかなんにもない

ことしも、なんだかいい年になりそう。

ことしも、みなさんにとっても、よいお年になりますように




参ったまいった!


あ~あ!

今日は朝から雨!

朝は学校まで義父に送ってもらった。

帰りはママに電話して

ママに迎えに来てもらった。

たまには、

親らしいことさせてあげなくちゃ!


義父はアタシを学校に車で送るときいつもうれしそうだ。

ママも買い物ついでに、車があるときは迎えに来てくれる。


でも、

おうちについたら、

歴史の成績のことが尾をひいて、

歴史の教科書を勉強させられる。


これがちっともおもしろくない。


遅遅として、進まないけれど、

しぶしぶ、本をながめる。


今日のご褒美は、

アメリカ合衆国の独立記念日の件を

暗記したら、パソコンで遊べるって・・・


じゃ、ちょっと

やってみようっかって

気になってきた。


うしし、

no pain, no gain・・・

ちょっと

歴史を勉強して、

ちゃっかり

パソコンであそぶ。

これが

アタシの

戦略・・・


夢よ逃げないで!


 休日に遊んでるネット対戦ゲームのレベルも腕もあがったけれど・・・

学校のお勉強が今いち・・・

先日もママにヤキはいっちゃった。

やってらんねえ、

日本人じゃないから、

社会とか、地理とかなんだか難しい。

日本語の理解が今一だから、ほとんど意味不明だから

でも、なんとかなるさ、


 あたしは、

ゲーム以外はぜんぜん熱中するタイプではないらしく

テストの前でもあんまり勉強する気がしない。

ママにはいつもひどくおこられるけど、

なんだかやる気が出ない、

あ~あ、

みんなどうしてるのかな?

まあ、いいか

あんまり深く悩まないようにしよう。


 学校の成績が悪くたって、

煮て喰われたりする訳じゃなかろうって、

がんばりたいけど、なんだか、やる気が出ない。

そんな時期に

今のアタシはいるみたい。


 こんな時期もあるさ。

人生イロイロ、な~んて。



やってらんねえ-食欲旺盛なり
今日、家庭訪問の日だぞ!

ウチに帰ったら、部屋の中がやたらと広い

ママったら、すっかりおかたずけしたらしい

うちは小さな狭いアパート

でも、

ソファーや家具なんて一切ない

だから、それでも結構広く感じるのだ

部屋は3つあって

リビング、私の書斎、義父とママのベッドルーム

それにお風呂とトイレ


玄関には粗末な靴箱と

ネズミのカゴと愛犬の寝箱

リビングには

デスクとパソコン2台

一台は義父用

一台は私用

ときどきママと共用だぞ


それから、私専用のお部屋がひとつ

私の書斎だ

お勉強机とベッドだけ

納戸が箪笥がわりだから

ここもひろーい


義父とママのベッドルームには

改造ダブルベッドと小さな本棚のみ


閑静住宅街の2階にあるから静かで眺めもいい

遠くには住宅の屋根越しに樽前山が見える

しかも、窓の真下は道路公園になっていて

隣近所のお母様方がこまめに

お花をそだてたりお手入れしているので

季節の花々がそれはそれはきれい


近くには宗教団体の支部もあったりして

住民はみんな心優しいおだやかな人たちばかり


そんな我が家に先生はやってきた


どんな印象をお持ちになったか

あたしの知るところではないが

きっと質素な素朴な暮らしぶりに驚かれたかも!


私のウチをみれば

これがアタシですって説明も不要だな

アタシのママをみれば

これがアタシって説明もまた不要だな

アタシの奇行も

アタシの行動も

きっと納得してくれたよな!


夕方、義父の帰りを待って

新しい筆箱と運動会ようのウェアーを

買いにイーオンに買い物に行った

ママはケチだけど

義父が一緒にいると

結構、なんでもおねだりできて都合がいい

新しい筆箱にいろんなモノ詰め込んで

明日は学校が待ち遠しい

だから、

みんなをせかして

今日ははやく寝る!


アタシはこんな生き物

ひひひ!

なんだかスッキリした感じ





パソコンもらったぞ!

