かけ湯 | hana日和

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アルツハイマー型認知症の母を看るドタバタ介護日記です。
悩んだり、落ち込んだり・・・でもやめるわけにはいかない
そんな介護の愚痴をつづります♪

さて、お風呂の話

病院に行く日は、ディサービスをお休みさせていますが、
ディサービスのスタッフの方から 
この病院に行く日の午後を 入浴の日にしませんか?
という有り難い申し出をうけました。

着替えや身体を拭くことは、時々・・・・
いや たまに・・・ まれに(?) 行っていますが、
ちゃんとしたお風呂って、昨年秋からありませんでした。

その最後のお風呂だって、何時間もかかって 服を脱がせ
大騒ぎして お湯につけたんです。

あれから 8ヶ月

覚悟を決めて取りかからないといけない!
と何日も前ら気合を入れて、
色々頭の中でシュミレーションしたりしてました。

お昼ごはんを食べて、しばらくすると ディサービスからスタッフが2名来られ
母は、しばらく、リビングのいすに座ったり 部屋をぐるぐる回ったり
ちょっと落ち着かない様子でした。

スタッフの方が、母と慣れるために 少し外へ散歩に行きたい
とおっしゃって、3人で出て行きました。

毎日通っているデイサービスの人でも 母は、やはりなかなか顔を
覚えられないんだと 改めて実感しました。
介護施設の仕事・・・アルツハイマー認知症のケアって本当に大変なんだぁ って

その日は、梅雨の晴れ間の蒸し暑い日で、散歩から帰ってきた母は
汗をかいていたので、スタッフの方が、
「汗を拭きましょう」
「服をかえましょう」と声をかけられ
私を含めた3人がかりで、手を押さえながら 服を脱がせたんですが
まぁ 抵抗するする ><

引っ掻く 蹴る 髪を引っ張る 噛み付く
腕も肩も傷だらけです。
もちろん 私だけでなく スタッフの方も

なんとか 風呂に入れる状態にしたものの 
無理やり湯船に入れるのは、非常に危険なので
かけ湯で我慢しました。

8ヶ月ぶりのお風呂 第一回目は、かけ湯と全身の着替えでした。

また 2週間後に挑戦します。
今度は、かけ湯と足湯くらい やりたい。

翌日 手首の捻挫と 無数の傷と あちこちの筋肉痛で
ぎこちない動きの一日を過ごしました。