引っ張り出してきました
「私はロボット」 アイザック・アシモフ
創元推理文庫 SF 360円
SFには無くてはならないキャラのロボット、私がまだ子供の頃、鉄腕アトム、鉄人28号と2大ロボット漫画がありました。
同じロボット漫画でもアトムは自律的に動くキャラクターで、人間の仲間であり鉄人はあくまで機械であり人間に操縦されて動くロボットでした。
この「私はロボット」に出てくるロボットは題名からも分かるようにアトム型のロボットですが、その行動に制約を受ける、かの有名な
ロボット3原則
それは
1 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また何も手を下さずに
人間が危害を受けるのを黙視してはならない。
2 ロボットは人間の命令に従わなくてはならない。ただし第一原則
に反する命令はその限りではない。
3 ロボットは自らの存在を護らなくてはならない。ただしそれは第一
第二原則に違反しない場合に限る。
実によくできている、そう思いませんか。
「私はロボット」は、ロボットが不格好で人間より少しばかり劣ったものから人間より
遙かに優れた存在となり、人間の守護神のごときものになるまでの物語。
でも、自分より劣った存在である人間に傅き(かしずき)奉仕する存在なんてあり得るでしょうか。
アメリカの好きなルール作り、他国や、他の民族に押しつける。
アメリカ目線の正義のルール・・・
ロボット3原則=日本国憲法・・・馬鹿なことを・・・・
と、一笑に付されそうですが、アメリカ人の考え方の根底にあるものは同じような・・・
ロボット3原則のロボットを日本に、人間をアメリカに変えてもう一度読んでみると、
なんか日本国憲法、特に九条の真意が見えてくるような・・・
別にアメリカの悪口を言ってるつもりはありません、アメリカは自分の立場でものを言っているだけ、自国の利益のために最大限の努力をするそれが国家。
対して日本は自分を見失い周りの顔色を伺って右往左往している、その様子を見てアメリカだけでなく、あの国や、その隣の国やその又隣の国等々が見境もなく
過去に対する度重なる謝罪・人権・平和・平等
等を掲げて因縁をつけ、際限なく権利を主張し謝罪を要求する。
日本は自国のために正当な主張をしない、相手にはっきりものを言わない、このような態度が、あの国や・・・・の考えを誤らせているのではないのでしょうか。
ロボット化し、しかも自律型でない日本の政治家やマスコミ等々、日本人の方を見ていない、利益は当然ロボットを操っている輩へ。
反日マスコミや反日左翼が提供する操縦器によって、日本人の手で日本の大切なものがどんどん失われていく。
謝罪や相手国の都合だけの友好名目で際限なく流出する日本人の財産、奪われる領土・・・手がつけられなくなってしまって・・・
この上「日本列島は日本人だけのものではない」などとのたまう民主党が政権を取ればロボット3原則どころか、6原則にも9原則にもなるのは間違いない。
それどころか
友愛3原則
なんてものを押しつけられるかも・・・
で一句
原則の 必要のない 和の心
白鹿庵
3原則なんぞなくてもちゃんとやっていくのが日本人、他国にあれこれ言われる筋合いはない。
ところが、あれこれ言われて何も反論しない、日本のあまりに際限のない譲歩に、ありもしない被害を訴え、ありもしない権利を主張する国や団体が際限なく増殖しているようで心配です。
日本に対して居丈高な国が増えているのでは・・・