馬渕睦夫「世界を操る支配者の正体」でお勉強 | Ghost Riponの屋形(やかた)

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歴史のお勉強。


馬渕睦夫 「世界を操る支配者の正体」 でお勉強
http://elkaleemom.blog.fc2.com/blog-entry-130.html

馬渕睦夫 著 「世界を操る支配者の正体」
ウクライナ危機で世界最終戦争を開始した勢力の裏シナリオ。
元外交官、待望の衝撃作!道徳と民族を破壊する4人の洗脳者は誰だ?
(講談社)




日本の頭脳と良心はここにあり!

大ファンである馬渕睦夫氏の新刊が出る、というので、
すぐにamazonで予約。一気に読了した。

馬渕さんの本は1日450円の食費を削ってでも買うのだ!


(出典:
http://ggai.me/

<以下、写真は私の独断でセレクト>



1.本書について(総論)

最初に書いておきたいが、これは陰謀論ではない。
というか言い方を変えれば、
学問的検証に耐えうる陰謀論、である。

要するに卓越した分析と洞察による論である。


「操る」「ユダヤ」などのキーワードに安易に陰謀論と反応して
しまうのなら、それは洗脳されている証拠なのかもしれませんね?

さて本書はウクライナ情勢を受けて緊急に出版した時事モノの体裁をとって
いて、文章もいたって平易。
しかし中身は長~い歴史をテーマにした深~い思索の結晶なのだ。

今回の著書は、前著「国難の正体」などで一貫して述べてきた歴史観に
グローバリズムの思想的背景について補足するとともに、今回のウクライナ
情勢に敷衍したものだ。



正しい現状分析は深い歴史認識から


馬渕氏の論説は

 ・思想や宗教への深い理解力
 ・本質にせまる洞察力
 ・私心のない分析力

の3点セットで成り立っている。
本書で語られる歴史認識は次のようにまとめられるだろう。

 ①ユダヤ人のディアスポラ(離散)がグローバリズムや金融支配を生む
  遠因となった。
  それらは定住する国を持たずにユダヤ民族が生存する手段でもあった。

 ②ロスチャイルドなどの金融資本家が共産主義を育て、世界をイデオロ
  ギーにおいて2分割し、互いに戦わせることにより支配力を強めていった。

 ③グローバリズムは共産主義が形を変えたものとして登場した。 
  どちらも金融資本家が世界のすべてを一極支配する目的を持ち、
  それは歴史伝統文化を破壊し、特権階級と貧民層の超格差社会となる
  ことを意味する。

 ④ウクライナ情勢の本質は、アメリカに代表されるグローバリズムと
  ロシアに代表されるナショナリズムの対立である。



最後の希望の旅/最終戦争の回避

その上で馬渕氏は、日本とロシアの関係強化こそが日本の生命線であり、
ひいては世界の安定につながると主張し、前書きで次のように述べている。

 「わが国においてはこれまで国際情勢を巡る議論からロシアがすっぽ
  りと抜け落ちていました。(中略)表面には出てきていない国際情勢
  の大変動を見抜いて、効果的な対策を立てることが、私たちの目下
  の急務になっています。なぜなら、現在起こりつつある事態は、我が
  国が世界で生き残れるかどうかの瀬戸際にあることを示しているから
  です。(中略)カギを握るのはロシアのウラジーミル・プーチン大統
  領と安倍晋三総理です。」
  (p2・3)


なぜ今ロシアと日本なのか?
本編でその謎解きがされるというわけだ。

 1
 (安倍総理とプーチン大統領の握手)
 (出典:http://newsooon.com/


さらに馬渕氏は今回のウクライナ政変に、第三次世界大戦になりかねない
最終戦争の兆しを見ているようである。

(このあたりの時代感覚というのは、私が愛読しているデービッドアイクや
 シリウス宇宙人の情報とも合致していて興味深い。
 アイクや宇宙人さんによると、世界政府を目指す連中は最後の仕上げに
 かかっていると同時に、ある次元間的事情からたいへんに焦っており
 なりふり構わずあらゆる工作を仕掛けてきているということらしい。
 つまり今まさに地球存亡の分水嶺にさしかかっているということのようで
 ある。)