イヒヒ、
やった、やったあ!
自分のパソコンっていいな!
ちゃんと宿題さえ、済ませれば、
堂々とゲームなり、なんなりとやりたい放題!
土曜、日曜はゲーム三昧!
パパ、ママ、ありがと。
ミーは幸せです。
学校でのストレスもすっかり解消!
ママにもミーのパソコン使わせてあげるネ!
ママ、もう少し待っててね!

やったぜ~!

新年のお年玉に

やっと自分のパソコンを買ってもらった。

いつも

義父のパソコンを借りて

遊んでいた。

義父のパソコンが故障して修理に

そこで、間に合わせに義父が、手作りのパソコンを購入、

義父の故障したパソコンが直ったところで

間に合わせに義父が買ったパソコンを

あたしが、いただき~

イッシシ


やったぜい~


晴れて

マイ パソコンが持てた~

ウレピイ


我が家にパソコンが2台

これで

自由にパソコンが使える~


2台のパソコンで

我が家は

ク゜ッと便利になった


ああ、あずましい~

超うれしい。


おっとと、

冬休みの宿題もがんばらなくちゃ

パソコンのせいで

成績下がってママにお目玉くらっちゃ大変だし~!

ああ、毎日超いそがし~

 苫小牧の冬は寒い。

朝、起きて食事中、

ママが寝室の戸を閉めるように私に言った。

義父が出たり入ったりしていたので

私は拒否した。

義父に占めさせれば?


義父は食事中!

なんでアタシ?

アタシだって食事中!


 突然ママが怒り出した!

義父がママをなだめる。

「朝から、そんなことで怒らんでも・・・」


 ママがモーレツに怒り出した!

アタシめがけて・・・

ヤバイ~

「ママはあなたのゴハン作ったり、

学校に遅れないように起こしてあげたり

迎えにいったり、

なんでもあなたのためにしてあげているのに

どうして、寝室のドアを閉めることぐらい

手伝ってくれないの?

誰が、あなたの生活費を稼いでくれてるの?

あなたはいったい何さまだと思ってるの?


いってごらん?

寝室のドアをしめることさえ拒否できる理由は

なに?

さあ、言ってごらん?

どんな、理由があって

寝室のドアをしめて頂戴ってお願いしているのを

あなたはことわれるのよ?

さあ、はやく、理由を言え! このクソガキ!」


まいった、まいった。


 ママの罵倒を背に歯をみがきながら

涙が出てきた。

理由なんてあるわけないじゃん!

めんどくさかっただけじゃし~


 朝からまいった、まいった~



とりあえず、こうさん、こうさん

母は強し!


しばらくおとなしく しとこ・・・




 最近、義父が怒らなくなった!

義父は最近、よく、出張する。

2~3日帰って来ない日はザラにある。

義父が出張から帰ってくる日はママがそわそわする。

義父のため、料理をつくったり、あれこれと

義父を喜ばせようと一生懸命なのが手にとるようにわかる。

アタシのことなんか、気もそぞろ・・・って感じ


 そんでアタシは、当然、おもしろくない。

そこで、義父が帰ってきても、知らん振りを決め込む。

「ただいまア~、オッ、げんきだったア~」

と、満面の笑みをたたえて目の前で言いやがる。


 けっして悪い気はしないけれど、

がんばってシラんぷりをきめる。

義父はアタシのこころを見透かしたように、おかまいなしに

アタシの態度には反応せず、テンションを上げたままだ。

そんなアタシの我慢にも限界がある。


 つい、気がついたら義父のペースになってしまって

一緒にワイワイ言ってしまってる。

気がついてあわてて、ふくれっつらして見せても、なんだか、もう手遅れってカンジ。

「かわいくなったね」とか「美人~っ!」とか、

にっこり、それも、ほんとにニッコリされて

目の前で言われてしまうと、

ついつい、「ほんとかいな?」とカガミをみてしまってる。

やれやれ

ホメことばに、オトメはメチャよわいのじゃ!


 くっそ、

今日も義父のペースで夜が更けていく。

アタシもいつになったら、

キモチと行動がいっしょになるんだろ?

いい義父なのに・・・

スナオにふるまえないワタシがいる。


 まあ、いいか。

お年頃だもの、こんなもんさ・・・