ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

このブログは 「ワイン遍歴の終着点はブルゴーニュである」と
密かに確信しつつあるワイン好きのひとりごとである。

高名な評論家が何を言おうが 権威ある本に何と書かれてあろうが
そんなことは知ったことではございません。
信じるのは自分の五感のみ。
これは 長年音楽を聴いてきた経験からの自負である。

売らんがための美辞麗句はどこにでも存在する。
わたしは誰にも媚を売る必要がないから 駄目なものは駄目とはっきり書ける。
ただ 自分の未熟さを反省する謙虚さだけは失いたくない。

読者を増やす努力は一切しない。
ランキングにはまるで無関心。
読者のためのバイヤーズガイドを目指さない。

音楽を語ると敵が増えるが、酒を語ると友が増える。
今日もひとりでブルゴーニュを開栓して ひとりごとを語り始めよう。

テーマ:
ドメーヌ・フーリエ ACブルゴーニュ 2006
購入日    不明
開栓日    2017年1月
購入先    不明
インポーター 豊通食料
 購入価格   不明
 
ワインを開けていないわけではないので、たまには開栓したワインの記事もアップしておく。
フーリエのACブルゴーニュは、5年くらい前に2009を10本くらいまとめ買いした。
しかしなぜこの2006が自宅にあるのか分からない。
 
岩手のワインショップからセットで購入したものの中に入っていたのではないかと
思われるが、定かではない。
2009はすでに数本開けているが、かなりボトル差はあるもののハズレボトルは
これまでにはない。
つまり、上に突き抜けたボトルが混じっているということだ。
 
おそらく自宅に1本しかないこの2006だが、ACブルゴーニュでこれほど見事なものは、
同じフーリエの2009のトップの1〜2本くらいしか記憶にない。
安定感のあるグロフィエのACブルゴーニュでさえ全く太刀打ちできない。
まったく別次元のワインである。
 
こんなところで書いてしまうと、一部の愛好家間で取り合いになる可能性があるが、
そもそも売っていないから、買いたくても買えない。
ネットショップにこんなものがひょっこり5000円で単独で売りに出ることはないだろう。
もしフレンチレストランのワインリストにオンリストされていて、1万円前後なら
わたしは迷わずチョイスする。
 
驚くべきブドウのポテンシャル。
畑が別格なのか、フーリエが神の手を持っているのか。
 
 
 
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昨晩に東京で過活動膀胱治療の新薬の治験結果報告会があり、上京していた。
自分も治験に参加していたので手応えはあったが、新薬として予想以上の好結果が報告された。
まだ発売まで2年弱かかると思われるが、これは相当期待できる。
 
会のあと、報告会の座長と演者であった日大・山梨大・旭川医大の3教授と少し酒を飲んで歓談した。
みんなベテラン教授ばかりなので、これからさまざまな学会を主催される予定がある。
懇親会で京都から舞妓さんや芸妓さんを東京まで呼べるかなあ、などという話も出たので、
明後日またご一緒する女将さんに聞いておきますよ、と言っておいた。
わたしは学会のイベント企画係みたいなことになっている。
 
1週間前には東三河の医会に演者として呼ばれ、例のごとく漫談みたいな話をしてきたが、
今回は絶口調でかなり受けたと思う。
帰りの新幹線で名古屋までご一緒した藤田保健衛生大学の教授がこのブログの読者と聞いて驚いた。
 
この先生はわが国を代表する感染症の専門家で、毎朝大学に6時出勤、
7時から1時間半ICUのカンファに出席されているとのことだった。
お互いワイン好きであることから、短時間ながらずいぶん話がはずんだのだが、
マニアックで集中力のある先生で、彼の後ろを1週間でも付いて歩いたら
ものすごく勉強になるだろうと思った。
 
エス・バイ・エル 青山のモデルハウス
 
今朝すぐに帰阪しても良かったのだが、宿泊したホテルの地下から電車1本で
渋谷に行けることが分かり、渋谷駅徒歩8分の青山住宅展示場を訪れてきた。
というのも、現在わが家の設計をお願いしているエス・バイ・エルの設計士小山さんが
ここのモデルハウスを設計されたからである。
 