その証拠に、まえがきの最後はこんな言葉で締めくくられている。
「ではこれから、読者の皆様とともに最後の希望の旅に出たいと思います」
(p.4)




第1章 ウクライナ危機は世界最終戦争の序曲

 第1章で馬渕氏はまず、ウクライナが地政学上・歴史上の要衝であること
 を述べた上で、今回のウクライナ危機がアメリカのシナリオによって
 作為的に演出されたと説明し、その上で今回はアメリカは冷戦以上の
 紛争(熱戦=第三次大戦)まで想定しているのではないかと危惧する。
 (以下要旨)

 ポイント

 ・クリミア半島は多くの民族が奪い合いを続けている特別な地。
   スキタイ人、ギリシャ人、タタール人、ハザール系ユダヤ人、
   ロシア領、ウクライナ共和国・・

  2
  (出典:http://www.sankeibiz.jp/top.htm

  3
  (出典:http://newskey2014.net/

 ウクライナの反政府デモを主導したのはアメリカ

 ・もともとウクライナはEU寄りだった。
  ヤヌコビッチ大統領はEUとの連合協定に積極的だったが
  実はEUが消極的なため頓挫したのが真相。

 ・反政府デモはウクライナの極右勢力が中心。
  彼等に武器を供給した外部勢力がいた。

 ・アメリカがシナリオを書いた証拠も流出した。

  2014/1/28にヌーランド国務次官補とパイエト駐ウクライナ・アメリカ
  大使がウクライナ新政権の人事を電話協議しているのがYoutubeで
  流出している。

 ・アメリカは、東西冷戦時代と比べると、ロシアに過剰な制裁や攻撃を
  おこなうようになった。

  2008年にロシア軍が独立国であるグルジアを軍事侵攻したときでさえ
  アメリカは何も経済制裁しなかったのと比べると、今回のクリミア編入
  を決めた住民投票は平和裏に行われたにもかかわらず、アメリカは
  早々とロシアへの経済制裁を決めている。
  このことからアメリカはロシアが反発して軍事行動にでるように挑発
  しているとも言え、かつてアメリカが日本に対し開戦するように工作
  したのに似ている。

 ・したがってアメリカは冷戦でなく熱戦(第三次大戦)を視野に入れて
  いるようにも見え、危険な状況である。



第2章 プーチン抹殺のシナリオ

 ウクライナ情勢について馬渕氏は、巨大な「False Flag」作戦(偽装
 作戦=偽旗作戦)
であるという。

 「私たちがウクライナ危機を見る場合、偽装工作ではないかとの疑いを
  もって個々の事件を精査する必要があります。(中略)
  つまりロシア愛国主義者のプーチン大統領を失脚させて、ロシアを
  グローバル市場に組みこむことが、ウクライナ危機の隠された目的
  なのです。
  この真相を世界から隠すために、ウクライナを巡り大がかりな偽装
  作戦が行われているのです。プーチン大統領を失脚させるために
  ウクライナを犠牲にしたと世界に知られては、都合が悪いからです。」
  (p.59)


 ウクライナ情勢の今後について、馬渕氏は次のように予測する。
 マレーシア機撃墜についてもアメリカの作戦だと分析している。
 (以下要旨)

 アメリカによるプーチン失脚のシナリオ

 シナリオ1 ウクライナでロシア人を虐殺
        ⇒ロシアにウクライナに軍事介入させる
        ⇒国際世論でプーチンが孤立化
        ⇒親欧米NGOを操作しロシアで反政府内乱を起こす
        ⇒プーチン失脚
        ⇒ロシア経済のグローバル化

 シナリオ2 ロシアへの経済制裁強化
        ⇒ロシア金融危機となりIMF管理下へ
        ⇒IMFによる緊縮財政、民営化、外資受け入れ
        ⇒ロシア経済のグローバル化


