とある方の娘さんを病気で亡くされたブログを拝見して胸が詰まりとても切ない気持ちになりました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
すっかり放置プレイになっていました。
とら吉の事だけでも書いておこうと久しぶりの更新です。
もう四カ月も経過してしまいましたが、とら吉は7月24日里親さんに迎えてもらいました。
里親さんの所へ行くまでの経緯を簡単に書いておきます。
すっかり家に馴染んでると言うか、家に入れた時から馴染んでずっと前からいた子のように振舞ってる。
このイスはぼくがよく座るイスで、なつは座るけど他の子は遠慮して乗らないけど、とら吉はよくここのイスで寛いでた。
健康診断などでお世話になった動物病院の紹介で里親さん候補が現れました。
顔合わせをする事になり、顔合わせ会場はなつがお世話になっていて、とら吉を無償でシャンプーしてくれた美容室でおこなうことに。
日程も決まり顔合わせまであと少しとなった7月7日の七夕の日、1階に設置してあるトイレでとら吉うんこ。
うんこを取ろうとしたら白くて短い物がうんこに…
やっぱりいた!と思い、そのままうんこと一緒に病院へ。
健康診断時の検査ではお腹の虫は大丈夫だったのでほんとかな?とちょっと心配はしてました。
サナダムシで病院で薬を飲ませてもらい一週間後に飲ませる薬を処方してもらいました。
治療代は薬代のみでした。
体重は3.8kg、保護した時が3.4kgなので順調に成長してる。
7月10日に顔合わせ。
ご夫婦で来てくださり、ご主人がかなりの猫好きな様子。
今は2匹飼っていて、茶トラの子を亡くしていつかまた茶トラの子を飼いたいと思っていて、今まで里親募集の猫をすすめられても茶トラの子と決めていたのでずっと断っていたと言っていた。
とら吉はだんだんと警戒心が出てきていたので、かなり警戒してちょっと怖がってました。
サナダ虫の様子をみてから最短で2週間後にお届けする事になりました。
7月14日、サナダムシの薬を飲まそうとしたけどうまく飲ませられず病院へ行って飲ませてもらった。
その時里親さんの話しになりかなり喜んでいると先生が言っていてホッとしたけどかなり悲しくなった。
サナダムシは投薬後は出てこなく、そろそろ大丈夫かなと思い、里親さんの所へ電話しようと思っていたら先方から”どうですか?”と電話を頂き、お渡しする日程を決めた。
7月24日お別れ。
里親さん宅は高速道路を使って約1時間半ほどの距離。
とら吉が過ごす環境も見たかったのでお届けする事に。
もうこの日が来るのが辛くて辛くて…
時々階段の窓から外を眺めてた。
家に入れてから一度も外へ出たいと鳴いたりしなかった。
階段途中でちょこんと座っていた。
可愛すぎる…
写真を撮ろうと階段を上がった廊下で待っていたらやって来てた。
最後はちょこんとお座りして撮らせてくれた。
可愛すぎる…
とら吉はとってもよく食べてご飯大好きで、いつもご飯の用意をしていると足元に来て”早くちょうだい!”と催促。
出発の日は起床後ご飯をたくさんあげたかったけど、車に長時間乗るので車酔いすると困るのでご飯は抜き。
ご飯をモリモリ食べているところが見れなく切なかった。
出発までは大好きなゴンと遊んだり猫じゃらしで遊んだり、短い時間だったけどいつもと同じように過ごした。
みんなとお別れして家を出発。
とっても利口な子なので里親さんの所へ着くまでずっとおとなしかった。
里親さんのところへ行く車中、鳴いたのは少し酔ったようで口をペチャペチャしたので”大丈夫か?”って声をかけたら”ニャー!”って鳴いただけだった。
おとなしくしてくれたので助かったけど余計に切なかった…
里親さん宅へ到着してケースから出すと怖がって部屋の隅に隠れて出てこない状態。
ちゃんととら吉にお別れできず、里親さんに
”病気する事もあると思います。できる範囲での治療をお願いします”
”この子がいつか生涯を終える時は横で見守って看取ってください”
”どうか宜しくお願いします”
それを言うのが精一杯で涙が溢れそうになりました。
とら吉はゴンが大好きでいつもゴンにちょっかい出してた。
ゴンは怒ったりせず優しくとら吉を受け入れてくれました。
なつが散歩から帰るといつも
”なつ姉ちゃんおかえり!”
”はやくおやつ食べよう♪”
そんな感じで出迎えてくれました。
この日はたまと茶々も一緒に出迎えてくれた。
なつと並んでおやつをもらっているとら吉。
なつは散歩から帰るといつもおやつタイム。
とら吉も一緒におやつをもらってました。
里親さんの元へとら吉を届けた帰り道、車を運転している時ずっとずっと切なくてとら吉に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
保護して家に入れた時とら吉はとっても嬉しそうだった。
家に入りたかったんだな…
信じてくれていたんだよね…
うちで飼ってあげられなくてごめんね…
そんな事を考え、何度も”やっぱり返してください”と引き返そうかと思いました。
家に着いてからもずーっととら吉の事ばかり考え食欲もなく…
そんな事が数日続き、里親さんから近況のLINEが届き”警戒してるけどご飯ほんとによく食べる子です!”
と頂いて少しホッとしたけど、それでもまだ気になって気になって…
一カ月くらいすると里親さんから先住猫と一緒にソファで寛いでいるLINEを頂き、それを見てやっと少し吹っ切れた感じでした。
里親さんの所へ向かう車内。
とら吉ずーっとおとなしくしてくれていて余計に辛かった。
楽しく幸せに暮らしてね。
とってもとっても可愛いとら吉。
後ろ姿もとっても愛おしいとら吉。
うちに現れてくれてありがとう。
短い時間だったけどとっても楽しくて幸せな時間をありがとう。
一度も威嚇したり怒って”シャー!”って言わなかったね。
ほんとに良い子で自慢の息子です。
とら吉ありがとね。