小一時間滞在して案内してもらったが、細部に至るまでの統一感には感心した。
設置された椅子に座った際の目線から、視野に入るものすべてが計算されている。
単なる素材の色や形にとどまらず、柱や階段の線までもが
視界の中での役割を果たすべく存在しているのである。
 
 
このモデルハウスのそこここに植物が植えられた庭・中庭が用意されており、
そこに降り注ぐ光があり、家のどこにいても自然を感じるようになっている。
限られたスペースの中で、3次元に構築された隙のない構造物を創造するというのは、
とことん考え抜かれた緻密な仕事なのは明らかだ。
メンテナンスの問題はあると思うが、モデルハウスの一形態として非常に興味深かった。
 
置かれている椅子、ベランダのベンチ、洗面台の水栓、部屋の隅の植物、
どれ1つ取ってもこだわり抜かれて選定されている。
これは設計士のみならずインテリアコーディネーターの力も大きいだろう。
 
う〜む、計画中の家も細部をちょっと考える余地があるのか??
あまり自分の好みを前面に出すと統一感が損なわれる気がしてきた。
恐るべし小山氏のセンス。プロの仕事はやっぱりすごい。
 
真ん中がこのモデルハウスの設計士の小山さん
 
追記
自宅に戻って、現在進行系のわが家(家内の実家)の図面を他社の図面と再比較してみた。
正直言って比較にならない。
 
少ない経験ではあるが、今日のモデルハウスを見た印象から、
設計力・プレゼン力には歴然とした差があると感じる。
 
他社図面はアバウトな提案レベルに留まったものなので、単純な比較はできないけれど、
まず立ち位置が違う。そして想像力が違う。
 
現在の自分の目線からの私見だが、
最大手SH社の設計図面はどこにでもあるものを当てはめただけだけで無個性だし、
より個性的で若い設計士によるSR社の図面は、北側からの光をまったく考慮に入れていない。
 
帰阪後の午後に現場を覗いたが、母屋の北側の中庭には梅が花咲いていた。
義母は中庭は潰しても構わないと言っているにもかかわらず、
小山氏は現場を見ながら最初からこの梅の木を残したいと言っていた。
 
そのためにわたしですらほとんど入ったことがない旧診療所の建物に入り、
倉庫にする予定の旧診療所の窓を床まで広げ、母屋との一体感を出したいとも言っていた。
頼んでもいないのに、現場を見た瞬間から
「この窓は床まで切りましょう。天井から25センチくらい壁を下ろしましょう」
などと呟いていた。
あの時点で、旧診療所から見た中庭の景色を脳内に描いていたのだろう。
隣家の窓からの目線、光の差し込み具合も直感的に読んでおられたようだ。
 
今日現在、広げた開口部にはすでに大きなサッシが取付けられており、
中庭のビューが広がり、20年近く家族の目にも触れなかった梅の木が蘇った。
何とも間抜けな話だが、結婚後30年以上経つが、ここに梅の木があることは
昨年小山氏と一緒に現場に行くまでわたしも知らなかったのである。
 
もちろん他社も仕事を受注してから考える予定だったと思うが、
他社の営業と設計士は、最初に倉庫にすると言ったためか
旧診療所の中を見せて欲しいと言わなかった。
中庭の存在も多分眼中になかっただろう。
 
おそらく小山氏には、施主の希望とか採算以前に、自分の頭の中の計画を提示しないと
気がすまない建築家の本性というものがあるのだろう。
今日のモデルハウスを見て、なるほどそういうことだったのかと納得した。
 
結局自分が住む住宅に何を求めるかという話に落ち着くのだが、
提示された図面が徐々に具体化していくとともに、
設計士の想像力には大きな相違があることが分かってきた。
この設計力の違いは「プロのピアニスト」と「ピアノ教室の先生」くらいの開きがあると思う。
 
