きびきびと 万物寒に 入りにけり ―富安風生
明日、睦月十七日は「寒土用」入りし、この日から節分までの間が冬の“土用”となりますが、
一年のうちで最も寒いこの“寒中”いかがお過ごしですか?
由美ママの“小正月”は、贔屓の『西洋料理 島』http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10253136973.html
肉厚なサーモンなど旬魚の盛り合わせ
さて、「寒土用」とは、元は“土旺用事”の略で、五行説によると季節の割り振りで、
四季に配当(冬は水、春は木、夏は火、秋は金)されなかった「土」の支配する時期として、
各季節の末十八日、または十九日間を指し、
現在では夏の“土用”のみ使われている地域も多いのですが、
古来ではこの“土用”の間を「土公神(どこうじん)」と呼ばれる“土を司る神”が支配する時期とし、
「土」を動かす作業を忌む習慣がありました。
この「土公神」は、「古事記」の日本神話に“道別の大神”「猿田彦大神」として登場し、
“導きの神”として強い力を持ち、人々を明るく希望或る方向へと導き、
また先見の明にも優れ、一行の道中安全を守る神として知られていますが、
別名では、「佐田大神」「千勝大神」「白髪大神」「椿大神」などとも称され、
日本各地の神社などに数多く祀られている“大神”のことを表します。
そして「道は天照大神の道。教えは猿田彦の教え・・・」ともあるように、
“猿田彦の教え”としても知られていますが、
神話の中でこの“教え”は、天孫降臨を出迎え啓行されたことから
「常に先頭に立ち、身をもって導き申し、またその仕えを終えても、何ら受けることなく、身を引かれて功を誇らない・・・」日本神道精神臣道の根源とされています。
ボリュームたっぷりのサラダ
甲殻類も大好きな由美ママは“毛蟹”を注文!(『島』では、身をすべて取ってくれます・・・優しい~~)
200gの牛フィレは炭火で焼かれて、中はジューシーに柔らかいステーキに変身!
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由美ママ好みは“ミディアムレア!”
日本橋『西洋料理 島』では、豪快な肉塊の“ステーキ”他にも、新鮮な旬の魚介類が愉しめます!
(次号では、今がまさに“旬”の“ズワイガニ編”をご期待下さい!!!)
*******東京都中央区日本橋3丁目5-12 tel03-3271-7889(要予約)*******
由美ママは年始に、そんな「猿田彦大神」に肖り、中社に「佐田彦大神」を祀る“お稲荷さん”こと『伏見稲荷大社』http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10425941294.html (1月4日号)へと商売繁盛を願い、また“おもかる石”に願い事を祈って詣でて参りましたから、今年はこの“猿田彦の教え”に学び、少しでも日本神道精神臣道に近づけるような有意義な一年にしたいですね!
これから「立春」までは、ますます極寒に苛まれる季節ですが、もう春はすぐそこまで来ています。
どうかこの週末は、そんな近づく春の息吹に想いを馳せられるようなよき休日をお過ごし下さい。