The Kiss Gustav Klimtを刺しゅうする! 2 | HANDLERのブログ

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みなさんこんにちはHandlerです。


夏終了な天気ですね…

まぁ一時的な物だと思うけど気を抜くと風邪ひくよね。


そうそう、先日ブロ友さんの娘ちゃんが1歳になったので、僕の練習…

お祝いにと思って(*´艸`)シニール刺しゅうのGiftを贈らせていただきました。(^o^)/

あとでスレを立てさせていただこうかと思っているのだけど、あ、許可いただかなきゃね。

赤ちゃんってこんなに難しいんだ!?って始めて数時間で_| ̄|○

舐めてました…

正直ササッと仕上げてしまうつもりだったんだけどね。真逆な展開に。

何にせよ喜んでくださった様子だったので、ほんと嬉しかったです!



表題のThe Kiss Gustav Klimtを刺しゅうする! 2です。

前回の続きです。

メインとなる顔を最後に刺しゅうする場合もあるのだけど、ここではあまり重要ではない

けれど、レイヤー的に捉えて物事の↑と↓を区別して刺しゅうする順番を決めることがありま

す。

足を組んだとき当然下の足上の足というレイヤーになるね。

写真で言う被写界深度ってやつで、2次元つまり平面にも手前と奥が存在する。

刺しゅうは平面なのかもしれないけどこれ3D(立体)なんです。

目で見たとき重なるものや手前と奥に存在するものというのは、下を先に奥を先に刺しゅう

した方が、「そのように」見えるものなんです。

これを無視しても刺繍レベルではわりと受け入れやすい。

でも違和感を覚えます。

はたまた刺しゅうというのは生地に負荷を与え、しわも作ります。

これは生地の特性がもっとも影響させるので、テクニカルな方法だけでは回避しきれない

事もあります。がテクニカルを無視すると吊れ吊れになるから、無駄な事じゃないんだね。



ロールケーキさんの作品は女性の表情がしっとりしていて、おっさん視点で観ると…

╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

なので最初に仕上げておくとずっといい気分で刺しゅうができる…

僕は正常だと思います(*´∀`)b


ま、いろいろ小難しいことを言ってもね、シニールですべて埋めてしまって、深度も同じ高さ

になるので、レイヤーはあまり関係ないのです。

ここで生かすも殺すも重要なことは、シニールの場合リアリティーを出すには、


「影」と「光」


の使い方なんです。これで感動の大きさも変わると思ってます。

シニールはほんと神経を使います。

その分できたときは達成感も半端ないですけどねb


それではまた次回