だからエス・バイ・エルを誰にでも勧めるかというと、そうではない。
個性が受け入れられないと逆に衝突するかも知れない。
日常生活では、無難、無個性、そして感性に訴えないものが尊ばれる場合もある。
希少で高価なブルゴーニュワインより、とりあえずビールが選ばれる場面が多いのと同じである。
 
特別なことをオーダーしない限り、ハウスメーカー各社のベーシックな価格は
大きく変わらないと思われる。
お金に糸目をつけなかったら選択肢が増えると思われるかも知れないが、
設備を奢れば良いものができるというわけでもないだろう。
 
だが、どれだけこだわって家を建てても、そこで終わりではない。
整理の悪いわれわれ夫婦では、設計士やインテリアコーディネーターを悲しませる
使い方しかできないのは分かっているのだ。
そこはちょっと情けない。
 
 
 
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今年に入って着々とリフォームが進行している。
週に1〜2回しか覗けないが、ワイン庫は内装が完成しつつある。
 
1月24日(火)撮影
 
1月29日(土)撮影
すでにフローリングが貼られており、天井に大型クーラーが設置されていた。
 
完成後は組み立て式のワインラックを入れる予定にしている。
建物の大きなサッシも入っており、施錠できるようになればワインの搬入を開始する予定。
現在の自宅からは車で15分くらい、仕事場からは車で3分くらいなので
暑くなるまでにぼちぼち運べばいいと思っている。
 
 
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だんだんワインのブログから乖離しているようにも思えるが、それはまあよい。

ワインの記事は書きたくても書けなくなっているのだ。

価格はともかく希少なワインを買い漁っているので、ここに書いてしまうと

自分が買えなくなってしまうのである。

 

というか、今では普段飲みのシャンパーニュなどくらいしかワインは購入していない。

10年前に買っていたワインが暴騰して2〜3倍になり買えなくなっているのだ。

20年前に買っていたワインは下手したら5〜10倍になり、論外である。

フランスのトップレベルのワインは、もはや庶民の飲み物ではない。

 

しかし食は違う。

フレンチというジャンルだけでも、時代とともに流れがあり、シェフの世代により料理内容はまったく異なる。

和の世界も同じで、料理人により展開される世界はまったく違う。

 

今週は贅沢な週で、家内とともに一昨日はもめん、今日はつか本を訪れた。

今日はO夫妻とご一緒したが、知ることの不幸とも言うべき夢のような時間であった。

 

 

イタリアのBABBIというウェハースを新年のご挨拶に頂いた。

 

 

こんな上品なスイーツは初めて知ったが、1口サイズで口に運ぶと止まらない。

つか本の料理もこれ以上無いほど上品で清潔感あふれるものだったが、

その食後感を邪魔しない、いや余韻を盛り上げる軽やかさである。

 

癖になりそうだが、気をつけないと食べすぎてしまいそうだ。

これでまたスイーツのレパートリーが1つ増えた。

O先生、ありがとうございました。

 

 

 

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ワインを飲んでいないわけではないが、仕事と自宅の片付けと新築のための雑務に

追われていて、ワインの記事を書く時間が削がれている。

 

しかも最近日本酒を飲む比率が増えている。

日本酒は飲むたびに客観性を捉えるのに難渋するので、ワインよりずっと難しいと思う。

しかも好みに合うものがものすごく少ない。

 

ただいまリフォーム中  ワイン庫を造っている最中

 

今年の当初から、義父の診療所のリフォームが本格開始になった。

この建物は築53年のコンクリート製で、12年前まで40年間診療所として

使用していたもので、薬局に当たるスペースにワイン庫ができる予定である。

 

昨年の2月末にセキスイハウスのモデルハウスをふらりと訪れてから1年弱、

ハウスメーカーをエス・バイ・エルに決めて半年、

ゆっくりだがようやく新しい家の形が見えてきた。

 

