昨日、総理官邸に赴き福田総理と面談してきた。
道路整備費財源特例法改正案の再議決をスムーズに進めるためには、どうしても直接総理から覚悟の程をお伺いしなければならない。
そうでなければ、自分の政治生命を懸けてどう行動すべきか真剣に悩んでいる若手議員を巻き込んでの、与党一致しての再議決など実現出来ない。
そういう背景の中での総理との面談であった。
道路特定財源の一般財源化の方針については閣議決定をする。
閣議決定したことを実現できないようでは、もはや自民党にも公明党にも明日はない。
必ずやります。
そう明言される福田総理の表情は、自信に満ち、明るかった。
この前の衆議院の本会議ではは総理の声に力がなく、ぶっきらぼうさが目立ったが、どうやらこの数日で吹っ切れたようだ。
今回の総理面談は、今までにない力強さを感じることが出来た。
いよいよ反転攻勢の時。
そんな感じである。
今日の衆議院本会議で道路整備費財源特例法の改正法案の再議決がなされたが、これで国会はまったく新しいステージを迎えることになる。
これで年内の衆議院解散総選挙はなくなった。
私は、そう思っている。
おそらく、来年の通常国会が終了する頃が山場となるだろう。
残された1年の間に、日本再生の道筋を作り上げなければならない。
そのためには、単なる政策協議や大連立ぐらいでは足りない。
私たちはまさに今まで経験したことがないような時代に突入しているのだ。
これからの未知の世界を切り拓くためには、どうしても新党を立ち上げざるを得ない。
その位の力がなければ、日本の危機を突破することは出来ない。
今日から、新党立ち上げの動きが本格化するはずである。
(その新党結成の動きは、自民党の中から出るべきである。
福田提案を支持し道路財源の一般財源化を実現する会が、その中核を担うべきである。
私は、そう思っている。
代表世話人の水野さん。
幹事長の棚橋さん。
舵取りをよろしくお願いします。)