 マレーシア機撃墜もロシアを悪者にしプーチンを孤立化させる作戦

   その理由

   ・盗聴会話の公開やミサイル車両映像の公開など、ウクライナ側
    の手際が良すぎること。また、ロシアが撃墜したとアメリカは言うが
    証拠の衛星写真だけは公開していないこと。
 
   ・EU側の乗客が多数犠牲となり、アメリカはEUに対ロシア制裁
    を強化するよう焚き付けていること。


 偽旗作戦 で検索すると、エボラやら何やら出るわ出るわ・・
 脱線して、動画を1つ。

 元CIAスパイ サンディフックとボストンマラソンは偽旗作戦、次はエボラ? Ebola False Flag
 





(第3章と第4章は歴史の「おさらい」。
 このジャンルの読者なら良く知っていることでしょうが
 分かり易くまとめられているので大変勉強になりました)

第3章 ロシアを支配する者が世界を支配する

 この章ではソ連崩壊から現在までの、ロシアと国際金融勢力(アメリカ)
 の攻防について詳しく解説されている。
 これを読むと冷戦終結後もまったく平和の「ヘ」の字もないことがよく
 分かる。
 国際銀行家は、冷戦が終わって居眠りしていたわけではないんですね。
 実に活発に、世界中で革命や戦争を仕掛けて、あの手この手で資本の
 搾取や支配拡大を図っている。まったく良く働くよねえ、すこし休め。

 大きな流れを要約すると、

 (以下要旨)
  ・ソ連崩壊と同時にアメリカから新自由主義者が乗り込み、
   強引に市場経済を導入。
   このため物価が統制されず80倍のハイパーインフレに。
   これがIMF介入を招く。
   IMFは民営化一本やりの機関。強引に民営化が推進される。

  ・民営化証券(バウチャー)というものを導入。
   このわけの分からないバウチャーを買い集めた銀行家が財力を持った。
   そしてロシア政府に借金をさせることに成功。
   必然的にロシア企業やエネルギー産業が乗っ取られ、新興財閥が生まれた。
   このようなグローバル政策を許容したエリツィンは欧米から支持を受けた。

  ・新興財閥の7人のうち6人はユダヤ人であった。
   彼らは露骨に政治に介入し、ロシアを欧米に解放するNGO政治団体を
   作ったりメディア支配をしたりしたため、プーチンが登場すると彼らを
   厳しく取り締まる。
   ここからアメリカとの関係悪化が始まる。
   2003年に石油会社社長ホドルコフスキーを逮捕投獄。この時点から
   ロシアとアメリカの新冷戦がはじまったとみてよい。

  ・以後、アメリカは親ロシア国を標的として、一連の東欧カラー革命を
   工作する。
   これはターゲット国の親欧米NGOを操り不正選挙を演出し、デモ内乱を
   起こして最終的に政権転覆を図るという方式。

   これらはロシアに戦いを仕掛けた行動とみなされる。
     2003年グルジア 「バラ革命」
     2004年ウクライナ「オレンジ革命」
     2005年キルギス 「チューリップ革命」


  ・一方のプーチンもアメリカに対抗する。
   ロシア国内にNGO規制法をつくり内乱を防止。
   またウズベキスタン、ベラルーシではカラー革命を阻止すべく動く。

  ・今回のウクライナ紛争もまたアメリカにより同じ手段で仕掛けられた
   ものである。


ロシアには世界制覇の野心はない
 
もう1点、馬渕氏はロシアをソ連時代と切り離し白紙で見なければ
ならないと言う。
ロシアには世界制覇の野心はなく、同時にグローバルな世界に組み込ま
れることは絶対的に忌避するというのである。

「ソ連時代のモスクワとソ連崩壊後のウクライナに勤務した私の経験
 から言えば、ソ連共産主義体制はロシアやウクライナの国情に合わ
 ない体制でした。両国ともに、敬虔なキリスト教東方教会(正教)の
 国である、スラブ民族主義の伝統が強い文化国家です。無神論を唱え、
 民族主義、伝統文化を否定する共産主義とは水と油の関係なの
 です。」
 (p.81)