現在頻回に打ち合わせをしているエス・バイ・エルには、

リフォーム部門の営業担当者や設計担当・現場監督の女性がいるが、

新築部門と違ってものすごく仕事の進捗が早いのに驚かされる。

 

新築に向けて古家のガレージの解体も年末から始まった。

新築部門には最初からの営業のMさん、設計のKさんに加えて

女性インテリアデザイナーのKさんなどその道のプロが揃っていて、

細かい内装など逐一決めていく作業に入っている。

 

システムキッチンを選ぶにしてもものすごい情報量で、ショールームに行って

向こうのコンサルタントと話をするのにも、プロのアドバイスをもらわないと路頭に迷う。

 

どこのメーカーでも同じような対応だと思うが、28年ぶりに改めて家を建てるという

貴重な経験ができて面白い。

ああなるほど、家を建てるのにはこういう作業があるのだなと思うのだが、

今の家を建てる際にはこんなに詳細に物事を決めた覚えはない。


 

この3日間ほどずっと一緒だった友人が近くに同時並行で自宅を三井ホームで建築中だが、

そちらはもう来月中に引き渡し予定である。

すでに家の形が見えてきている。

 

しかしここに来て改めて思うが、ハウスメーカーを決める最重要ポイントとは何だろう。

メーカーの信頼性? 耐震性? 設計力? 価格? 

 

今住んでいる築27年の自宅は地元工務店の建築だが、何も分からない若い頃に

建てたせいもあって、あらゆる点で問題点・欠陥点満載である。

それがきっかけで「次に家を建てるなら大手メーカーで」と強く決意したわけだが、

時代も変わっているから単純に今の家の問題点をあげつらっても得るところがない。

 

ド素人の状態でモデルハウスに行ったら、各社とも筆頭に自社の優位性と耐震性などを

アピールしてくるのはセールスの常道であろう。

 

引き続いてそこには、素人の度肝を抜くような人目を引く派手な吹き抜けのデザイン、

若い主婦を引きつけるアイランド型でスタイリッシュなシステムキッチン等々、

予備知識なくやって来た顧客をトラップする仕掛けが用意されている。

 

住宅建築には、近い将来に来るべき現実より、決して来ることのない夢があって、

家を建てようとする人の前に美しいイメージとして現れるのである。

家族で過ごす休日のバルコニーでのバーベキュー、

テラスに面した浴室の窓から見渡す新緑の木々、

友人を招いての広いリビングでのホームパーティ等々。

 

果たして日々の生活の中でそれらがどれだけ現実化されるのか考えてしまう年になった。

予算と格闘しながら、夢をどこまで排除して落とし所を見つけるか、

つまるところその点が住宅建築のツボではないか。

 

現実的にはあり得ないが、もし予算無制限なら一体どうするのかと思うこともある。

夢をふんだんに盛り込んだ施主さんが、うちと同じ設計士さんに仕事をオーダーされている

という話を聞いているし、現実の完成住宅を見せてもらったこともある。

 

どこまで自分の感性を信じたらいいのか、夢と現実とのすり合わせに悩むことが、

住宅建築の楽しみ方なのかも知れない。

 

 

 

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1月3日 中央環状線島熊山交差点の歩道橋から

 

豊中不動寺(不動尊)に徒歩で初詣に行った際の写真。

短時間だけ小雨がぱらついたあと、北の空に虹がかかった。

ここは豊中市の最高地点、島熊山の山頂から南に続く尾根線にあたる。

北に向けて少し上ると豊中不動寺(不動尊)があり、その少し北側が島熊山山頂である。

 

千里ニュータウンができる50年ほど前までは、阪急電車豊中駅からのバスの終点は

「豊中不動尊前」であった。

現在は豊中ー千里中央間の通過点になっているが、現在でも豊中市・吹田市のバス停では最も標高が高いはずである。

 

 

すでに先週から診療を開始したが、本格的には今週から仕事が始動した。

年末年始は8連休にしたが、そのすべてを仕事場と自宅と解体予定の家内の実家の

整理にあてた。

いずれからも大量のゴミが出てきた。

 

