岸田さんは本当のことを言っていないな、という印象が強くなっている。
森元総理は開けっぴろげなので、岸田さんと森さんの間で交わされた会話は岸田さんがいくら繕おうとしてもすべて明らかになってしまう、と思っていた方がいいだろう。
大方の国民は、文芸春秋に掲載された森さんの話を概ね真実だと受け止めるだろう。
森さんの話には色々脚色されたものがあちらこちらに埋め込まれているのが普通だから、鵜呑みにはしない方がいいのだが、だからと言って岸田さんから森さんに対する電話の内容に関する森さんの話が間違っている、と極め付けることは出来ない。
下村博文氏に関する話は些か眉唾物だと思うが、岸田さんに関する部分は概ねそうだったろうと思わざるを得ない。
ああ、やっぱり岸田さんは本当のことを正直に語っていないな、という印象が残るはずだ。
森さんの今回のインタビューで、自民党って感じ悪いよね、岸田さんって感じ悪いよね、ということになってしまうんじゃないだろうか。