酸っぱくて軽い | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る


ドメーヌ・ポンソ ブルゴーニュ ルージュ キュヴェ・パンソン 2002 (375ml)
購入日    2005年3月
開栓日    2006年6月15日
購入先    ヴェリタス
インポーター ラック・コーポレーション
購入価格   1680円

昨年3月に1本開けてみたのだが、酸味ばかりで若すぎ、まるで楽しめなかった。
飲んでいても愉快でないので、ハーフながら3日かけてちびちびやっていたが、
ちっとも落ちていかなかった点だけは立派であった。
だからその時は若開けだと判断した。

ooisotaroさんが、昨年夏にこのワインを開けて印象を書かれているのを見て、
ふ~ん、もう美味しいのかな?と思った。
しかしその数日後、同じワインを開けてただのACブルゴーニュとも
書かれており、その印象はわたしと似ていて、ボトル差かな、と思われた。

で、わたしはせこくハーフを2本開けたわけだが、1年3ヶ月経っても印象はまるで変わらず、
酸っぱくて軽い、ただのACブルゴーニュであった。
ただし酸味はきれいで、ほんのりとした芳香が、素性の良いピノであると感じさせはする。

これを置いておけばもっと美味しくなるのか??・・・どうも期待できそうにない。
おそらく同じような状態がある程度続き、そして枯れていくだろう。
この造り手の同じヴィンテージの上級ワインは、いつ開けるべきなのか??
・・・まったく分かりません。

ということで、造り手とヴィンテージを探るのに、ほとんど参考にならない、
と思われるワインであった。