第4章 国際金融勢力対ロシアの200年戦争

 この章では過去200年の国際金融勢力の台頭を
  ・ウィーン会議
  ・アメリカ南北戦争
  ・ロシア革命
 の3つに分けて解説している。

 ロスチャイルドなどによる金融支配拡大のやり口が分かり易く「暴露」
 されている。
 (このあたりは映画「thrive」ですばらしい解説がされている!)

 それにしても国際金融家は富の独占と地球支配の為なら革命で
 何億人死のうがウクライナ旅客機を撃ち落とそうが、お構いなし。
 奴らはおおかた爬虫類宇宙人かなんかの悪魔みたいのに魂を売った
 んでしょうな。人間の血が流れてないんでしょう。
 要するに日本の左翼というのはその末端の金魚のフンというか
 小物。日本では民主党や朝日新聞ですね。

 (以下要旨)

 ・ウィーン会議(ナポレオン戦争後)

  ロスチャイルドは戦争当事国の各国に戦争資金を貸し付けて
  膨大な利益を得、ヨーロッパを実質支配するようになる。
  またウィーン会議の結果、ユダヤ人が解放され社会の重要ポスト
  を占めるようになる。
  
  ロシアは彼等の動きに抵抗している。アレクサンドル1世は
  ロスチャイルドがロシアに民間の中央銀行を作ろうとの提案を
  拒否。(結果、アレクサンドル1世は不審死をとげる)
  
  ロスチャイルドはマルクスに資金援助し共産主義を支援。また
  スイスを永世中立国化した。
  ※スイスの部分は興味深い。

  「・・戦争を嫌ったからスイスは永世中立国になったわけでは
   ありません。(中略)永世中立国であるスイス国内に銀行を
   持てば、戦争に際し両陣営に資金を供給することが可能になり
   また、戦争が起こっても安心して財産を保管できることになり
   ます。スイスの永世中立国化は国際金融資本家の利益のために
   計画されたのです。」
  (p96,97)



 ・アメリカ南北戦争
  
  南北戦争にもロシアが大きく関わっている。
  リンカーンは北軍。南軍はイギリス・フランスが支援した。
  一方リンカーンにはロシアのアレクサンドル2世が支援。
  金融資本家は世界を支配するにはアメリカを分裂させ弱体化
  させる必要があると考えた。そこで南軍を支援した。
  
  リンカーンもアレクサンドル2世も民間の中央銀行の設立を
  拒否し、ロスチャイルド勢力と戦っている。
  南北戦争は金融支配、紙幣発行権をめぐる戦争ともいえる。

  リンカーンは南北戦争の戦費の資金調達にロスチャイルドの融資
  を断り、国立の紙幣発行銀行を作った。(そして暗殺される)

  一方のアレクサンドル2世も民間の中央銀行設立には応じず、
  国立の中央銀行を設立する。(そして暗殺される)


 ・ロシア革命

ロシア革命は「ユダヤ革命(ジューイッシュ・レボリューション)」
  あった。
  ユダヤ人と背後の国際金融資本家が起こしたものである。
  この事実が特に日本でほとんど認知されていないことを馬渕氏は
  たいへん危惧している。
 
 「(革命)当時のイギリスやヨーロッパ諸国では、ロシア革命が
   ユダヤ革命であったことは常識でした。しかし、わが国では
   現在に至るもロシア革命の真相が教えられていません。」

  「21世紀になっても世界が混乱状態にあるのは、ロシア革命の
   真相が理解されていないからです。革命と戦争の世紀であった
   20世紀を総括するうえで、ロシア革命の真相を解明することは
   必須であるのです。」
  (p104~105)


