ガダルカナル戦書籍一覧


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2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2015年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

ガ島十日目を終えて より続いております。


現在地はベースキャンプであります。


今次御慰霊巡拝行も十度目の朝を朝を迎えました。
一晩中雨は降り続き第一野戦病院への障害となっているルンガ河は想定通り増水し渡河不能。
プランその弐、第二師団突撃地点・カツマタポイントへ出発であります。

雨が止んでいるのが救いです。


今日はツラギ・ガブツ・タナンボコのあるフロリダ諸島も望見出来

昨日より天候は回復しております。

ギフ高地から日本政府建立の平和慰霊公苑を左に見ながら山を下り・・・

ソロモンの高校生が徒歩で通学されております。

カツマタポイントからアンドー村付近はマライタ人が多いのでマライタ人の案内人を手配したというので途中で拾い・・・

メイン通りに突き当たると朝の渋滞が始まっておりました。


ホニアラ通りを東空港方面へと走らせ・・・

此の時間帯は西ホニアラ市街地へ向かう道は大渋滞ですが東へ向かう路はガラガラであります。

空港手前でホニアラ通りを右に折れ・・・

「ん??? 空港の先を右に折れなくてはならんだろ」
と問うと
「日本軍のアタックポイントへ行く、カツマタポイントだ!」
と明快な回答。
暫く黙る事とする。

途中道端にあった油圧ショベル

日立建機のZaxis200
旧型のEX200ではなくZaxisが当たり前なのかと驚く。

水溜りの悪路を越え


着いた処は・・・

嗚呼・・・(w_-;
やはりムカデ高地に連れてこられてしまった。
確かに記念碑後方に広がる密林はカツマタポイントではあるのだが・・・


此の地は飛行場南方のムカデ高地米軍記念碑。
日米問わず金属プレートは持ち去られております。

此の地は2012年に来た事があるので寄らずとも良かったのだが仕方ない。
K隊員は初めてなので臍を曲げずに見学する。

現在地は


米国の資料と見比べると興味深い

この丘は米軍第一海兵師団戦闘指令所のあった位置の高台であります。

ということは
↓正面下の密林が第一海兵師団の戦闘指令所

2012年も今回もそんな事とはつゆ知らず周囲を連写した中の一枚であります。

そして視線を南に向ければ・・・

何の変哲も無いガ島の風景写真でありますが・・・

前掲米国資料の情報を書き込むと・・・

川口支隊青葉大隊(第二師団歩兵第四連隊第二大隊)の進撃路が見えてまいります。

数次に渡り行われたガ島飛行場作戦の中で一番成功に近かった川口支隊。
川口支隊の中で米軍防衛線を突破し唯一敵戦闘指令所まで達したのが青葉大隊。
青葉大隊の尖兵が此の地まで攻勢をかけたことが今判明いたしました。

カツマタポイントならぬアオバポイント(今勝手に名付けました^^;)であります。

次回、青葉大隊によるアオバポイントの戦闘をご紹介したいと思います。

つづく

※出張で暫く更新が滞りますm(_ _)m


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石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



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