仕事場は普段の整理をサボっている結果、医学雑誌や資料などが溜まってしまうので

自業自得ではあるが、家内の実家は50年以上、自宅は27年経っているので

それなりに物が溜まっている。

 

実家の敷地には12年使用されていない築53年のコンクリート製の診療所の建物がある。

雨漏りもしており、現在居住空間として使用できる状態にないので、取り壊すか

リフォームするしかない状況になっている。

 

結局そこをリフォームして倉庫とワイン庫を造ることにしたのだが、

ようやく今年になって工事が開始された。

業者はもちろん実家の母屋の新築を依頼したエス・バイ・エルである。

 

パナソニックやLIXILなどリフォーム関係のショールームは大阪駅付近に集中しており、

交通至便の場所に広大な面積を持って営業している。

家内と何度も足を運んでいるが、休日などではものすごい盛況ぶりで、

デパートの地下食料品売り場並みの混みようである。

この状況からも、リフォーム業界がいかに盛業であるかが実感できる。

 

そこで初めて知ったが、リフォームと言ってもコストのかけ具合で随分レベルが

違うのである。

床材1つ取っても、坪1万円以下から10万円まである。

1坪10万円の床材となると、ほとんど安い土地の値段と変わらない。

 

実家の建物のリフォームにどの程度のお金をかけるか家内とかなり揉めたのだが、

結局居間にあたる部分とワイン庫以外は最小限の内装にすることに落ち着いた。

それでも電気関係の再引き込み、天井と壁の張替え、床の張替え、サッシの取り替え、

トイレや洗面など水回りのやり直しなどが含まれるので、相当な費用を要する。

住宅部材など山ほど種類があるので、凝りだすときりがない。

 

リフォームは新築より時間がかからないようで、何と今月末には新しいワイン庫が完成する予定である。

一昨日設計士さんたちと打ち合わせをして、既製品のスチール製のワインラックを入れることも決まった。

 

これが完成したら、現在自宅に雑然と積まれているワインを移動させて整理できるので嬉しい。

とにかくどこにどんなワインがあるのか、自分でもよく分からない状態になっているので、

これで気持ちの上でも整理がつくというものだ。

 

CD整理中

 

同時におそらく3000枚くらいあるCDの整理にも取り掛かった。

整理して分かるが、ジャンルは非常に偏っている。

ルネサンス期からバロックに至る、いわゆる古楽のものと古典派以降のオーケストラものが多い。

 

20世紀の音楽も結構あるが、総量では明らかに個人で聴ける分量を超えている。

場所を取るLPレコードも2000枚くらいはあるので、

この際ある程度処分したほうがいいと思っている。

 

ものを集めるというのは、結果的には虚しさが残るということが、年を取って分かってきた。

元旦に年賀状を送ってきた大学の親しい同期生が、1月4日に急死した。

仕事始めの1月6日に通夜に駆けつけたが、同期生や同業の医師たちが多く訪れていた。

わたしも自分が居なくなったあとのことを、考えて行かなければならない、と思った。

 

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今年も毎年恒例のわが家の自家製おせちから

 

直心のおせち

 

自家製の白味噌の雑煮 味噌が絶品

 

直心のおせちは例年大晦日に取りに行くことになっている。

一昨年は7:25に取りに行って呆れられたので、昨年は8:40くらいに着いたところ
やっぱり一番乗りだった。

今年も8:40に着いたところ、3番目だったそうだ。


大西さんご夫妻お疲れさまでした。今年もよろしくお願いします。

今年も元気で過ごせますように。

 

 

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大晦日なので紅白歌合戦を見ながら家族でカニ鍋をつつきながら、

昨晩開けた鍋には決して合わないワインを飲んでいる。

 

紅白などまったく見なかった時期が長く続いた。

これまで大晦日に病院で当直していたことは10回くらいはある。

ついでに元旦に当直していたことは15回以上もある。

 