  一方アメリカも革命を絶賛支持。ウィルソン大統領は取り巻きの
  共産主義者の操り人形だった。
  結果、ソ連にもアメリカにもユダヤ系中央銀行が設立される。

  ソ連が使い棄てられた理由
  
  注目は馬渕氏が述べる「ソ連が使い棄てられた理由」だ。
  馬渕氏はこう解説する(要旨)。

  アメリカを完全支配するためにはアメリカを弱体化させねばならず、
  ましてや世界支配を達成できない。そのためにソ連という敵を
  作り数々の戦争・紛争を起こし争わせ東西冷戦構造を演出。
  しかしその後、新自由主義という新戦略でほぼアメリカを支配す
  ることに成功。さらに世界支配の展望が見えてきたため、もはや
  ソ連は「用済み」となった。ソ連崩壊の時期と新自由主義の台頭
  時期は一致している。。





第5章 道徳と民族を破壊する4人の洗脳者

 本書のハイライトはこの第5章だろう。
 
 世界を理解するには「グローバリズム」「新自由主義」の思想背景
 理解することが必須である。
 今の日本に最も足りないし、また必要なものである、と言いたいのでは
 ないだろうか。
 馬渕氏は、経済理論そのものではなく、それを動かしている思想自体
 を深く検証すべき
だと主張する。

 「私が本章で強調したいことは、新自由主義と言う思想が持つ意味
  なのです。現実の世界は経済学の理論によって動いているのでは
  なく、経済理論の背景にある政治思想や世界観、人間哲学に影響
  されていると言えるからです。」
 (p131~132)



 ここでは4人の「洗脳者」を挙げている。よく覚えておこう!

  ①アイン・ランド(アメリカ、1905~1982)
  ②ズビグニュー・ブレジンスキー(アメリカ、1928~)
  ③ジャック・アタリ(フランス、1943~)
  ④ジョセフ・スティグリッツ(アメリカ、1943~)




 ①アイン・ランド(アメリカ、1905~1982、思想家・小説家)

  1
  (出典:http://www.snsi.jp/tops/kouhou/1667
 
  ポイント
  ・日本での知名度は低いがアメリカでは大人気。
  ・徹底した利己主義、エゴイズム肯定主義を説く。
   (リバタニアリズム)
  ・資本主義を肯定していることから、一見すると保守思想家と
   みなされている。
  ・自由放任資本主義(利己主義、エゴイズム)こそが人間の
   最大の権利であると主張。
  ・倒錯した強者の論理を説く。
   武力、詐欺、強奪、奴隷、などで正しい人間を略奪すること
   が生き延びる道。
  ・グリーンスパン元FRB議長が師と仰ぐ(ランドが推薦)
   など政治影響力を行使。

 ②ズビグニュー・ブレジンスキー(アメリカ、1928~)

  2
  (出典:http://www.davidicke.jp/blog/20111204/

  ポイント
  ・カーター政権・国家安全保障問題担当補佐官、オバマ政権・
   外交顧問などを務めた。
  ・グローバル市場化が歴史の必然と説く。
  ・歴史の必然に逆らう国には介入しても許される、と間接的に
   主張。

  ・アメリカの他国に対する三段階戦略を主張。

    まず民主化 ⇒ 次に民営化 ⇒ 最後にグローバル化

    実際にアメリカは各国でこの戦略を実行。
    複数政党制を導入し選挙を実施。好ましくない候補者が
    有利なときは不正選挙と言いがかりをつけデモを扇動。
    好ましい候補が勝つまで続けられる。
    このように民主化は外部からの干渉と支配を容易にする。


 ③ジャック・アタリ(フランス、1943~)

  3
  (出典:http://nikusiminorensa.at.webry.info/


  ・リーマンショックを予見。「予言者」を自任しているが
   彼はそのシナリオを知っていたと考えるのが妥当

  ・ヨーロッパでのキッシンジャー的な役回りを担当。
  ・世界中央銀行(=世界統一通貨)の創設を主張
  ・世界統一政府樹立を主張。。
   利他主義を説いている。これはグローバル化完了後の世界政府
   樹立を目指すことを言い換えているもの。
偽装しているだけである。



