児童ポルノ所持禁止法制のあり方について(再考) | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

休みが明けて会館事務所に出てきたら、山のようなメールが来ていた(ちょっと、オーバーかな。)

手紙も何通か届いている。

すべては児童ポルノ禁止法の見直しに関するものである。


このブログへの投稿も200を超えた。

当初はちょっといかがかと思うような非難口調、決め付け口調のものも混じっていたが、実に論理的で説得的な意見を沢山頂戴した。


取り急ぎこの場を借りてお礼を申し上げたい。

皆さんのご指摘で、短期間に問題点がクリアーになった。

考えるべき材料がほぼ出尽くしたようでもある。


奥村弁護士からもメールを頂戴していたことを知った。

お礼を申し上げず、大変失礼してしまった。

ここでお詫びをさせていただきたい。


実はパソコンを使い始めた頃、いわゆるアダルトサイトに試しにアクセスしたら、その後次から次へと変な勧誘メールが送られてくるので、自分では一切メールを開かないようにしていたのである。

だから、大事な連絡を見逃してしまったこともある。

ずっと失礼ばかりしていたのは、そういう事情からである。


沢山のメールに一つ一つお答えすることは出来ない。

これまでもそうだったし、これからもそうせざるを得ない。

是非ご了解頂きたい。


したがって、このブログでメールを送って頂いた皆さん、手紙を下さった皆さんにまとめてお礼を申し上げさせて頂きたい。


皆さんのご指摘は十分理解したつもりである。

今後の検討の中で、皆さんの貴重な意見が与党プロジェクトチームの結論に反映されるよう努力したい。


それが私の皆さんに対するとりあえずの回答である。


先ほど、第3回の与党プロジェクトチームが来る5月16日、金曜日に開催されるという案内が来ていた。

今度は、皆さんの懸念を払拭できるような、具体的内容にまで踏み込んだ充実した審議にしたい、と思っている。


それにしても、私のところに寄せられた意見は、100パーセント、児童ポルノ所持について罰則を適用することには消極あるいは反対のものばかりだった。

このことは特筆すべきことだろう。


北海道の福岡さんという方からは、小論文のようなお手紙を頂戴した。

ご返事は差し上げられないが、実に丁寧に論点を整理された、論旨も明快な立派な論稿である。

今後の検討の貴重な資料として公開されたら如何だろうか。


本当にありがとうございました。