微笑み | hana日和

hana日和

アルツハイマー型認知症の母を看るドタバタ介護日記です。
悩んだり、落ち込んだり・・・でもやめるわけにはいかない
そんな介護の愚痴をつづります♪

母と一緒に暮らしていない私は、いつも 「母に忘れられないか」 で怯えてます。
実家から15分という近い距離に住んでいて、
しょっちゅう会っていても 少しずつ忘れられてます。

名前も顔もすっかり忘れられた私ですが
まだ この人どこかでみたことある!
この人には甘えられる!
と肌で感じるところがあるようで 
会ってすぐは、拒否されても しばらくすると 手をとってくれたりします。

いつ これがなくなるのだろう?と不安な日々です。

梅雨の時期の通院は、大変です。

傘をさしても 雨が当たることは多々あります。
家から車に乗るまで、車から病院まで、ほんのちょっとの距離でも
傘をさして歩くけば、少しは雨に濡れるものです。
ひとつぶ あたる度に 冷たい!冷たい!と大騒ぎ(笑)

でも 今日の病院は、雨のお陰で 待ち時間も少なく すんなり終りました。

自宅に戻る途中で、父が買い物をしたいと言って
近所のスーパーに寄りました。

もちろん 母を連れては行けないので、
車の中で 私と留守番です。

連れて行ったら 食べたいものをみると 本能のままに手を出すので
とても連れて行けないのです。

車の中で 母と会話が弾むわけでもなく
会話がかみ合わないのだから しょうがないんですけどね(笑)

日ごろの疲れがたまっていたのか
つい ウトウトとしてしまいました。

ふっと目を開けると 母が私の顔を じーっと見つめてました。
「あら!ゴメン ちょっと寝ちゃった」と私が言うと
表情がふっと和らいで、にっこり微笑んでくれました。

その微笑が とてもうれしくて 
いつまでも 時間がとまっていてほしい
と思いました。

しかし その願いもむなしく
その後は、ちぐはぐな会話が続き
いつもの母に戻っちゃいましたとさ(ちゃんちゃん)





ちなみに その日のお風呂は・・・・・
先々週のかけ湯から また更に一歩前進し
石鹸をつけて 簡単にですが 身体を洗うことができました。

もちろん!私たちは 傷だらけです..........orz

ディサービスのスタッフのみなさん ありがとうございました(。◠‿◠。)