公務員バッシングに悲鳴が上がり始めた/公務員の家族も声を上げよう | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

どうやら皆さん本音で話ができるようになったようだ。

公務員の家族の本当の声がようやく聞けるようになった。


公務員の生活は決して楽ではない。

午前零時前に家に帰ることなどごく僅か。

家族の団欒の時間など取れない。

家族旅行などしたことない。


公務員の生活の実態も知らないで、公務員のバッシングばかり。

それは、ないでしょう。


そういう悲鳴が上がり始めたのだ。

私たちはその悲鳴を真摯に受け止める必要がある。


しかし、マスコミは、その悲鳴を報道しない。

マスコミは、公務員叩きが国民に受けると見れば、公務委員叩きの嵐となる。

政治家叩きが国民に受けると見れば、政治家叩きに奔走する。


私のブログが一つのきっかけになって、公務員の家族の皆さんの本音が外に発信されるようになったことはありがたい。

マスコミが報道しない真実の姿を、インターネットが国民に知らしめることが出来るか、の試金石となる。

公務員の皆さん。貴方の本音を、どうぞこのブログで発信して下さい。

日本でも、インターネットが世論を作ることが出来るということを、是非実証して下さい。


公務員バッシングが過ぎると本当に必要な人材が公的セクターに来なくなる、そういう危惧が囁かれていた。

それが現実の話になってきている。

折角財務省に入省したのに、やっている仕事は答弁書作り。

薄給なのは我慢できるが、頭の悪い若い国会議員が偉そうにふんぞり返り、怒鳴りつける。

それが、堪えられない。


ということで、早々に退官する官僚が出てきた。

これでは公務員の世界から夢が失せ、やがて人材が枯渇する。


これこそ日本の危機である。

この危機に、私たちは真正面から向き合う必要がある。