チューニングというと、タービン交換やエンジンOHというようなパワーアップを思い浮かべる方もさすがに少なくなってきたとは思いますが、
昔はそんな単純な方が沢山いましたねw
という自分のGT-Rも、長年乗っているうちにちょこちょこといじってきましたが、それもこれも自分が気持ちよく乗りたいがためのこと
それに、経年劣化やリフレッシュついでの部品交換でちょっとパワーも増えたりしてはいますがw
それなりに時間と手間とお金もかかっていますから、自分の32はかなり自分好みのクルマになっていると思います
だからといって、他の方が乗ってもその人の好みに合っているわけではないと思います・・・
前置きが長くなりましたが、雨でヒマだったんでミラバンで使っていたタワーバーをジーノちゃんに取り付けました
基本、同じシャシーなんで足回り関係は色々流用ができます
ミラバンで使うはずだったダウンサスも控えていますが、それはまたホイール交換する時に・・・
純正鉄チンのまま車高だけ落とすくらいなら、車高もノーマルのまま乗っている方が好きです
おっと、タワーバーでしたw
古くなったとはいえ、GT-Rみたいにそれなりにボディが強いクルマにタワーバーを取り付けても、その効果や違いというのは感じにくいですね
だけど、昔のよりはボディが強くなったとはいえ、軽自動車に取り付けるとかなりの違いが体感できます
ミラバンの時にも感じましたが、何よりフロントのしっかり感が増します
スタビもついてなくて、バネも柔らかい純正ストラットの足回りは、ステアリングの遊びも多くレスポンスものんびりなんですが、タワーバー1本つけるだけで、そのあたりがかなり改善されます
おおげさに言えば、カローラがVWやBMWになったかのような違いです
少し前に、エンジンオイルは燃費&レスポンス重視の柔らかめに交換しています
ATオイルもすべりを減らす方向のものに交換しました
のびのびだったアクセルワイヤーも、軽く遊びがあるくらいに調整
純正13インチのタイヤは、空気圧を設定の2割増しにしています
一見、走りとは関係ないようなオーディオも交換、スピーカーも純正からいつものケンウッドに交換しています
そんな、軽い整備の積み重ねで何がどうなるのかというと、
買ったばかりの頃はATのスリップロスが大きく、ステアリングやブレーキのレスポンスもだるく、オーディオもボケっとしていたのが、
最近の普通の乗用車くらいのレスポンス、リズムで運転ができるようになり、オーディオもシャキッとしています
最初は運転して10分もすると眠くてたまらなかったミラジーノが、1時間運転しても眠くならないクルマになりましたw
加速や、コーナリングが速くなったわけではないです
ただ、クルマの動きが自分の感覚に近づいてきて、運転が少し楽に、楽しくなったのです
こういうのも、立派なチューニングと言えるんじゃないでしょうか
こんな渋滞でもイライラしない、スピードを出すわけではない、のんびりトコトコ街乗りを気持ちよくしたい
これからもそんな感じでちょこちょこ触っていくと思います
次はポジションがイマイチあわないステアリングの交換、調整
それに、見た目の可愛さアップと、トレッドを広げて好みの乗り味にするホイール交換とそれを収めるための車高調整
なんてことを予定しています
滅多に乗らない盆栽GT-Rをいじるのも楽しいのですが、
こういう地味なチューニングを重ねて、普段乗りのクルマが自分の思い通りの動きをするようになるというのも、かなり楽しい作業ですよ
あ、GT-Rでも高いパーツばかり無理して交換しなくても、地味なチューニング(調整)の積み重ねで、
凄く気持ちよく楽しく運転できるようになるなんて話はまた次の機会に・・・