建設業許可専門 横浜の行政書士 藤田麻衣子です!
いつもありがとうございます。
厳しい技能労働者不足という背景を受けて、更に社会保険への加入を徹底するという観点から、平成25年3月末に新しい公共工事設計労務単価が設定されました。全国平均で労務費単価15.1%の上昇になったそうです。
※労務単価:公共工事の工事費の積算に用いるための指標単価です。
目的は【適切な契約により、適切な賃金水準を確保すること】
国交相では、「新労務単価フォローアップ相談ダイヤル」を設けて、新労務単価に関係する情報を集めているそうです。
こんな声が寄せられているそうです。
▼請負業者への指導は、具体的にどのようにすればよいのか。
▼元請に新労務単価で見積もりを出して良いか。旧単価で見積もりをしてくる他社に負けてしまう。
▼元請が単価上昇に見合った見積に理解を示さない。
▼民間工事では、社会保険未加入対策や労務単価引き上げなどの取り組みが実際の契約・支払いに反映されていない。
▼マスコミ報道では賃金が上がっていると聞くが、上がっていない。
>>出典
この新労務単価が現場レベルでどこまで浸透しているのか…最終的に現場で働く技能労働者の方々の適切な賃金を確保し、社会保険への加入を推進しようというものですので、その方々が新労務単価の反映された内容の仕事を請けられなければ意味がありません。
まだ少しずつ周知されている段階だと思いますが、この労務単価が下請業者さんの仕事に反映され、ちゃんと社会保険に加入でき、技能労働者確保につながる。そんな流れの一つになっていくはずですね。
さてさて、本日は朝一お客様とご面談でした。実は初めて株式会社設立をお手伝いをさせて頂いたお客様…関連の新法人設立!展開が楽しみです。