自宅に居てもこんな歌番組など見ることは無かった。

しかしここ10年くらいは流し見をするようになった。

これを見なければその年の歌の流れを掴むことが難しくなった、とうのもあるが

その後紅白自体が歌番組では無くなり、流行歌からは遠ざかり、

ファンであるNHKが悪戦苦闘しているのを応援したい、いや冷笑したい、

という理由で抵抗なく見るようになった。

 

フィリップ・パカレ ポマール 2012
購入日    2014年6月
開栓日    2016年12月
購入先    湘南ワインセラー
インポーター テラヴェール
購入価格   6000円
 

昨晩開けたパカレのポマール2012だが、今年最後に開けたワインとして実に悲しい、

憤りを感じる代物であった。

10年近く前に一大ブーム?ローカルに?盛り上がっただけ?で話題になったパカレだが、

バカみたいに高い値付でありながら、リリース後にあっという間に枯れ果ててしまう

ヘタレワインの造り手として記憶に強く残っている。

 

2002と2003で10本くらい開けて、こんなに高いのに将来性がないワインなど2度と買うもんかと心に強く誓った。

未だに市場にあるのが不思議ではあるが、その後どうなっているのかが知りたくて、

ポチポチ購入している。

 

さすがに一部からは熱狂的に?評価されている造り手だけあって

「信頼できる店からリリース後すぐ購入・1年以内に開栓」

というパターンでは馬脚は現さない。

だが2年置いたらやっぱりダメだ、というのは相変わらずだった。

 

すでに下降線、枯れ香がしてイガイガする。

翌日には少し丸くなってピノ・ノワールの美点が顔を出すが、そんなもののために

6000円も払う価値などあるのだろうか。

 

先週開けたグロフィエのACブルゴーニュ 2012が香りたった美酒であったのに比べると

天と地の相違がある。

好みの問題に優劣を持ち込むのは良しとしないが、同じ2012でグロフィエと

パカレの間にはピノ・ノワールとして明らかにレベルの違いが存在する。

 

このワインの発売時にリアルワインガイド誌で相変わらずは91点を付けているが、

この雑誌のテイスターは、2〜3年後のこのワインのこの姿を本当に思い描けて

こんな点数を付けているのだろうか。

本当に消費者の側に立っているのだったら、2年〜10年後にこのワインの

実際の有様を正直にレポートするくらいやったらどうか。

「最初だけ高得点を与えてあとは知りません」というのだったら、

所詮は業界内の馴れ合いではないかと思われても仕方が無いだろう。

 

この造り手のワインはこれまでわたしは20本弱しか開けていないけれど、

まったく長熟しない、若開けでしか魅力を味わえないワインであると評価している。

そこに価値を見出す物好きな飲み手なら、この対価を払って買われたらいいと思うが、

コサールやビゾーなどの方がよっぽど良い仕事をしているだろう。

 

ただ1点言い訳をしておくと、自宅のセラーは年間通じて確実に14℃以下になっているとは言い難い。

真夏の昼間には短時間だが18℃くらいになっていることもある。

それがこのワインの長期熟成を妨げている可能性はある。

だったら最初から「絶対12℃以下でしか品質保証ができない」と表示してもらいたい

と思うが、このワインの脆弱さは私の保管以前の問題だと信じる。

 

まあ実際には質は悪くないが造り手の力だけではどうしようもないワインである、

ということだろう。

そもそも畑のレベルが高くない。

自分の畑を持たない造り手の悲しさなのか、造りのポリシーがそもそも長熟に向かないのかも知れないが。

 

新しい造り手がブルゴーニュのヒエラルキーをひっくり返すのは並大抵ではない。

それを痛いほど感じさせたワインであった。

ある意味、今年最後に開けたワインとして相応しかったのかも知れない。

 

 

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年賀状を出し終わり、昨日でようやく今年の診療が終了して休み期間に入った。

診療は午前で終わりで、例年通り最終日は患者数も少なく、平穏に診療を終えた。

 