 ④ジョセフ・スティグリッツ(アメリカ、1943~)

  4
  (出典:http://satehate.exblog.jp/

  ポイント
  ・グローバリスト、民間中央銀行設立論者でありながら
   本音を巧妙に隠した、経済理論を唱える。
  ・読者をトラップにかけるような論理展開をする。
   例えば中央銀行は民主主義においては公的機関でなければ
   ならないが、民主主義的な政治プロセスから独立している
   ことが望ましい、などと言う。これは中央銀行は民間銀行で
   あるべきでかつ独裁的であるべきと主張しているに等しい。


   
では本章で馬渕氏が新自由主義の本質について述べた部分を
いくつか抜粋してみよう。

 ・ケインズは背徳を説いた
  「ケインズを取り上げるのは彼の有名な有効需要理論を論じるため
   ではありません。(中略)ケインズが市場の発展のためにあらゆる
   規制を拒絶し、因習や旧来の価値観によって押しつけられたあら
   ゆる道徳的な習慣を拒否したことが挙げられます。
   (中略)要するに、グローバル市場は道徳も排除するのです。」



 ・民営化ではなく私物化だ
  「(小泉氏の言う)民営化と言う言葉は正確ではありません。正しくは、
   私有化というべきです。つまり、市場は私人が支配しているのです。
   (中略)現在の私たちは、市場という言葉の魔力に無関心になって
   います。」
  (p131)



 ・市場が侵しがたい権威だという洗脳
 「市場経済至上主義、すなわち経済は市場の調整に任せておけば
  うまくいくという思い込みは、根拠のない洗脳です。(中略)
  日本の経済専門家も発想はまったく新自由主義的発想、すなわち
  グローバリズム的発想に凝り固まっているのです。」
  (p139,p140)




第6章 ディアスポラ化する人類

 第6章では、なぜユダヤ人がグローバリズムによる世界統一を目指して
 いるのかを「ディアスポラ(離散)」というキーワードで解説している。

 著者によればおおむね次のような世界支配の筋立てであるという。

 ユダヤ人は民族離散という逆境を逆手にとり、世界の富を独占して
 国家を骨抜き・解体することにより民族の生き残りを図ってきた。
 その手段として平等思想、共産主義、グローバリズムを世界に広めて
 きた。
 人類が移住する民になって、地理的にも心理的にも根無し草になった
 とき、つまりディアスポラ化されたときに人は新しい生きる意味を
 与えてくれる新しいイデオロギーを求めるようになる・・


 (馬渕氏におかれては、ぜひともその卓越した知性と洞察力をもって
  宇宙人による地球支配計画まで論説のウィングを広げていただき
  たいものだ。
  僕が思うに馬渕さんの言説と陰謀宇宙人説はすこしも矛盾しない!)


終 章 歴史認識大戦争に備えよ

 最後に本章で、今後の日本外交への提言がなされている。
 現代において国益を守り、誤った外交をおこなわないためには、本書に
 書かれてきたようにじつに深い思想的バックボーンが必要なことを
 あらためて感じる。
 (ままごと政治ごっこをしている民主党には1億年無理である)


 では簡単にまとめてみよう。

 ポイント

 ・プーチンはロシア産業がグローバル資本にむしり取られるのではなく、
  ロシアの伝統にもとづくロシア型近代工業国家を建設することを
  めざしている。
  そしてそれを成し遂げた日本に学びたいと考えている。

 ・日露関係の強化、北方領土問題の解決が日本の国益となる。

 ・日露関係の強化により中韓の反日活動も弱まらざるを得ない。
  つまり日露関係の強化は、歴史認識大戦争に日本が勝利すること
  である。日本国民のモラルが勝利することは極めて重要である。


 ・アメリカの説得が肝要である。ロシアが近代工業国家になることで
  アメリカにもビジネスチャンスが生まれることを理解させ、日米関係を
  現実に合わせて調整していく必要がある。
 
