子どもの気持ちのわかりかた  ー対話で気をつけること | 毎日が実験。人の気持ちがわかる人になるブログ

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人の気持ちがわかるようになりたい人に教えています。
趣味はビールを飲むことと、和服を着ることと、自分の子を観察すること。
聴くチカラ検定の開発担当。

子どもの気持ちのわかりかた、の続きです。


小言が減って、普通の会話ができるようになってきたら、

子どもからの信頼度も上がってきているでしょう。


信頼度、という考え方はヒントになりそうです。

あまり親に話をしてくれない、のであれば、

信頼貯金がマイナスになっている可能性があります。


特に思春期は、ちょっとしたことですぐに残高が減りますから、

こつこつと貯金してください。


大人も同じですが、

信頼してない人に自分の本当の気持ちは話せません。

繊細な時期に、土足で踏み込むようなことをすると、

その時に信頼されないのみならず、長期的にこじらせることもあるので注意しましょう。


おだてて機嫌をとれということではないので悪しからず。

信じて放っておく方がかえって信頼度が増すこともあるものです。


対話の際のコツは、大人に対してと同じですが、

子ども相手だと、悩みをつい軽んじてしまうということが起こりがちです。

「そんなの大丈夫よ!」

慰めや励ましのつもりでも、届いてないことありますよね。


慰めや励ましって、要するに聞き手の「意見」なのです。

本当に相手のためになりたいならば、

しっかり気持ちを受けとめることを最優先してください。


2016年度コドクレプロジェクト、4/20スタート決定しました。