- 前ページ
- 次ページ
最初男の人が入ってきて、まったく分からない言葉(中国語か?)でいろいろ言うので困りはてたが、そのまま帰ってくれたのでヤレヤレ。
ところが1分もしないうちに、家族を連れて再入店。夫婦と子ども二人の4人家族。言葉が分からないのでどこから来たかと尋ねると「香港」とのこと。香港なら英語OKだから、単語で何んとかなると少し気が楽になる。
注文の仕方
が始めての方法で驚いた。奥さんがカウンターに置いているメニューを指で押さえて注文するのだ。「ちゃんぽん」と「お好み焼き」。漢字は読めるふうではないのにと不思議だったが、すぐに謎が解けた。スマホでメニューを写して知り合いの日本人に送りその人の指示を受けているということだった。新しいテクニックだと感心した。
家族四人
で分け分けしてきれいに食べてくれた。「おいしい」と日本語で言ってくれて一安心。日本代表のお好み焼き屋になったような気分。大阪ナンバーのレンタカーで関空から来た。今夜は秋津のガルテン近くの民宿に泊まるとのこと。最後に「半年ほど前、日本に短期留学でホームステイしていたスペインの女子高生が来た。外国からのお客様はあなた方が2番目だ」と言うと喜んでくれた。
4月14日(日) 若い男女の二人連れ。小松島からフェリーに乗って、田辺市の文化会館で催されるダ・パンプのコンサートを見に来たとのこと。まず、
「ちゃんぽん」
のご注文。「ほかに お勧めは?」と言われたので
「そばオムレツ」
をお勧めしました。「焼きそばを具にしたオムレツで、世界でこの店でしか食べられないメニューです」と説明するとすぐに注文してくれました。「ちゃんぽん」も「そばオムレツ」も気に入ってくれ、
今度母親を
連れて来ると言ってくれました。「徳島から船に乗って田辺に着いた」なんてね。親御さんを白浜温泉にでも連れて行ってあげて、ついでに「はなまる」に寄ってくれたら感激するだろうね。
「はなまる」の飲み物は「ひやしあめ ¥50」と水しかありません。ですから、ビールやジュースなどは隣のコンビニ・ファミマで買ってきてもらいます(セルフサービスです?)。
持ち込み料はいただきません。
「お好み焼きは仕込んで焼かないとお金にならないけれど、ビールは出すだけでお金になるんやで」
よくこんなアドバイスをいただくことがありますが
年取ってからお好み焼き屋を始めたので焼くのが精一杯でビールを出す余裕がないのです。
それとビールを置くと仕事が増えますから「欲に体が付いていかない」というのが本音です。
飲み終えた空き缶を、当然のように、置きっぱなしにして帰る人がいます。
ちょっとマナ―違反では思いつつ、黙って、にこやかに片づけています。