ガダルカナル戦書籍一覧


**************************************************************************
ガ島海岸線配置図
ガダルカナル Guadalcanal

作文 従軍慰安婦・慶子
同日の 西山日誌
同日の 若林日誌
同日の 亀岡日誌
同日の アウステン山の記録
12月27日の 堺台第一拠点の記録

父のガダルカナル戦争日誌より
台第一拠点、歩兵第228連隊第一大隊
第三中隊 第三小隊 第四分隊(擲弾筒)
一月一日 重野上等兵(12月20日一等兵より上等兵へ進級)の記録
昭和十八年になった。
私にはあと何日かの生命だろう。
楽しみにしていたお正月の特配は乾パン一袋に椰子の実のコプラ三片と金平糖十粒のみだ。
北方を望んで祖国の空を仰ぎながら拝し食べる。
(ああ)、今頃故郷ではさわやかなお雑煮があるのだろう。
亡き母に代わって父が蔭膳を据え、祈ってくれている姿が涙の網膜にボーッと映る。

今日はお正月、よもや砲撃はあるまいにと思っていた矢先、砲弾が落下せり。
アメリカはクリスマスの休日はあっても正月休みはないのか。
戦に正月があると甘く考えていたのが誤りか。
これが戦場の実相だ。
悪運の強い者が生きのびて良友は悠久の大義に死んで行く。

友の姿も声もない。
住み慣れた壕は死ぬまで絶対に安全な場所と心得ているのか。
壕壁に吸い付き息を殺し、運を天にまかせているのだろう。
恐怖の目で天を恨み呪っているのだろう。

やんぬる哉やんぬる哉、誰を怨み、誰に泣くか、運命拙してのみ片付けられるのか。
砲撃に神経をこわばらせているより敵陣めがけて進めるだけ進み、死んだほうがましだ。
怖気に背中をヒヤヒヤさせながら絶望の正月を送る。

米軍宿営地、上空からの飛来物には全く警戒していないことが窺える。
ガダルカナル Guadalcanal

ガ島中央戦跡要図
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal


**************************************************************************


歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal
冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。



新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal
石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



平成24年8月18日(土)より9月1日(土) 日本青年遺骨収集団さま主催による ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 の皆様がガ島御遺骨収集をされ7柱の御遺骨をお迎えされたそうです。
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal





○原発関連情報○

独逸天気予報より →  放射能予報

文科省発表 → 全国放射能濃度一覧

武田邦彦教授の → ブログ





にほんブログ村 歴史ブログ 戦史(古今東西)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 歴史ブログ 近代 明治・大正・戦前へ
にほんブログ村