10月は阪大から、11月後半は地元の市民病院から、12月はまた阪大から

3人の卒後2年目の研修医が来ていたが、3人とも優秀だった。

出身大学は川崎医大、広島大、阪大と3人とも異なるのだが、個性が豊かで将来の志望科も違うので、受け入れたわたしとしても面白かった。

2日ずつお世話になった内科の先生も同じように感じられたようだ。

 

今月は本業以外にイベントが多く、忙しかった。

東京にも2回行ったが、学会絡みで特に師走だからというのではない。

 

まず12月3日に例年のワークステーション主催のワインセミナーで講演し、

テイスティングセミナーを行った。

例年通り循環器内科の大先生とのコラボレーションである。

 

 

今年の参加者は40数人で、例年通り最初のドン・ペリニョン以外はブラインドで供して

どちらがシャンパーニュか、どちらがブルゴーニュか(白・赤とも)、どれがイタリアワインか

というのを解答用紙に記入してもらうという趣向である。

 

今年の結果は最悪で、何と全問正解者なしで4問中3問正解者が3名という結果であった。

出題者のわたしだけが全問正解だったが、これは当たり前だ。

自分で出題して自分で外してどうする。

 

昨年全問正解だった循環器内科の先生の奥さんも今年は微妙に外し、

門前の小僧おばさんの家内も泡からして外していたが、

自宅と最も状況の違うのはグラスである。

 

普段からロブマイヤーを使っているのが当たり前になっているので

ありがたみを感じないのだが、グラスによってこんなにもワインの印象を捉えるのが

難しくなることを実感した。

 

しかし今年の会は例年以上に盛り上がり、大盛況のうちに会を終えることができた。

せこせことワインを買い集め、会場に送り、プレゼンを作成した甲斐があったというものだ。

 

 

 

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ロベール・グロフィエ ブルゴーニュ・ルージュ  2013
購入日    2016年9月
開栓日    2016年12月
購入先    割田屋
インポーター ラック・コーポレーション
購入価格   4980円

ほぼ毎年パイロット的に購入している定番ワインである。

早飲みできるので、その年のブルゴーニュのピノ・ノワールの出来を占うのに丁度よいと思っている。

 

ネット記事によると、畑の場所は

「グロフィエのブルゴーニュ・ルージュは、お膝元のモレ・サン・ドニと

 クロ・ド・ヴージョの下という面白い組み合わせ」

ということらしい。

 

2012の記事はこちら
昨年も書いたとおり、2007までは数年置いたらヘタっていたし、

ボトル差も相当あったのだけれど、2009以降は外れボトルが減っていて
明らかに品質は向上している。


購入価格は昨年も書いたとおりもはやACブルゴーニュの価格ではないレベルで、
税抜き価格で下記のとおりである。

2002 2880円

2007 3380円

2011 4500円

2012 4980円
2013 5280円

2014 4980円

10年で約2倍になっているが、今年はちょっと下がって2012と同じになった。

 

このワインから、その年のブドウの出来をばえを推し量るのは面白い。

当たり年には香り高くエレガントに仕上がり、外れ年にはガメイっぽくなるからである。

わたしはガメイが大嫌いなので、ちょっとでもガメイ香がするととたんに杯が進まなくなる。

 

あまり正確には覚えていないが、大雑把な印象では2011は線が細くて弱々しく、

2012はこの数年で最も良くできた年で、2013年が最悪のガメイもどきであった。

この数年間で2013が最も土臭くて優雅ではない出来栄えであったのは間違いない。

 

今回の2014は2013年よりずっと美酒で、すでに開いていて最初から香る。

しかし翌日になると少しガメイ香が顔を出し、洗練度では2012に劣るのではと

感じられた。

 

何だかあまり高くないレベルでの評価を書いている気になってきた。

今さら昔は5000円も出せばもうちょっと良いワインが飲めた、とは言うまい。

日常にグロフィエの1級ものが飲めたら幸せだが、

2014で2万円となるともはや叶わぬ夢である。

 

 

 

 

 

 

 

 

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