子どもの気持ちのわかりかた、の続きです。
小言が減って、普通の会話ができるようになってきたら、
子どもからの信頼度も上がってきているでしょう。
信頼度、という考え方はヒントになりそうです。
あまり親に話をしてくれない、のであれば、
信頼貯金がマイナスになっている可能性があります。
特に思春期は、ちょっとしたことですぐに残高が減りますから、
こつこつと貯金してください。
大人も同じですが、
信頼してない人に自分の本当の気持ちは話せません。
繊細な時期に、土足で踏み込むようなことをすると、
その時に信頼されないのみならず、長期的にこじらせることもあるので注意しましょう。
おだてて機嫌をとれということではないので悪しからず。
信じて放っておく方がかえって信頼度が増すこともあるものです。
対話の際のコツは、大人に対してと同じですが、
子ども相手だと、悩みをつい軽んじてしまうということが起こりがちです。
「そんなの大丈夫よ!」
慰めや励ましのつもりでも、届いてないことありますよね。
慰めや励ましって、要するに聞き手の「意見」なのです。
本当に相手のためになりたいならば、
しっかり気持ちを受けとめることを最優先してください。
2016年度コドクレプロジェクト、4/20スタート決定しました。