幼い心では、受け止めることができないほどの感情がある。
こんにちは♪ 谷口教子(のりこ)です。
沖縄と福岡で 孤独感・罪悪感などの生きづらさを手放し
幸せになるための心理カウンセリング・セラピーをしています。
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かなり長い間、続編を書くのをお待たせしていました。
このシリーズ、第1話は5月だったのでけっこう続いてますね。
まさかこんなに長引くものとは思ってなかったので、自分が一番驚いています。
身体の中に固い"しこり"となって留まってた恐怖。
それが何だったか、このセラピーでも明らかになり消化していくことができました。
そのセラピーを一言でいうなら【トラウマセラピー(PTSD)】です。
けどね、そんな言葉では片づけられないほどの
『恐怖』と『悲しみ』、行き場を失った『怒り』を
幼い頃の私は、小さな身体に封印していたんです。
私は自分が大切にしてる人たちに
『愛情を与える』ことが苦手でした。
なぜならばそれは
【私が愛情を注ぐものは、壊れる】
そう無意識で捉えてたからなんです。
あれは確か小学校1年生くらいだったかと思います。
初めて『自分の子犬』を迎えた私。
今までも実家では何匹も犬を飼っていたことがあります。
けどそれはみんなの犬。
もしくは、お父さんの犬を世話するお兄ちゃん。
そんな感覚でしたが、あの子だけは特別だったんです。
私のためだけにいるワンコ。
私が責任を持って、全てのお世話をして
愛情を注いで、可愛がる、自分の大切なワンコだったんです。
その子は私のもとに来て、1週間ほどで虹の橋を渡りました。
私の目の前でひき逃げにあったんです。
始めはね、何が起こったか分からず
呆然と立ち尽くすことしかできなかった。
可愛がってたはずのワンコに駆け寄り
触れることもできない。
轢かれた=遺体=気持ち悪いもの・恐いもの
そんな思いもどこかにあって
まだ息があるのにも関わらず、その子にさわれない。
そんな自分をも責めていました。
ひかれたこと自体も恐かったんですが
大切な命が、消えていく。
自分の手の届かないところ行ってしまうこと。
命が奪われる。 そう感じてもいましたし
とにかく恐かったんです。
色んなことが恐くて恐くて、仕方がないくらい恐くて・・・
その恐さを、セラピーでは丁寧に丁寧に消化していきました。
そしたらね、抑えていた恐怖と共に
色んな複雑な気持ちがそこには隠れてことにも気づいたんです。
大好きなワンコが逝ってしまうこと。
止められないものを必死で止めようとするのも叶わず
無力感と共に、引き裂かれるような痛みの悲しみは強く
その矛先は、ひき逃げした相手へと向かうものの
相手はいないので吐き出されることもなく
ただただ自分を責めるばかりの私でした。
余りにもショックな体験すぎて、全てを受け止めるなんて当時は絶対できないこと。
封印された感情は、自分でもびっくりするくらい
せきを切ったようにドバドバと溢れ出ていました。
あのセラピー以降、また一段と身体が軽くなったのを実感しています。
緩んだっていうのかな?
あの時の恐怖が上がってこないように
力を入れて抑える必要がなくなったので、ふんわり、ふわふわ軽やか。
疲れにくくなったのには、ここも原因だったと思います。
溜まってたもの、解放したら空間ができて当然。
それが身軽さにも通じてるのかもね。
私の心地よい入眠を邪魔する
抑え込まれた《恐い》という感情。
それがこの時にまた1つ、解放されました。
そしてそして、めちゃくちゃ盲点となってたものもあったんです
それは、幸せなひと時を邪魔する【最終回】で。
それではまた、ブログでお逢いしましょ。