 
-------以上要約おわり。勉強になりました。


日本人にも、ユダ金研究者おったと・・・
氏の認識は、ユースタス・マリンズやジョン・コールマン博士と近い印象。
(マリンズは、焚書され、陰謀論者とレッテル貼られてます)
ユダヤ研究は、タブーにも関わらず西欧の方が進んでいる印象がある。
その差は、研究者の数でしょうか。

ちなみに、犯人はアメリカではないです。
アメリカに、寄生ただ乗りしている連中です。
ロシアは、プーチンが追い出した。
アメリカの前はイギリス。
国家をクルマに例えると、わかり易いかもしれない。
ユダ金は何台もクルマを持っていて、用途によって乗るクルマを使い分ける。
現在のメインマシンがアメリカで、サブがイギリス?ソ連は廃車(笑)イスラエルは大切な盆栽。日本はサーキット仕様で酷使(笑)サウジはポンコツで、直して乗るか廃車か検討中(笑)
アメリカには、そろそろ乗れなくなりそうだと。

参考資料↓


世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す 単行本 – 2006/11
ジョセフ・E. スティグリッツ (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/419862254X

ハザール・マフィアとロスチャイルドの悪行、新世界秩序の暴露
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-11998498597.html

リンカーン大統領はユダヤの金融制度に挑戦して暗殺された
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-10584623750.html

[ロシアのユダヤ闘争史] プーチン大統領 最初期のソ連政府のメンバーは80~85%がユダヤ人
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-11954993132.html

日本の支配層は幕末からユダ金に操られ、戦争法やTPPにつながり、再び侵略へ
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-12081369950.html

(THRIVE Japanese) スライブ—いったい何が必要になるのか[52:21~]

http://www.youtube.com/watch?v=yp0ZhgEYoBI&t=52m21s


【馬渕睦夫】世界を操る支配者の正体
https://www.youtube.com/watch?v=A-BHlmoZ3VU
2015/06/06 に公開
東京裁判は彼らサンヘドリン(長老会議=円卓会議ラウンド・テーブル)の「裁き」の思­想である あらかじめ「裁き」は決まっている これが彼らの「懲戒の規則」に従った魔女裁判である 死海写本に忠実だったのがニュルンベルク裁判であり、東京裁判 学校給食には女性ホルモンが当初から混入されており男子の精子は100馬力から現在で­は30馬力になってしまった(ナアマ計画) パンは食するに値しないものとなっている 牛乳は骨粗鬆症促進液体 コンビニはすべて買うに値しない ペットボトル水のヒ素検査項目は無く彼らはヒ素混入の時機を狙っており農産物農薬残留­値は殺しの段階にアップされた 彼らはアジェンダを隠さなくなった 女性の漆黒の黒髪はワケギワは老婆のごとく大きく皮膚が露出し髪量が半分に減少 茶髪の幼児あるいは髪がまばらな第五人間が出現している



チャンネル桜らしいが↓


【馬渕睦夫】グローバリズムの罠 国難の正体

imisslola321
つまりアメリカユダヤ悪党はは日本を寄生するのに中国もソ連も入れないで独り占めしようとその当時から考えていたんですね......マッカーサーは正義感が高いために都合が悪いために排除されたのですね........このユダヤ金融機関は悪魔崇拝で現在も盛んで今はその尻尾を出してきているようでアメリカでも非常に問題になっています.........New World Orderとか名だけは素晴らしいですけれど共産主義の専制政治みたいな恐ろしい自由のない社会に世界を持って行きたがっているようです.........自分たちは神々になりわれ等はみな奴隷になります........

悪魔を崇拝していますから...その後が悲惨がわれ等に待っているようです.........考えてもみないようなことが.......

ロシアのプーチンはこの悪党ユダヤ金融の者たちを最近牢獄に叩き込み勇士として世界から仰がれていますね.....アメリカはそのためにプーチンを目の仇にしているようですが.......すべて世界が混乱しているのはこの悪魔崇拝で知られている悪党ユダヤ金融資本家がアメリカと日本を寄生して金を盗んだり中東で石油を盗むために戦争をでっち上げて金儲けをしているためですよね.........



