現代の海に「海賊」が現れる、信じられませんでした。
海賊と聞いて思い浮かぶのは
「宝島」
「ピーターパン」
等で、どちらもその昔、少年少女世界文学全集で読みました。
そんなわけで、海賊と言われても即犯罪者に結びつかない、どこぞの代議士先生も何か不適切な発言をなさったとか、気持ちは分かります。
海賊=中世・海賊=帆船・・・この感覚が抜けません。
どくろマークもかっこいい「キャプテンハーロック」の海賊戦艦アルカディア号、すばらしいデザインの船ですが、特に船尾のデザインが何ともいえずかっこいい。
それで、私の蔵書の中から海賊がらみの本を探してみました。
見つけました、と言うより思い出しました
「敵は海賊・海賊版」 神林 長平
早川書房 440円
後は見つからない、記憶にもない(当てになりませんが)探すのが面倒くさい。
「敵は海賊・海賊版」は、シリーズもので、私が所蔵しているのは
「敵は海賊・猫たちの饗宴」
「敵は海賊・猫たちの憂鬱」
の3冊(海賊と言うより宇宙賊だと思いますが)これは、かなりおもしろい!!
対コンピューター戦闘用高機動宇宙フリゲート艦ラジェンドラを駆って海賊(宇宙)
を取り締まる未来の警察・・・と思います
「海賊課」刑事ラテルと相棒の黒猫型異星人アプロ
対するは
全長1,6キロの威容を誇る海賊船
カーリー・ドゥルガーを駆って宇宙狭しと暴れ回る海賊匋冥
舞台は宇宙ではありますが正に海賊の物語・・・??
SF読みのこととて、海賊と言うより宇宙賊が出てきましたが悪しからず。
ところで現代の海賊・・・ソマリア沖の海賊を取り締まる、海賊対処法、もちろん大賛成です、厳しく取り締まっていただきたい、自衛隊大いに結構・・・なんですが。
あれは、海賊なんでしょうか?ただの盗人・強盗・の類ではないでしょうか稼ぎの場
が海と言うだけで海賊などと呼んでほしくない。
今回の海賊対処法にしろ、新たに持ち上がった北朝鮮への制裁措置、船舶への臨検にしても、問題が起こるたびに新たに法律が必要等とはどういうことでしょうか。
信じられません、自衛隊が何のための組織か誰も把握していないのか。
あらかじめ様々な事態を想定して法律の整備ぐらいしておくべきではないでしょうか。
ことあるごとに泥縄式の法整備、国民は安心して生活できない・・・
劣化したマスコミ、反日左翼の顔色をうかがいながらの、おっかなびっくりの政治では国民の生命財産は守れないのではないでしょうか。
劣化したマスコミと言えば、このような国家的緊急時に北朝鮮関連の報道は
北朝鮮がサッカーワールドカップの代表に決まった
北朝鮮の後継者がどこそこの国に留学していた
等々、長々と・・・馬鹿を通り越しております。
で一句
泥縄を 自国に強いる 平和主義
白鹿庵
政治家たるもの毅然たる態度で、国民の生命財産を護るべきです。
どこぞの政党のように、外国人への選挙権付与をマニフェストだの何だの言ってる外国人最優先の友愛政党に政権を与えるわけにはいかないように思います。