地味だが正統派・・グロのオー・ブリュレ | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

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ミシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ 1er オー・ブリュレ 2002
購入日    2005年4月
開栓日    2010年4月12日
購入先    ヴェリタス
インポーター ヴェリタス
購入価格   6280円

  午前中は宿泊した品川プリンスホテルの部屋でプレゼン準備をし、
  チェックアウト後は同ホテルの2階にある喫茶・レストランで、さらに仕事を続け、
  午後の会合のあと、厚労省の指導医療官の講演会を聴き終え,現在新幹線で帰宅途中である。

  泣く子も黙る指導医療官だが、同じ科の後輩に当たる医師で、臨床経験もある、
  親しみの持てる医師であった。

  まいどの副院長はその足で盛岡に行かれたが、わたしは一旦大阪に帰って
  診療をこなし、3日後にまた盛岡に行く予定である。
  教育プログラムで講演する予定だが、学会員以外なら交通費は支給されるそうだが、
  交通費・宿泊費はすべて自腹である。

  テキストの原稿料と講演料は出るみたいだが、労力を考えるとボランティアみたいなものだ。
  来年の教育プログラムでは、来るとワインが当たる後輩の教授に協力してもらう予定だ。


と日曜日の夜に新幹線内でここまで書いて、トイレに立った際、
同じ車両内に同級生が乗っているのを発見して、ちょっと話していたら
更新が止まってしまった。

その同期生は産婦人科医の女医さんで、今では某女子大学の教授なのだが、
新聞に1年間コラムを執筆したこともある有名人だ。

今月は暇だったとはいえ、だがさすがに連休前になると患者さんが押し寄せ、
昼飯もゆっくり食べられない日が2日続いている。
しかも木曜日に迫った教育プログラムの準備も佳境を迎えており、
ブログなど更新している暇はない。

で、肝腎のワインだが、ミシェル・グロの1級ものである。
モノポールのクロ・デ・レアよりスパイシーで、よりヴォーヌ・ロマネらしい。
同じグロの村名シャンボール・ミュジニーやモレ・サン・ドニより一層糖度が低く、
相変わらず贅肉が無くて筋肉質なワインである。

何となく大向こうに受けるようなスタイルでなく、まいどのごとく
カール・シューリヒトの芸風を思い浮かべる。
やっぱりグロは1級もの以上(特級はクロ・ヴージョのみ)で本領発揮される。

この2002、たった1本しか買わなかったようだが、これまた毎度のごとく
「後悔先に立たず」である。