1/2【馬渕睦夫】グローバリズムの罠 国難の正体 前半
https://www.youtube.com/watch?v=64Sclci4EVg
2/2【馬渕睦夫】グローバリズムの罠 国難の正体 後半
https://www.youtube.com/watch?v=d9BwAEI82Fw


悪魔教カルト↓
バチカンの地下でもやっていたようだが・・・イエズス会?
小児性愛、儀式殺人と表現されてます。(マリンズ本に詳しい)



キッシンジャーがプーチンに内密に警告したこと:「戦争が起こされようとしている」「西側は死のカルトによって支配されている」
2016-02-08 世界の裏側ニュース
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12126264786.html
911のトリック-小型の核融合爆発物とナノサーマイト、指向性爆薬のトリオによる制御解体でFA
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-11972638239.html
911のトリック-WTCビルの「制御解体」は「ほぼ計画どおり」であった。
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-11532390191.html


これも良いサンプル↓
本当の歴史をよく学んで、事実関係をつなぎ合わせれば、自ずと答えは出るのものである。



un志水 満 ‏@tennsi21 4月29日
大手新聞社のドイツ人編集者がマスメディアが諜報機関によって買収され、コントロールされていることを証言~http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=296653&g=131208 :勇気ある行動を支持し、金貸しによるマスコミ支配の構造を全世界中に明らかに


壮大な詐欺:新生への希望 元カナダ国防大臣ポール・ヘルヤー DISCLOSURE PROJECT
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-11952402434.html
Ghost Riponの屋形(やかた)
“1915 年3 月、鉄鋼、造船、火薬業界の財閥であるJ・P・モルガン財閥およびその下部組織が、新聞界の上層部12 名を集め、彼らを使って米国内で最も影響力のある新聞、さらにその中から国内日刊紙の方針をおおむね管理下に置くために十分な数の新聞を選ばせた...彼らは、最大手25 紙の管理権を買収するだけでよいことを発見した。その25 紙とすることが決められた;これらの新聞の国内的、国際的な方針を買収するために、密使が送り込まれた;...軍備、軍事主義、金融政策といった重要問題、および買収者たちにとり死活的利害を持つと考えられる他の国内的、国際的な事柄に関する情報を適切に監視し編集するため、また、仕える財閥の願望に対抗するあらゆるものを抑圧するために、各々の新聞に1 人の編集者が配置された”20 世紀の終わりと21 世紀初め、ビルダーバーグ会議が彼らの利害を保護するために、モルガン財閥の先例を手本にした可能性が示唆されている。それを証明することは不可能である。なぜならば、会議のメンバーは秘密厳守を誓っており、報道機関もその会合については報道しようとしないからである。悪徳銀行家たちの最も直接的な受益権に関わる三つの主題、すなわち通貨制度、グローバリゼーションの負の側面、地球外生命体の存在および工学技術(とりわけ石油株の価値に影響を与えるクリーンなエネルギー源)についての数十年にわたる隠蔽が、主流報道機関により疫病の如く忌避されている三つの主題であることは、単なる偶然だろうか?


そして現在、ユダ金グローバル主義者(NWO)は劣勢、最終的には市民の覚醒によって完全敗北すると見てます。
市民覚醒のキーが、911のイカサマ暴露。
次の時代はまだ決まっていないので、個々のイメージしている理想を追えば、住みやすい世界が構築されるような気がする、今日この頃です。



共和党も決着のようです
http://ameblo.jp/jicchoku/entry-12155580666.html
共和党のご主人様も、トランプに降参のようです。ヒラリーが降りれば国民側の完勝となる。
前代未聞のことである。
もう大統領選どころじゃなくなって、FRBを中心に会議の連続のようですが、先立つものがなくては解決しません。そろそろ、ギブアップのようです。万歳!!!